行程・コース
天候
初日:雨、2日目:晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
往復:堺方面→南阪奈道→国道166→国道422→宮川第3発電所
この登山記録の行程
初日
6:22 駐車場出発
6:45 宮川登山口
8:18 千尋浦休憩所
9:30 ニコニコ滝
9:52 平等グラ吊り橋
10:29 桃ノ木山の家
11:04 七つ釜滝
12:33 光滝
13:20 堂倉滝吊り橋
14:59 栗谷小屋
2日目
6:50 粟谷小屋出発
7:49 堂倉吊り橋
8:28 光滝
9:18 七つ釜滝
9:49 桃ノ木山の家
10:36 平等グラ吊り橋
10:59 ニコニコ滝
12:08 千尋浦休憩所
14:00 宮川登山口
14:05 駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
全面テント設営禁止なので、山小屋宿泊となる。
さて、ルートをいろいろ検討したところ、バスよりも、車の方が便利なので、
宮川大3発電所から登って、粟谷小屋へ宿泊し、翌日日出ケ岳へ上って、宮川まで下ることを計画し、粟谷小屋へ予約を入れた。
小屋から、その計画はちょっと無謀とのことだったので、その場合、粟谷小屋からピストンで下ることを伝えた。
この時はまだ、ルートを見たことがない自分にとっては、できないことはないだろうと考えていた。
実績時間を検索してみると、距離に対して、倍の時間がかかっている。粟谷小屋まで7~8時間、下りでも7時間
粟谷小屋からの日出ケ岳往復4時間を加えると、無理なことが分かった。
そこで、粟谷小屋ピストンのルートを計画した。
朝方から、雨が降り始めている。
発電所前の駐車スペースに、車は2台しか止まっていなかったので、ここへ駐車し、レインウェアを着込んで6時半に出発。
発電所を回り込むと裏手に登山口がある。100mほど進むとゲートとがあり、いきなり鎖場が現れる。これを楽しみにしてきたので、わくわくしながら渡った。
足元が雨で濡れているので、慎重に渡る。
少し短めの大日、熊谷、地獄谷のつり橋を経て、千尋滝休憩所に到着、もっと平たんな道だと思ったがかなりアップダウンが激しいのでこの時点でもう、汗だくだ。
しかし、吊り橋を渡るのは少しスリルがあり、楽しいが、つり橋のゴツさは周りの自然とは対照的に、非常に違和感がある。こんなゴツイもの作る必要があったのかな?
途中雨が止んだので、もう降らないだろうと、レインウェアを脱いだが、雨が本降りになってきたので、この後、レインウェアを脱げなかくなってしまった。
雨の中でも、大自然に魅了される。人を寄せ付けないような大自然に存在している感がすごくて、圧倒される。この登山道を整備してくれた人に感謝
平等嵓吊り橋は一番長い吊り橋で、かなり揺れるので少し怖いが、景色は抜群、吊り橋の真ん中で両手を広げて一回りし、気持ちがいい。大自然を独り占めした気分
桃ノ木小屋到着、5Km4時間弱かかった。
小屋で休憩したくて、中に入ろうとしたら、休憩¥500の文字が・・・階段下のベンチで5分ほど休んで、出発した。
桃ノ木小屋から上は、一層危険な鎖場が多数あるので、場所によってはへっぴり腰になり、「怖いなぁ~」を連発。
雨で足元が滑るので一層危険だ。
しかし、雨なので、ほとんど人に合わない。この日にあったのは4人程度だから、吊り橋は貸し切り状態だ。
桃ノ木からはコースがきついので次第に疲れてきた。堂倉滝からの登りは疲れた体には一層きつく、1.2Kmに1時間半もかかったしまった。
このころはレインウェアの中はびしょ濡れで次第に体温が下がってきていたので、長く休憩しないで、気温が下がるまでに小屋につかなければとの思いで、必死に登った。
粟谷小屋14:55到着 10Km 8時間半
小屋に入ると、びしょぬれなので、乾燥室に入って、すべて着替え、濡れたものを干した。乾燥室で30分ほどあったまり、個室部屋に入って、ひと風呂浴びて、18時の食事まで仮眠
夕食時は、寒気が収まらなかったが、大盛りご飯2杯食べて、風邪薬を飲んだら収まった。
この小屋の食事はおいしいと定評だったが、期待通りおいしかった。
宿泊客は3組のペアと私の7名だった
翌朝は、朝ごはんが6時なので、6時半に出かけた。
・・・・ポールを乾燥室に忘れたので、取りに戻り、7時過ぎが出発時刻となってしまった。
昨日苦労した登りは40分程で堂倉滝吊り橋へ到着
すでに3人に出会う。この後、何百人と思うほどの人に出会った。渓谷の人気度がうかがえる。
同じルートを下るので、次の目標までの距離感がつかめる。
昨日は雨であまりきれいには見えなかった渓谷だが、今日は晴れて、一層素晴らしい景色だ
なんといっても、岩、新緑、陽の光のコントラストが美しい
昨日、ウェアラブルカメラを装着して登ってきたが、雨でレンズが曇り、きれいな映像が取れていなかった
バッテリーも片道分しかなかったので、帰りは吊り橋だけを動画撮影した。
わかっているルートだが、やはり険しい
桃ノ木まで3時間弱で到着
今日もベンチで10分程休憩して出発。
平等嵓吊り橋は感動的な美しさだ
写真を撮りまくっていたら、後ろに待ち人が来ていた・・・「すみません」
「いやあ、いいんですよ」と優しい人だった。
下りは、登りに比べて周りの景色を十分堪能する余裕があった
また、晴れているので、一段と美しく、魅了されてしまう。
14:05 宮川発電所到着
初日 10.5Km 8時間23分
2日目10.5Km 7時間15分
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