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二口林道(スノーシュー/磐司岩を見る)2019

二口林道( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 秋保ビジターセンター周辺に数十台駐車可

この登山記録の行程

秋保ビジターセンター(9:36)・・・姉滝(10:06)・・・盤司岩展望地(10:48)・・・白糸の滝(11:20)・・・仙台神室展望地点(12:09)【休憩44分】・・・白糸の滝(13:21)・・・盤司岩展望地(13:44)・・・秋保ビジターセンター(14:46)

コース

総距離
約13.4km
累積標高差
上り約854m
下り約854m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 気温も上がり、雪山のシーズンも終わりかけているのに、今年はまだ雪山を間近に見ていない。それで安全に雪道を歩け、近くから雪山を眺められる二口林道を歩くことにした。このルートは2年前に歩いたことがある。この時も好天に恵まれたが、今日はそれ以上の天気である。快晴。雲一つない。

 秋保大滝に寄り道をして、9時過ぎに秋保ビジターセンターに到着した。センターは冬季閉鎖中だが、トイレを使うことができる。センターの目の前には三方倉山が見える。
 9時36分に歩き出した。快晴の空は青が美しい。もうすっかり春の空である。左手に名取川を見ながら舗装道路を歩いて行く。一昨年はまだ雪が残っていたが、今年はほとんど雪がない。春の暖かい日差しを浴びての林道歩きは、気持ちをほぐしてくれる。対岸の三方倉山の木々も、もう芽吹く準備をしていることだろう。

 10時6分に姉滝に着く。先ほど追い抜かれた大型バイクが止まっていた。姉滝から先は、一部道路に残雪があり、バイクでは行けない。残雪を過ぎると、道はまた舗装道路に変わる。先に盤司岩の突端が見えてきた。
 10時38分に水場に着く。ここの水を飲むのも久しぶりである。水場から先には足跡がない。昨夜降った雪が、足跡を覆ってしまったようだ。スノーシューを踏みしめての林道歩きは、つぼ足よりも脚力を必要とする。
 10時48分に盤司岩の展望台に着く。ここから見る盤司岩は迫力がある。盤司岩は手前から東側に数キロ続く岩稜の総称で、奥の方は光が当たらず黒ずんで見える。

 雪が深くなってきた。深い雪を踏み、日当りのよい場所ではアスファルトを歩いて、ブナの大木を見ながらカーブまでくると一部、道が雪崩の名残で覆われている。小さな雪崩で、通行に影響はない。雪の塊を乗り越えて行く。
 11時20分に白糸の滝入口を過ぎる。樹間から白糸の滝が見える。その上の稜線はまだ真っ白である。
 林道のゲート脇をくぐって先に進む。ここからはさらに雪が深くなってくる。遠くに奥羽山脈の稜線が見えている。
 途中の橋の辺りでも小規模な雪崩が発生していた。ここも歩行に支障はない。
 橋を渡り、つづら折りの道を歩く。道の傾斜が少しずつ強くなり、雪庇のような箇所が出てくる。それを乗り越えると、アスファルトが見え、対岸には仙台神室岳が姿を現した。カラマツ林の向こうに見えるのは上東山だろうか。

 ここから雪庇を数回乗り越えて進んだところ、右手の斜面上部にクラックを確認したため、先へは進まないことにした。峠まではあと1kmほどだろうか。
 アスファルトの露出した道で昼食を摂り、ザックを枕にうたた寝をする。もう春である。

 帰りは来た道をそのまま戻る。途中で氷瀑見物の人たちの荷物を発見した。ここの氷瀑は大きいらしいが、ブナの林を大分歩かないといけないようだ。
 秋保ビジターセンターに着く手前で、ふきのうとうを見つけた。空は最後まで一点の曇りもなく、青が美しい。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 行動食 テーピングテープ アウターウェア オーバーパンツ オーバーグローブ
アイゼン ピッケル スノーシュー

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