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無雪期登山
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八ヶ岳 北アルプスを望む大パノラマ   硫黄岳・天狗岳(八ヶ岳周辺)
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@Queen さん

この登山記録の行程

【1日目】
本沢温泉入口(10:40)・・・林道ゲート(11:30)・・・富士見平(12:00)・・・みどり池分岐(13:10)・・・本沢温泉(13:30)[休憩 45分]・・・夏沢峠(15:30)・・・オーレン小屋(15:55)

【2日目】
オーレン小屋(03:55)・・・夏沢峠(04:30)[休憩 30分]・・・硫黄岳(06:40)[休憩 80分]・・・夏沢峠(09:00)[休憩 20分]・・・箕冠山(10:10)・・・根石岳(10:40)・・・東天狗(11:30)[休憩 10分]・・・黒百合平(13:30)[休憩 40分]・・・中山峠(14:20)・・・中山峠分岐(15:40)・・・みどり池(16:00)

【3日目】
みどり池(08:40)・・・中山峠分岐(09:00)・・・みどり池分岐(10:10)・・・富士見平(11:10)・・・林道ゲート(11:40)・・・本沢温泉入口(12:10)

総距離 約22.0km 累積標高差 上り:約1,958m
下り:約1,958m
コースタイム 標準:12時間40分
自己:17時間5分
コースタイム倍率 1.35
 梅雨明け1週間くらいが景色が綺麗ということで日程を決めたのに、梅雨明けが例年より2週間早く、猛暑に台風まで。行先を変えるか悩んだが、結局当初の計画通りに決定。
 朝6時に家を出発する。車窓から八ヶ岳が見えると緊張が走る。八ヶ岳、大きい。「今からあそこを登るんだ」というかつてない緊張感。今までの山旅とはまた違うものだ。
 本沢温泉入口から登り始める。しばらくすると雨が。しかし水で光る苔もまた幻想的。増水したことで登山道に川が流れる。子供心(?)をくすぐられ無邪気に飛び跳ねた。
 夏沢峠を越え、オーレン小屋についた時には本降りに。セーフだ。
 オーレン小屋はトイレも清潔。風呂までついていて、初めて山小屋に泊まる人にもお勧めだ。夕飯は超豪華。「桜鍋」(馬肉のすき焼き)だ。麓で採れた野菜もまたおいしい。
 夜、皆が暖炉へ向かう。オーレン小屋の談話室には暖炉があり、自然と皆が集まってくる。山小屋の方の話を聞くこともでき、怖い話に山の神様の話、ちょっと不思議で温まる話まで。これこそが山小屋泊の醍醐味だろう。オーレン小屋は個室もあり、ゆっくり休むことができる。山の夜は早い。夜9時に就寝した。
 2日目、ご来光を見るため朝4時に山小屋を出発。急登を上り、夏沢峠へ。ご来光の瞬間、山々が赤く染まる。言葉を失う絶景だ。
 硫黄岳へ岩場の急登。途中から視界が開け、森林限界を超すと背後に山々が姿を現す。
 急登にあえぎながらも、山頂に到着。まさに360度の大展望。見渡す限りの山、山、山。北、南、中央アルプスはもちろん、関東山地に浅間山、妙高山、御嶽山まで。山頂には自分たちだけ、絶景を独り占めだ。前日の台風の影響で空気が澄んでいたのだろう。硫黄岳クラスの人気の山ではこれだけ空いているのは珍しい事らしい。1時間以上滞在したのち、山頂を後にした。
 硫黄岳を後に東天狗岳を目指す。夏沢峠まで下り箕冠山を経て根石岳を目指す。歩いてきた稜線を一望できた。白砂に咲くコマクサもけなげで美しい。根石岳に到着するとガスが出てきた。疲労とも戦いつつ、東天狗岳に到着する。すっかり展望はないが達成感に満足した。次に目指すのは黒百合ヒュッテだ。
 天狗の奥庭は大きな岩が多く、それを乗り越えていく。想像以上に長く、朝からの疲れが辛い。何度も転倒をするが、大幅に遅れて黒百合ヒュッテに到着した。山菜そばで力をつけ、今日の宿泊地であるしらびそ小屋に向かう。中山峠から急な傾斜を下り、一気に標高を下げる。木々も次第に増えてきた。中山峠から歩くこと1時間40分、やっとの思いでしらびそ小屋に到着。みどり池に佇むむしらびそ小屋はさもおとぎ話のよう。山小屋で夕飯を食べた後、倒れるように就寝。
 3日目、「モルゲンロートだ」というおじさんの声で目が覚める。朝日で赤く染まる東天狗岳だ。早朝の山を味わえるのも小屋泊まりの魅力。
 朝食は自家製の厚切りトースト。外はサクサク中はふわふわだ。両親はコーヒーをいただいた。
 8時半にしらびそ小屋を出発。本沢温泉の道に合流するまで童話のような苔の森と湿地帯が続く。母はカメラを構えっぱなしだ。標高を下げると段々と気温も上がり、暑くなってくる。3日分の疲れも相まって家族4人ともフラフラだ。小屋から歩くこと3時間半、ようやく無事下山。2泊3日どっぷり山に浸かった。帰るのが名残惜しい。夏休みの宿題を思い出し頭痛が・・・
 帰りは麓の温泉で汗を流す。露天風呂から見た八ヶ岳はやはり大きかった。すき焼きに温泉に絶景、花、雲、リス、苔・・・これ程多様な魅力を抱えた山塊も珍しいだろう。
 次行くのは何時だろうか・・・実は赤岳に挑みたいと思っている。当分先のことだろうが・・・

登山中の画像
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本沢温泉まで苔の森が続く。
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可愛らしいきのこを発見。
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やっと夏沢峠に到着。疲労が激しい。
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オーレン小屋の夕飯は超豪華。馬肉のすき焼きだ。
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夕暮れの硫黄岳を眺める。
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2日目。夏沢峠からのご来光。
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硫黄岳への急登。木々の間から北アルプスが・・・
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遥か下にオーレン小屋が見える。
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硫黄岳の爆裂火口。大迫力だ。
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山頂に到着。吸い込まれてしまいそうな赤岳。
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痛ましい事故のあった御嶽山に黙祷。
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甲斐駒と仙丈。いつかは黒戸尾根にも挑みたい。
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後立山連峰の山々。
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金峰山、甲武信ヶ岳、瑞牆山。五丈岩が見える。
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そして槍ヶ岳。まさに感動の一言。いつかはあの…
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箕冠山への途中、歩いてきた硫黄岳の尾根が見え…
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根石岳直下、けなげに咲くコマクサ。
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もうすぐ東天狗だ。
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東天狗岳登頂。ガスの中、展望はなし。
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天狗の奥庭は1番ハード。体力を消耗する。
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やっと到着。みどり池としらびそ小屋。
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3日目。朝日に染まる東天狗岳。
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朝食時、ひょっこり現れたのはリス。
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ホシガラスも。
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しらびそ小屋の朝食はトースト。
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両親はコーヒーを。
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本沢温泉までの道は庭園のような湿地。
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