行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
【1日目】
馬返し(09:15)・・・2.5合目(10:10)・・・五合目(11:06)・・・八合目避難小屋(12:13)・・・不動平避難小屋(12:30)・・・岩手山(薬師岳)(13:29)・・・不動平避難小屋(14:05)
【2日目】
不動平避難小屋(07:00)・・・切通し(08:25)・・・大地獄(08:44)・・・分岐(09:06)・・・御釜湖往復・・・平笠不動小屋(12:28)・・・岩手山外輪(11:01)・・・不動平(11:27)・・・八合目避難小屋(11:40)・・・五合目(12:30)・・・馬返し(14:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
天候が続くことと皆既月食を期待して、5度目の岩手山に一泊で登ることとした。これまでは全て網張温泉からの往復であったので今回は馬返しからの往復とし、宿泊は不動平避難小屋とした。秋田市から車で2時間ちょっと。八合目避難小屋に豊富な水が有るのでスタート時は飲み物だけでその代り、薪を二本括り付けた。樹林帯を抜けかけた2.5合目から新旧道が分かれるが展望のよさそうな旧道コースを取る。南部片富士の急斜面を登るコースであるが、荒々しく削られた赤い火山の壁と眼下の小岩井牧場の緑が美しい。八合目小屋に薪をプレゼントし水を2L汲んだが前より軽くなった。不動平避難小屋はすぐで、しっかりした造りで中もきれい。トイレが小屋内にある。水場が無いだけが難点だが汲みに行っても大したことない。寝場所を確保してから羽毛服を着込み山頂へ。厳冬期用の羽毛服も稜線の強風にはちょうど良かった。今回初めてのお鉢めぐりをしてみたが火口の中にできた火口丘越しに見る山頂も一興。小屋について休憩していると外の冬用梯子から入ろうとしている二人組が騒々しいので夏用の入り口を案内する。これで今夜は3人となった。夕食後、辺りは濃いガスに包まれて上がらず、時折の切れ間から左下が欠けたのか雲の影なのか一瞬だけ見えたような気がした。あきらめて一眠り。ドラムのような鼾で目を覚ますと、外が明るくなっていて21時半、何事もなかったような満月が見られた。
翌朝、分厚い霜を踏みながら見たご来光と快晴の青空に、鬼が城が見たくて足を延ばすことに決定。名にしおう鬼が城外輪山はアルペンムード。東に早池峰、西に秋田駒や八幡平、森吉山を見ながら、眼下の御釜湖など旧噴火口に岩手山火山の巨大さを思う。切通しから旧火口内のお花畑に降りて御釜湖、御苗代湖を見て戻る途中、平笠不動への標識有り。計画外のため地図も持ってこず時間が判らないので躊躇したが、またいつ来れるかわからないので選択。後から現れた標識で小屋まで2.5kmと知る。これで昨日山頂から見た大火口をほぼ一周できることを想像する。踏み跡程度のさみしい道だがピンクのリボンが的確に付けられていて迷うこともない。クマよけ鈴を腰に付けた。
傾斜がきつくなって屏風尾根の岩が頭上にかぶさってくる。尾根の上部で避難小屋に回り込むと焼走りからの登山グループと合流した。小屋から0.8km本峰を登り直し、昨日のコースと合流したところで下山に入る。下山も見晴らしの良い旧道を取ったが、下りとなると礫が浮いていて歩きにくかったのと、かなり消耗していてスピードが上がらなくなった。
帰りは網張温泉に寄った。
フォトギャラリー:11枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | コンパス |
カメラ | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | 燃料 | ライター |
クッカー |
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