行程・コース
天候
快晴。微風。気温8時45分6℃、13時40分16℃。花粉が非常に多い。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大円地駐車場を目指す。常磐道那珂ICを出て、国道118号線を経由し湯沢入口交差点を右折し県道322号線を進む。古分屋敷の三叉路で左へ下り奥久慈パノラマラインに出て右折。水洗トイレ有。トイレ前に登山届入れ有。県道が大変狭いので、すれ違いに注意。※電車はJR常磐線水戸駅乗り換え水郡線西金駅下車歩いて大円地へ(約4.7㎞1時間5分)。帰路は上小川駅へ(男体神社から約5.5㎞55分)。上野発普通勝田行5時10発水戸乗換で西金駅着8時34分。または特急8時発水戸乗換で10時22分着。
この登山記録の行程
自宅5:30⇒常磐道那珂IC⇒8:45大円地駐車場9:04・・・9:09分岐9け11・・・・一般コース・・・10:08大円地越10:18・・・11:05奥久慈男体山頂11:35・・・11:40四阿(昼食)12:05・・・一般コース・・・13:07男体山神社13:10・・・パノラマ林道出会・・・13:40大円地駐車場13:58⇒常陸大宮道の駅⇒18:00自宅。※圏央道幸手IC~つくばJCT渋滞約6㎞(2車線が1車線になる)。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
奥久慈男体山頂からは、雪をいただいた日光男体山・日光白根山、那須茶臼岳、磐梯山、安達太良山等をほんやりとですが、目視することができて大変うれしかったです。今日は気温が大変高いし、11時を過ぎていました。眺望は全く期待していなかっただけに感激しました。
開花している花はまだないだろうなと思っていると、分岐から大円地までにコガネネコノメソウと二リンソウが咲き始めていました。
ダンコウバイは、山頂手前に数本ありました。ここだけかなと思っていると、下山中にもたくさん見つけることができてうれしかったです。
①大円地駐車場~大円地山荘~登山口~大円地越
「男体山」の標識を確認して、登山口へ向かいます。大円地山荘の脇を沢沿いに進むとすぐに分岐に着きました。左は、「健脚コース」右は「一般コース」。迷わず一般コースに入り、大円地越を目指しました。
途中崩壊地がありますので、足元を確認し、落石に注意して速やかに通過しました。斜面には黄色いコガネネコノメソウが咲き出していました。また白色の蕾を付けたリンソウも見つけました。とうとう咲き出した二リンソウを発見しました。花びらの縁が薄い桃色をしていました。
②大円地越~男体山~四阿
大円地越で休憩し、これから岩場尾根の急登に備えました。持方集落から来た登山者は、鷹取山へ向かうそうです。持方からここまでは、十数分で来たそうです。ブナ林を抜けると最初の岩場が現われました。岩を削って足場が作られていて、安心して登ることができました。
登山道は細い尾根上に造られていますので、南方の眺望がいいです。眼下には大円地駐車場付近もよく見えました。一度下ってまだ上りとなりました。岩場は数か所ありましたが、慎重に通過しました。ダンコウバイがたくさん咲いていて、目を楽しませてくれました。その脇には、電柱が建っていて違和感を覚えました。山頂のパラボラアンテナに電力を供給しているのでした。生活に必要な施設であることが分かりました。
山頂は、東側には一等三角点標識と山頂標識がありました。眺望は、樹木の間からになりますが、ほぼ360度見えるようです。西側には、男体権現の社がありました。社の周りには樹木が植えられていないので、眺望が良かったです。春霞みのためにぼんやりですが、雪をかぶった山が見えました、山座同定が得意な同行者が教えてくれました。
南から西にかけて、日光男体山・日光白根山、那須茶臼岳、会津磐梯山、安達太良山等々。近景は山並みがいくつにも重なり、見ていて飽きなかったです。
③四阿~男体山神社~パノラマライン林道出会~大円地駐車場
山頂は、日陽射しが強いので、下って四阿へ向かい、昼食を摂りました。ここは、健脚コースの合流点になっていました。登って来た方に聴くと、1時間45分もかかったそうです。途中で道迷いをしたため、約15分もロスしたそうです。足場がほとんどない岩場があって、クサリを頼りに難儀したそうです。下るのは大変危険だそうです。
男体山神社までは、以前山火事があったそうで、大木が大変少なく、黒焦げの樹木や枝がありました。岩場もいくつかあり、一歩一歩足元を確認して歩きました。土の部分が大変滑りやすかったです。男体山神社に着くと、側溝からカエルの鳴き声が響いて来ました。山里にも春が来たのですね。 舗装されたパノラマ林道を歩いて、大円地駐車場へ無事戻ることができました。
今回は、同行者の要望に応えて、遠方ですが思い切って出かけてみました。現地での行動時間は約5時間13分。水平距離約5.5㎞。累積標高差543m、歩数は20.111歩となりました。移動時間が大変長く、往路3時間15分、復路4時02分となりました。花粉症の症状が悪化したので、ずうっとマスクをかけていました。度々立ち止まっては鼻をかみ、深呼吸を何回もしました。
前夜は花粉症に因る鼻水とくしゃみのため、睡眠不足になりました。帰路の運転が心配なので、道の駅で休憩し、パンを食し、コーヒーを飲みました。「自宅に着くまでは登山の続きだ。終わりではない。」と自らに言い聞かせて、ハンドルを握りました。高齢者ドライバーには、少し辛い遠征となりました。でも眺望が良いので、次回は11月下旬に来たいなと思います。
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