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日本百名山全山スキー達成-水晶岳&赤牛岳BCスキー2019

水晶岳、赤牛岳、三俣蓮華岳、双六岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (100ski さん )

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行程・コース

天候

5/2 曇り後晴れ 5/3 晴れ 5/4 晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 新穂高無料駐車場

この登山記録の行程

[5/2]
2:41新穂高無料駐車場ー5:33小池新道登山口-(20分休憩)ー10:30大ノマ乗越10:39-(10分休憩)ー16:30三俣蓮華岳17:21-17:35三俣山荘(泊)
[5/3]
5:47三俣山荘ー8:30水晶小屋ー(10分休憩)ー9:43水晶岳(滑走&登り返し含)10:07ー(10分休憩)ー13:27赤牛岳(滑走&登り返し含)14:40ー17:16水晶岳カールトップー17:51水晶岳カールボトム(泊)
[5/4]
5:00水晶岳カールボトムー6:29東沢乗越6:40ー7:56水晶小屋ー9:30三俣山荘-11:04三俣蓮華岳11:10-12:21双六岳13:00-(10分休憩)ー13:50双六谷大ノマシュート出合13:56ー15:03大ノマ乗越15:18-(10分休憩)ー16:09小池新道登山口-18:30新穂高無料駐車場

コース

総距離
約50.9km
累積標高差
上り約5,036m
下り約5,036m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本百名山、水晶岳と、日本二百名山、赤牛岳で山スキー してきた。
長いゴールデンウィークで晴れが3日以上続くこのタイミングで、北アルプス奥地を狙うことにした。

初日、夜中の新穂高駐車場からスタートし、左俣林道を進んだ。
左俣谷と穴毛谷の出合付近から林道の雪が繋がってきたので、シールに切り替えて進んだ。
ワサビ平小屋を過ぎたあたりから、林道を遮断するようにうず高く積み上がったデブリがいくつもあり、それらのデブリを乗り越えて行った。
林道の橋の手前から小池新道に入ったが、秩父沢でも広範囲に渡りデブリが広がっていた。
秩父沢あたりで、一時的に強い雪が降ったが、そのまま進んだ。
デブリが小さいところを選んで進み、シシウドヶ原を経て、大ノマ乗越に登り上げた。
大ノマ乗越から、双六谷に合流するシュートを滑走した。
双六谷に降りると、谷が雪で埋まっていた。
双六谷に、沢水を汲むのに丁度いい沢割れがあり、そこでボトルに水を詰めた。
双六谷をシールで登り、双六小屋手前から、双六小屋と三俣山荘との間の登山道の中道にショートカットして進んだ。
中道を進み、稜線部に乗り上げ、三俣蓮華岳頂上に登った。
三俣蓮華岳頂上から眺望を楽しみ、その後、頂上からルンゼを経て三俣山荘に向けて滑走した。
この日は三俣山荘前でテント泊した。

2日目、三俣山荘から黒部源流域に滑走し、ワリモ北分岐に登り、水晶小屋を経て、登山道を進んだ。
水晶岳南峰手前に30mほどの雪壁があり、両手ウィペットで雪壁を登り上げ、岩場を進んで、水晶岳南峰頂上に着いた。
水晶岳南峰頂上から北峰側のコルに向けて滑走し、日本百名山全山スキーを達成した。
その後、三角点がある水晶岳北峰頂上に登り上げた。
水晶岳北峰の西面の崖を両手ウィペットで降り、崖下の雪渓を滑走して、赤牛岳に向けて稜線部を移動した。
稜線部はアップダウンがいくつも続いたが、稜線東側に幅が広い雪庇があり、歩きやすく、滑走もしやすかった。
登山道を進み、西面が赤く、かつ、東面が白い雪で覆われた赤牛岳頂上に着いた。
赤牛岳頂上からは、立山や薬師岳がとても近く見え、赤牛岳が富山の山であることを実感した。
その後、赤牛岳頂上から東面カールに滑走した。
稜線部に登り返し、水晶岳カールに戻った。
水晶岳カールトップから、カールに滑り込んだ。
夕暮れ時で、柔らかい雪の表面が硬くなったモナカ雪になっていたが、硬い雪を蹴散らして滑走した。
カールの東沢谷出合部まで滑走した。
この日は、カールの東沢谷出合部の樹林帯でテント泊した。

3日目、カールの東沢谷出合部から東沢乗越に登り上げ、水晶小屋を経て、小屋から少し下ったところから滑走し、ワリモ北分岐下をトラバースするように滑走し、黒部源流域に滑り込んだ。
その後、黒部源流域から三俣山荘を経て、三俣蓮華岳頂上に登った。
三俣蓮華岳頂上から稜線部の登山道を滑走したり歩いたりして双六岳頂上に登った。
双六岳頂上から双六谷に滑り込み、大ノマ乗越のシュートの出合まで、あっという間に滑走した。
シュートを登り、大ノマ乗越から、広大なシシウドヶ原、秩父沢を滑走した。
左俣林道に入ってからも、しばらく滑走し、雪の途切れが頻出してきたところでスニーカーに履き替えて、新穂高に下山した。

当初の計画では、3泊4日を予定していたが、雪の繋がりがよくて滑走距離を稼ぐことができ、雪が硬めでツボ足でも踏み抜きがほとんどなかったおかげで、2泊3日で済んだ。

下山後、ひがくの湯で入浴、食事をし、その後、富山の毛勝山に向けて移動した。

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フォトギャラリー:100枚

5/2新穂高無料駐車場

左俣林道ゲート

左俣林道

左俣林道

左俣林道

小池新道

シシウドヶ原

シシウドヶ原

大ノマ乗越

双六谷大ノマシュート出合

双六谷

双六谷

登山道中道

登山道中道

登山道

三俣蓮華岳頂上

三俣蓮華岳頂上

三俣蓮華岳頂上

三俣蓮華岳頂上

三俣蓮華岳ルンゼ滑走

三俣蓮華岳ルンゼ滑走

三俣蓮華岳滑走

三俣蓮華岳滑走

三俣蓮華岳滑走

三俣蓮華岳滑走

5/3黒部源流域滑走

黒部源流域滑走

黒部源流域登り

黒部源流域登り

黒部源流域登り

黒部源流域登り

ワリモ北分岐

登山道

水晶岳南峰頂上

水晶岳南峰頂上

水晶岳南峰滑走

水晶岳南峰滑走

水晶岳北峰頂上

水晶岳北峰頂上三角点

水晶岳北峰滑走

登山道

登山道

登山道

登山道

登山道滑走

登山道滑走

登山道

赤牛岳頂上

赤牛岳頂上

赤牛岳頂上三角点

赤牛岳滑走

赤牛岳滑走

赤牛岳カール滑走

赤牛岳カール滑走

登山道滑走

登山道

水晶岳カールトップ

水晶岳カール滑走

水晶岳カール滑走

水晶岳カールボトム

5/4水晶岳カールボトム

水晶岳カールボトム

東沢乗越

登山道

登山道

水晶小屋

登山道

登山道

登山道滑走

黒部源流域滑走

黒部源流域滑走

黒部源流域滑走

三俣蓮華岳頂上

三俣蓮華岳頂上

三俣蓮華岳滑走

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳頂上

双六岳滑走

双六岳滑走

双六岳滑走

双六岳滑走

双六岳滑走

双六谷滑走

双六谷

大ノマシュート登り

大ノマ乗越滑走

小池新道滑走

小池新道滑走

小池新道滑走

小池新道滑走

左俣林道

左俣林道ゲート

新穂高

新穂高無料駐車場

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 バックパック スタッフバック
水筒・テルモス ヘッドランプ タオル グローブ サングラス 腕時計
カメラ ツエルト 非常食 行動食 GPS機器 シュラフ
スリーピングマット クッカー アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ オーバーグローブ
アイゼン ショベル ヘルメット
【その他】 スキー 兼用靴 ウィペット シール クランポン

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登った山

赤牛岳

赤牛岳

2,864m

水晶岳

水晶岳

2,986m

三俣蓮華岳

三俣蓮華岳

2,841m

双六岳

双六岳

2,860m

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