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守門岳積雪期講習会登山(保久礼ルートで大岳まで)

大岳( 上信越)

パーティ: 5人 (もた さん 、ほか4名)

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行程・コース

天候

晴れのち薄曇り。風弱い。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 県道347号線の最終除雪地点に駐車(路肩に止める形)。朝6時過ぎの時点で相当の台数が止まっていました。

この登山記録の行程

0630 駐車場出発
0855 保久礼小屋
0955 キビタキ避難小屋
1120 大岳、大休憩
1230 キビタキ避難小屋
1255 保久礼小屋
1420 駐車場帰着

コース

総距離
約12.2km
累積標高差
上り約1,135m
下り約1,135m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

守門岳の大雪庇を見に行ってきました。Mt.石井スポーツ登山学校の実技講習会でした。

朝六時過ぎに県道347号線の最終除雪地点まで移動し、空いているスペースに駐車。そこそこの台数がすでに停まっており、入りきらない場合はどんどん登山口から離れたところに止めていくという感じです。

支度を整えて参加者ブリーフィングを行い、間もなく出発。最初はツボ足とストックで進んでいきました。登山者が多いこともあって良く締まって明瞭なトレースが付いていました。なだらかな雪面をあるいていくと徐々に木々の隙間から長岡や新潟方面の下界の様子が見えるようになってきます。越後三山や巻機山、米山、弥彦山塊などの新潟の山々の姿も。平野からよく見える守門岳だけに、こちらからも広く見渡せます。

歩行はというと特に危険個所、急斜面もなく淡々と歩き進める感じでした。保久礼小屋をパスし、キビタキ避難小屋についた時点でワカンを装着。スノーシューを持っていこうかなと悩んでいましたが、今年はほとんど出番がなかったワカンを今回は選択。

キビタキ避難小屋から先はすこしふわっとした雪面に変わります。とはいえ、雪自体は締まり気味なのであまり沈む感じではなく。森林限界をこえる、というか樹林帯が雪で完全に埋まる辺りまで来ると新潟平野方面、越後三山方面、そして粟ヶ岳方面の展望が一気に開けます。

新潟平野方面には弥彦山を筆頭として多宝山(新潟市最高峰)や角田山等で構成される弥彦山塊、その奥には日本海と佐渡が良く見えました。北方に目をやると間近に雪化粧をした粟ヶ岳。その奥には二王子岳から飯豊連峰へ連なる白い稜線。五頭山も見えました。南の方は八海山・越後駒ヶ岳。中ノ岳は越駒に隠れがちですがしっかりと見えました。さらには巻機山や米山、妙高山も。

展望を楽しみつつ大岳へ登頂。北側の稜線には鋭く発達した雪庇の姿があり、それだけでも満足いく景色でした。守門岳を構成する青雲岳・袴岳へ続く稜線の雪庇のほうはイマイチ迫力に欠ける感じ。。地形的には仕方ないのだとか。今年はそもそも少雪ですしね。団体さんが雪庇の上で休憩していたりしたのでガイドさんがやんわりと注意していました。

しばし山頂で休憩を取り、下山開始。薄曇りの天候になったおかげで雪が腐ることもなく、スムーズに下山できました。とはいえ最高峰の袴岳には登頂していないのでイマイチ不完全燃焼な感じです。後日、雪のあるうちにリトライしてみたいなーと思っていますw

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フォトギャラリー:27枚

スタート地点

最初は晴れてました

冬場は林道を歩いていきます。途中で急斜面をショートカット

いい天気でした

最初はツボ足

うさぎ

保久礼小屋

雪の断面を観察。

キビタキ小屋

ワカン装着

キビタキ小屋からは少し斜度がつきます

樹林帯を抜けて展望が良くなります。

自分はあえてトレースをたどらず、新雪面を歩くトレーニング

少しだけエビのしっぽ

大雪庇が見えてきました。
奥には昨年登った粟ヶ岳。

青雲岳と袴岳。
袴岳が守門岳の最高峰。

展望を楽しんで下山開始

保久礼小屋の角煮

ゴール

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装備・携行品

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