行程・コース
天候
快晴、至軽風
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東名阪道の「鈴鹿IC」で下りて右折し、2つ目の交差点を右折して国道306号線へ入り、「水沢」の町を抜けて「宮妻渓谷」に向かいます。舗装道路がうねりだし、道幅が狭くなりますが駐車場まで我慢して登り続けます。「宮妻バンガロー村」の看板が出てきたら、左側に舗装された「宮妻渓谷」の無料駐車場が上下に2段あります。50台位駐車可能ですが、トイレはありません。「鈴鹿IC」から約12k・20分です。
この登山記録の行程
宮妻峡駐車場(06:10)・・・水沢岳登山口(06:40)・・・水沢峠(07:30)・・・水沢岳(07:55)・・・衝立岩(08:35)・・・岳峠(09:15)・・・鎌ヶ岳(09:25)[休憩 20分]・・・岳峠(09:55)・・・雲母峰分岐(10:10)・・・宮妻峡駐車場(11:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
鈴鹿山脈を南下しながらの山旅の中、目に入る峻険な姿が絶えず気になる山が有りました。
それは鈴鹿山脈のマッターホルンと言われている「鎌ヶ岳」で、その山様は抜きんでています。
ルートは「湯の山温泉」から登るか「宮妻峡」からカズラ谷を登る、往復のルートがメインです。
しかし、この山の姿をターゲットにヤセ尾根を進んで行く、「水沢岳」からの周回がベストです。
「水沢峠登山口」までは駐車場から30分ちょいの林道歩きですが、期待高く進んで行きます。
入山すると最初は穏やかな登山道ですが、涸れた沢が現れてそのガレ場を登って行きます。
登るほどに沢の勾配がきつくなり、これが本当に登山道かと疑うぐらいに楽しくなってきます。
沢から左に離れても急勾配は続き、ロープがある斜面を、一気に「水沢峠」まで登り詰めます。
登山口から「水沢峠」まで約50分で310m登ったら、「鈴鹿市」の景色を見ながら小休止です。
「水沢峠」から右の「水沢岳」に向かいますが、全然手を抜かない直線的な急登が連続します。
他の鈴鹿の山では無かった狭い稜線を、またしても一気に登りきると、「水沢岳」の山頂です。
「水沢岳」の山頂からはさらに良い景色の向こうに、ついに「鎌ヶ岳」のピーク先を見定めます。
稜線を楽しく進むと足元が突然開けて、白い花崗岩の滑るザレ場の急降下が待っています。
「猿の惑星」みたいな奇岩の景色を見ながら下って行きますが、「キノコ岩」と言うらしいです。
「キノコ岩」下のコルからは、いよいよ「鎌ヶ岳」へ向かう、ヤセ尾根の「鎌尾根」が始まります。
登り返して進むと、数回アップダウンを繰り返しますが、かなりな上下で、ヤセ尾根のせいで
中々の緊張感があります。段々と近づく「鎌ヶ岳」に期待が高まり、足もいい感じで進みます。
最初の大所「衝立岩」超えると、さらにアップダウンは気持ち良く続き、「鎌ヶ岳」手前に立つ
小ピークの上で「岳峠」を挟んで「鎌ヶ岳」と対峙します。その後右手に垂直に下ったら水平に
鎖場を抜けて巨岩の間を下ると「岳峠」に着きます。ここからは一気に岩場を攻めて行きます。
大きな岩をよじ登って行きますが、見た目と違って意外と簡単に「鎌ヶ岳」山頂に登頂します。
少し物足りなさを感じましたが、山頂からの360度の景色でしっかりと満足できる良い山です。
下山は「岳峠」からカズラ谷ルートを下りましたがボブスレーのコースの様で面白かったです。
フォトギャラリー:59枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | ライター |
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