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北奥駈道・大普賢岳~前鬼(19.5.2-4)

大普賢岳、弥山、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳、大日岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (道遙か さん )

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行程・コース

天候

初日:ガスのち晴れ、2日目:晴れのち夕立、3日目:晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 往路:和佐又山ヒュッテまでマイカー、駐車料金1日1000円
復路:ゆうゆうバスで和佐又口下車、ヒュッテまで徒歩50分

この登山記録の行程

【1日目】
08:00 和佐又山ヒュッテ(駐車)
10:08 大普賢岳(休憩10分)
11:48 七曜岳
12:55 行者還岳(休憩5分)
13:27 行者還避難小屋(ランチ30分)
15:29 奥駆出合
16:24 聖宝ノ宿跡(休憩5分)
17:27 弥山小屋(テント泊)
18:40 弥山山頂で日没鑑賞
【2日目】
05:15 弥山小屋
05:41 八経ヶ岳(休憩5分)
08:06 楊子ヶ宿小屋
08:30 仏生の横駆(朝食30分)
11:29 釈迦ヶ岳(休憩50分)
12:51 深仙ノ宿
13:26 大日岳
13:55 太古ノ辻(休憩5分)
15:40 前鬼小仲坊(テント泊)
【3日目】
06:35 前鬼小仲坊
08:13 不動七重の滝(休憩7分)
10:00 前鬼口BS
10:29 前鬼口BS(ゆうゆうバス)
10:37 池原BS(きなりの湯)
15:14 池原BS(ゆうゆうバス)
16:05 和佐又口BS
17:00 和佐又山ヒュッテ(車回収)

コース

登山記録

行動記録・感想・メモ

大普賢岳から北奥駆道を踏む。今は登山者の方が多い道だが、道中で行者さんと行き交い、朝夕には峰の向こうから法螺貝の音が響く、どこか厳かで昔を偲ぶような山旅となった。

和佐又山ヒュッテからしばらく穏やかな林間コースを行くと、指弾ノ窟、笙ノ窟と大岩壁の威容が迫る。そこから鉄梯子や階段の連続する岩場の道をガスに巻かれながら進む。山上ヶ岳からの縦走路付近でガスを抜け、大普賢岳からの大展望で紀伊の山深さを実感。その先は遥か彼方の弥山に連なる見晴らしのいい稜線の道がミヤコザサの中に続いている。アップダウンの連続で、急峻な岩場や下りは前日の雨で滑りやすく慎重に通過。

行者還避難小屋手前の沢の水場で補給してから、避難小屋で風を避けながらランチ休憩。綺麗なログハウスでトイレあり。聖宝ノ宿跡までは長閑な散歩気分、そこから弥山小屋までの300mの登りで体力を根削ぎ持っていかれる。やはり、疲労時の階段はしんどい。小屋でテント設営後、弥山山頂で夕陽を見送る。水は小屋で100円/l。日没後はかなり冷え込んで体感では氷点下近い。

2日目、弥山から一度下って八経ヶ岳への登り返しから始まる。大峰山脈最高峰、柔らかな朝日のもと、眼下にはどこまでも続く山と渓谷。仏生の横駆途中で倒木に座ってテントを乾かしつつのんびり朝食。鳥の水で喉を潤し、釈迦ヶ岳を目指す。釈迦ヶ岳への登りは滑りやすい急登。山頂には大きなお釈迦様。越えてきた峰々を眺めながら休憩。

大きく下って居心地の良さそうな深仙ノ宿、登り返して大日岳分岐。山頂の大日如来の柔和なお顔が北奥駆の締めくくり。太古ノ辻から前鬼への階段道は地味に長い。途中から雷鳴と小雨、稜線の人たちは大丈夫だろうか。小仲坊でお人柄のよい住職さんと少しお話しして、雨が収まるのを待ってからテント設営。草地で寝心地最高。夕方には青空が戻って、ゆったり夕食。他のテントの方は沢登り、付近は美しい沢の宝庫らしい。

翌朝は朝日でテントが乾いてからゆっくり撤収し、住職さんに挨拶して出立。途中、不動七重の滝に立ち寄るが、沢までガッツリ下って、滝までガッツリ登り返し。前鬼橋が見えたらBSはもうすぐ。

ゆうゆうバスは1日1往復。10:29前鬼口の南下バスに乗り、きなりの湯周辺で4時間まったりしてから15:14池原の北上バスで和佐又口へ戻る。バス停付近にザックをデポし、空身でヒュッテに戻って車を回収。長いようで短い3日間の山行を終えた。

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装備・携行品

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