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佐渡ドンデン山荘からマトネ・カレー清水・尻立山を周回~ユキワリソウ・カタクリは大群生・ザゼンソウ~

マトネ・カレー清水・尻立山( 上信越)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り・霧後晴れ。大変強い北風(10~15m) 。

登山口へのアクセス

その他
その他: ドンデン山荘に前夜泊。

この登山記録の行程

ドンデン山荘8:05・・・8:25金北銃走路入口8:27・・・8:53アオネバ十字路8:57・・・10:05マトネ10:15・・・10:35石花越分岐10:37・・・11:00カレー清水(昼食)11:47・・・12:17石花越分岐12:20・・・マ12:50トネ13:00・・・13:50アオネバ十字路13:52・・・14:12金北銃走路入口14:16・・・佐渡縦貫道・・・14:20登山道入口14:22・・・椿峰峠・・・15:07尻立山15:10・・・15:30ドンデン山荘駐車場15:45⇒16:30椎崎温泉「夕日と湖の宿あおきや」宿泊。

コース

総距離
約9.1km
累積標高差
上り約586m
下り約582m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 アオネバ十字路からマトネまでは、カタクリが群生していました。登山道の上も下も左も右もカタクリの花で斜面が覆われていました。しかし、往路は曇っていますので、花びらは閉じたままです。
 陽射しが出る午後に期待して、マトネ・石花越分岐を経て、カレー清水へ下りました。またカタクリの花が咲き乱れています。ここでは、陽射しが射しこんでいる所では、咲き出していました。こんなに多くのカタクリの花は、見たことがないです。
 カレー清水には、ザゼンソウの花が咲いていました。とっても大きいので、びっくりしました。小学生の手の平位の大きさがあります。私が知っている尾瀬ヶ原のザゼンソウは、とっても小さいです。ユキワリソウも咲いていました。とってもきれいです。花びらの色が違うのです。シラネアオイは、まだ咲いていませんでした。平成27年5月9日は、シラネアオイが咲き誇っていました。

 登山道には、雪が残っていましたが、融雪が進み、水が流れていました。残雪は、シャーベット状になっていました。踏み抜きに注意しました。また、標識とピンクテープを確認して歩きました。

 時間があるので、後半はドンデン高原を歩いて見ました。残雪は、日陰に少しあるだけで、支障はなかったです。尻立山からは、金北山が眺められました。しかし、風が大変強く、足を広げ、ストックでバランスを取って歩きました。

 翌日は、観光旅行をし、5月4日(土)道路は大渋滞していましたが、無事に帰宅しました。往路は自宅から新潟港まで3時間40分でしたが、復路は新潟港から自宅まで6時間半もかかりました。走行車線を守り、車間には注意し、追い越しはほとんどしないで、安全運転を心がけてハンドルを握りました。

 最初は、1日目旅館に車を駐車しタクシーを呼んでアオネバ渓谷を経てドンデン山荘に宿泊。2日目は金北山を縦走し、タクシーで旅館へ戻る計画でした。しかし、4月28日(土)に降雪があって時間がかかること(稜線は約10cm)。またタクシーが観光地巡りをしていて、登山で利用することは難しいとの情報を得て、急遽花めぐりに変更しました。

 日数と費用はかかりましたが、4年ぶりに佐渡へ出かけ花々に出会えてうれしかったです。曇天で強風が吹きましたが、雨に合わず、まずまずの天候に恵まれました。佐渡はほんとうに花の島ですね。また行きたいな。
(参考にしていただきたいこと)
①最新の情報を得て計画されることをお勧めします。「佐渡トレッキング協議会」と入力し、検索して、「ブログ」を読むと良いです。登山道の様子や花の開花状況が分かります。また、トレッキングマップを送っていただくと役に立ちます(無料)。℡0259-23-4472
金北山~白雲台は、防衛庁管理道路を歩きます。事前にファックスを送り、後日「承認番号」を教えていただく必要があります。用紙は、「佐渡トレッキング協議会」ホームページからダウンロード。
②公共機関を利用すれば、1泊2日も可能です。上越新幹線・路線バス(新潟駅⇔佐渡汽船新潟港)・ジェットフォイル・春季登山バスを乗り継ぎます。※登山バス 〇ドンデンライナー(運行2019年4/27~5/31)両津港⇔ドンデン山荘(アオネバ登山口経由)上り下り各2便 〇金北山ライナー(同5/4~5/31)白雲台16:30発⇒17:10着両津港⇒17:20着椎﨑温泉、1便のみ。いずれも予約制。新潟交通佐渡予約センター℡0259-52-3200。黄金週間を除けばタクシーは利用可能。


 






 

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フォトギャラリー:84枚

外へ出て確認。北風が強く寒い。上下の合羽を着こんで、朝食後には予定通りマトネ・カレー清水へ出かける。

ドンデン山荘と宿泊者用駐車場。一般者用は下にある。

県道の脇には、この花は何かな。調べるとアラゲヒョウタンボク(荒毛瓢箪木)。

カタクリ(片栗)とフキノトウ(蕗のトウ)。カタクリは曇天と強風のため花は閉じたまま。

大きなフキノトウがたくさん咲いている。

佐渡縦貫線は、ドンデン山荘から先の西側は積雪のため通行止め。

金北山方面。

金北山頂は依然として雲の中。

外海府が見える。石花の街かな。

金北山縦走路入口。残雪があり。5月16日にトイレ設置済。

標識。

標識とピンクテープを手ががりに進む。

夏道は雪の下だ。ピンクテープは残雪期の登山道の目印だ。

カタクリの花が開きかけている。

日陰はまだ閉じたまま。

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)が多い。

ズーム。

斜面に多い。

キクザキイチゲ(菊咲一華)も閉じたまま。

アオネバ十字路に到着。直進してマトネへ向かう。

ユキザサ(雪笹)。

この黄色い花は何だろう。後で調べるとナニワズ(エゾオニシバリ)。

融雪しつつあり、すぐに踏み抜く。

ぬかるみが多い。

十字路とマトネの鞍部には、沢が流れていて、ザゼンソウ(座禅草)が数輪生えていた。

マトネに向かって、ピンクテープを確認しつつ、登山道登る。アイゼンは持参したが不用。

やっとマトネに到着。稜線は強風が吹き荒れている。この辺には、積雪はほとんどない。

金北山は雲の中。

外海府が青色できれいだ。

ドンデン山荘方面。

両津湾や加茂湖方面。

銃走路を進むと石花越(いしげごえ)分岐が見える。

分岐から石花登山口方面へ急下降する。

沢沿いには、青紫色のキクザキイチゲ。

ズーム。

日当たりが良くて、カレー清水までは残雪が皆無だ。

カタクリは閉じた物もあれば開き出した物もある。

カタクリをツー・ショット。

銃走路から約20分下ってカレー清水に到着。ここで昼食。

アマナ(甘菜)。

ここはアマナが多い。

小さな沢が流れている。

カレー清水にはザゼンソウも多い。7本見つけた。

水分が多い日陰に群生している。

赤褐色の部分は仏炎苞で、内部にある黄色の花の集まりを包み守っている。

これは形が良いな。

白色のキクザキイチゲ。

淡い水色のキクザキイチゲ。

これから戻るが、コースタイムはカレー清水から稜線まで30分。

ここにもユキワリソウ。

カタクリは、陽射しを浴びて、花びらが開き出している。

開き出している。

ユキワリソウ。白色だけでなく、深紅・紅紫・青色等がある。

色が鮮やかなカタクリだ。

キクザキイチゲ。

一面カタクリの花だ。

ユキワリソウ。

青空が広がってきた。

石毛分岐からマトネ方面へ進むと・・・。

金北山が見え出した。

ズーム。今年は、この時期としては残雪が大変多いそうだ。

縦走路にもカタクリとニリンソウ。

一面がカタクリ。

マトネから十字路にかけてはカタクリロード。

ここにも

あそこにも咲いている。

エゾエンゴサク。

シラネアオイの花を発見。結局1本だけ。

ミヤマカタバミ。

カタクリの大きな株だ。

こっちにも。

色がきれいなユキワリソウを発見。

ここにも。

これもユキワリソウ。花びらの色だけだと別の花のようだ。

カタクリ。

あっちこっちを向いていて撮影しにくいな。

ユキワリソウの大きな株。

ズーム。

尻立山を周回し、ドンデン山荘へ戻る。椿峠よりドンデン避難小屋方面。

金剛山方面。

椿登山口方面。

尻立山頂から金北山方面。強風のため、長く立っていられない。

振り返って尻立山を映す。

5月4日(土)新潟港へ向かうカーフェリーから撮影した大佐渡山地。中央右はドンデン高原。中央左の尖った高い山はは金北山。

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登った山

ドンデン山

ドンデン山

934m

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