登山記録詳細

無雪期登山
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妙義山 妙義山(関東)
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記録したユーザー

きー さん
  • 日程

    2019年4月23日(火)

  • 登山口へのアクセス

    電車
    その他:6:28東京発のはくたか551号(金沢行)で高崎に向かい、高崎駅7:30発の信越本線(横川行)で松井田に移動。
    松井田からは徒歩(標準タイム約1時間10分)で妙義神社へ向かい入山。
    帰りはその逆。

  • 天候

    晴れ
    [2019年04月23日(火)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

妙義神社(8:48)→大の字(9:35)[休憩5分]→辻(9:48)→見晴(10:24)
→大のぞき(10:51)→天狗岩(11:14)→相馬岳(11:36)[休憩15分]
→ホッキリ(12:48)→鷹戻しの頭(13:41)→東岳(14:30)→
中ノ岳(14:54)[休憩10分]→石門分岐(15:27)→石門入口(15:47)
→大人場(16:22)→妙義ふれあいプラザ(16:55)


総距離 約9.7km 累積標高差 上り:約1,273m
下り:約1,273m
険しい道のりは覚悟していたが、その予想のさらに上を行く難コースだった。

松井田駅を降り、妙義神社まで少し速足で移動。
早朝は朝もやですっきりしなかった周囲の景色も徐々に晴れだして、妙義山に着く頃にはそのギザギザとした岩峰群の姿がはっきりと目視できるようになり、テンションが上がりだす。

妙義神社の門をくぐり、長く続く階段は登らなくても登山道入口に着けたみたいだけど、あえて登る。
入山届を出して鳥居をくぐり、いよいよ登山開始!
最初は樹林帯の中の急斜面からスタート。
緩斜面、急斜面を繰り返しながら標高を上げていくと、徐々に足元に岩が増えてきて、鎖場も現れだす。
この時点では鎖を楽しむ余裕もあり、登っている写真を自撮りしたりしながら、下界から見える「大」の字の設置個所に到着!
設置されている岩には、登るための鎖も設置されているので登ってみたが、周囲の景色が一望できる素晴らしいビューポイントだった。
ちなみにここの鎖でもし手こずるようだったら、先へ進むのは諦めて引き返した方が良いかと思われる。

先へ進み、辻を超えて奥の院に着くと、不安定な梯子の先に仏像や石碑などが安置されている。
その奥の院の右手には、垂直に近い傾斜を登る長い鎖場がある。
マップには「4連30m鎖」と書いてあるが、この辺から道の険しさも本気を出してくるので注意。
それでもまだ心に余裕のある状態でその先の鎖や、岩場の急斜面をよじ登り、見晴に到着。
浅間山の勇壮な姿も見え、岩峰群の眺めなど抜群の展望を楽しんで「来てよかった!」とこの日の天候に感謝をしたのだが、その先へ進むとそういった楽しむ余裕が消えた…(苦笑)

稜線上にあるチムニーを力業で乗り越え、その先にある「ビビリ岩」と書かれたポイント。
巨大な岩を右側から迂回するような形で設置された3連の鎖。
鎖とわずかな足場を頼りに進んでいくのだが、その下は崖になっていて、落ちたら痛いでは済まないくらいの高さ。自然と鎖を握る手に力が入る…
どうにか乗り切り先へ進むと、今度は細い岩稜の尾根に設置された鎖、「背ビレ岩」と書かれたその名に納得。絶妙なネーミングだ(笑)

「大のぞき」というポイントに着き、先を見ると切れ落ちた崖の向こうに巨大な岩峰「天狗岩」…
進むためには、まず10m2本と30mの鎖で滑り台状の岩場を降り、その先は木の根や岩を手掛かりに、急斜面を登らなくてはならない。
崖を降りたり、急斜面を登り返したり、険しい道のりが続き、やっとの思いで表妙義の最高峰「相馬岳」に到着!
少し休憩して栄養補給。緊張感を伴う山行のせいか、普段よりエネルギーの消耗が激しい気がした。

相馬岳や天狗岩、見晴などは妙義山の中の「白雲山」に含まれ、表妙義縦走路はもう一つの山「金洞山」へと続く。
相馬岳からは金洞山方面が一望できるのだが、これから進む稜線を眺めて、その岩稜帯の切り立った姿に先へ進むのを少し躊躇…。しかし、ここまで来たのでせっかくだからと、進む決断をする。

茨尾根を進み、堀切(ホッキリ)を通過。
その後「鷹戻し」に向かうのだが、その道のりが今回の山行中一番の難所だった。
数段の鎖とハシゴで計60mの登り…
特に垂直の岩場に設置された鎖は、足場も少なくて腕力に頼らざるを得ない箇所もあり、登った先が見えない場所は、一気にどこまで登り続けなければならないのか分からない恐怖…
なんとか無事に登りきることが出来たが、体力や鎖を登る技術に少しでも不安のある人は、絶対に立ち入ってはいけない場所だと感じた。
さらに鷹戻しの頭を通過した後は、似たような鎖場を降りなくてはならない…
頻繁に滑落事故が起きていて、死亡事故も多数起きているという話を聞かされたが、自分がそうならなくて良かったと、通過後に思った。

しかし、ホッとしている場合ではなく、その先もまだまだ難所が続く。
東岳は切り立った岩場で、その頂はスペースも狭く、吹きさらしの岩の上は風の影響を受けやすい。
絶好のビューポイントではあるのだが、その高度感と風の恐怖に立っていることが出来ず、座ったままで周囲の写真をとり、早々に退散(笑)
30mの鎖と岩場の崖を降り、死亡事故が多いという鎖の張られた「こぶ岩」を通過して、なんとか無事に中ノ岳に到着。
「やっと下山できる」とホッとした気持ちになったが、その後の下山道も鎖続出で油断ならない道のりが続き…^^;
石門広場にでた辺りで、要注意個所を抜けた安堵感から一気に力が抜けた感じがした。

巨大な岩峰や石門を眺めながら進み下界へ降りると、ちょうど桜が見ごろで桜と山々の絶景を楽しめた。
妙義神社へ戻る手前で、妙義ふれあいプラザに立ち寄って、一日の疲れを癒すために温泉に入浴。
のんびりしすぎて、帰りは真っ暗になってしまったが、懐中電灯片手に松井田まで駆け足で戻り、充実過ぎる一日の山行を無事に終えることが出来た。

この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、健康保険証、ホイッスル、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール
【その他】 ヘルメット
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