行程・コース
天候
曇り、一時雲が切れて青空が見えたり晴れ間が出たり
登山口へのアクセス
電車
その他:
立川発6時53分大月行き四方津下車。帰りは上野原からの中央線利用
この登山記録の行程
四方津駅(07:40)・・・川合峠(08:00)・・・御座敷の松(09:00)[休憩 10分]・・・大丸(09:40) [休憩 5分]・・・千足峠(10:15)・・・高柄山(10:30)[休憩 40分]・・・新矢野根峠(11:45)[休憩 10分]・・・御前山分岐(12:45)・・・御前山(13:00)[休憩 10分]・・・林道出合(13:40)・・・上野原駅(14:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
関東の低山は今、新緑の真っ盛り。天気も持ちそうなので思い立って急遽高柄山へ出かけた。連休の最終日というのに山中一人の登山者にも会わず、静かな山歩きが楽しめた。
四方津駅前の広場を左へ、中央線のガードをくぐって行く。町中ではいくつか交差点を過ぎるが、道標があるので心配はない。桂川を渡り、駅から約30分の川合峠で山道に入る。登山道はよく整備されていて歩きやすいが、ほとんどが樹林帯で展望がない単調な登りが続く。御座敷の松に向かうと、途中右手に新しい林道が見えてくる。この林道は大地峠につながっているようだが、ヤマタイム地図や地理院地図にはまだ掲載されていない。この登山道は古くからの交易路だったのだろう。途中に「寛政六年」の年号がある石仏が祭られていた。
「御座敷の松」には、武田信玄が金山開発の途中に休んだとの言い伝えがあるそうであるが、目の前に林道が伸びているのにはちょっと興ざめ。しかし本コースの南側、秋山には「金山」の地名が残り、かなやま金山資料館や露天掘りの跡があるそうである。千足峠に案内板が出ていた。
大丸の手前で一度林道に出る。登山道は少し林道を歩くようになっているが、昨年秋の台風で登山道が崩落したため尾根道をたどる迂回路がもうけられていた。
大丸はこのコースの最高地点で、矢平山方面への登山道が伸びている。大丸から高柄山までは一度林道を横切るが、気持ちのいい尾根道が続く。
山梨百名山の一つである高柄山山頂には赤い小屋に覆われた祠が鎮座している。山頂からは北側の展望が開け大岳山や御前山が望め、正面の生藤山から右手には陣馬山や電波塔が建つ城山へと緑の山並みが続いている。また、桂川の河岸段丘の上に上野原の街並みが形成されていることがよくわかるのは、この山ならではである。
立派な東屋が建つ新矢野根峠を過ぎると右手に金網の柵が現れた。動物除けかと思ったがどうやらゴルフ場の境界柵のようである。ゴルファーの声が聞こえてきた。
御前山(鶴島御前山)の上り下りは結構タフな登山道である。御前山分岐の道標に「御前山展望なし、急坂注意」の案内があり、分岐から鶴温泉に至る巻道があるのでこちらを通って上野原に出るのもいいだろう。
御前山からの下りは滑りやすい岩場が続くが要所要所にロープがつけられているのは親切。墓地脇の林道出会いからは車道歩きで上野原駅に向かう。
みんなのコメント