行程・コース
この登山記録の行程
奥多摩湖(06:30)・・・サス沢山(07:47)[休憩 14分]・・・惣岳山(09:12)[休憩 12分]・・・分岐・・・御前山(09:55)[休憩 40分]・・・御前山避難小屋(11:00)[休憩 12分]・・・鞘口山(12:00)[休憩 10分]・・・鋸山(13:03)[休憩 20分]・・・愛宕山(15:12)[休憩 10分]・・・奥多摩駅(15:39)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
奥多摩湖から御前山→鋸山→奥多摩駅へと大縦走。3万歩でした(笑)。
ポイントは3つ。
1)先日歩いた大菩薩峠~奥牛ノ雁ヶ腹摺り山の稜線を眺望
2)御前山と言えばカタクリの山
3)考えてもいなかった御前山からの奥多摩の山々の大絶景と富士山のご褒美
そしてもちろん山を縦走する楽しさ。
自分が歩いた山を違う山からみる。最近これがとっても楽しみです。
先日、奥牛ノ雁ヶ腹摺り山(日本で一番長~い山)へ大菩薩峠から縦走しましたが、その稜線がくっきりサス沢山から見えました。あの稜線を歩いたんだとその時の景色が想い浮かんできます。大変だったけど、こうして違う場所からみると楽しい想い出になります。感動の一瞬ですね。
さらに、御前山は今回が3度目ですが、以前は眺望のない山でしたが、北面の木々が伐採され、奥多摩の山々が一望です。大絶景です。左から鷹ノ巣山のりりしい姿。その手前、大きな尾根がふたつありどっしりとした山容がまるで北アルプスのカール地形のようで、この山なに?って思っていたら、これ六ッ石山です。こんな立派な山だったんだと感動です。その背後には埼玉県との境につらなる長沢背稜。行ったことのある山は天目山と蕎麦粒山。三つの頂=三ッドッケと円錐形が綺麗な蕎麦粒山。またその右横には重なるように奥に川苔山と本仁田山。
自分が頂を踏んだ奥多摩の山々がたくさん見えて、御前山、また来たい山のひとつに大抜擢です。サス沢山の急登もなんのそのです(笑)
そして、やはり御前山といえば、カタクリです。ものすごく特徴があってピンクの花が綺麗。7年に一度しか咲かないなんて神秘の花です。全然みあたらなくて半ば半分あきらめていた時に、見事なカタクリに遭遇しました。おかげでコースタイムをかなりオーバーしましたが、じっくり観察しました。御前山からの鋸山への下り斜面にはかなりたくさんカタクリが咲いていました(笑)
御前山はGWにはお勧めです。もちろんカタクリ目当てです。1週間遅れましたが、出会えてよかったです。
鋸尾根もお勧め!あまり登山ガイドにはこのコース記載がないですが、道もよく整備され歩きやすいし、ちょっと八ヶ岳の岩場を歩いているような錯覚するような場所もあって、歩きたい道です。ただ、下りで歩くには良い登山道で、登りに使うのはん~ちょっと考えさせられます。登りの練習ならかなり練習になります。
ということで、御前山の周回コース、歩き甲斐のある、よい登山でした!
フォトギャラリー:58枚
小河内ダムを超えた、この尾根を登る。
急登の連続・・・!
登山口
ヤセ尾根超えると・・
急登が始まる。根っこがむき出しになった急斜面をよじ登る。最初からかなりきつい登りに。
九十九折に急登は続く
急登の格闘から、サス沢山は到着。
サス沢山の展望台。右は桜で有名な倉戸山。左の稜線は先日歩いた大菩薩嶺~牛奥ノ雁ヶ腹摺り山。中央が奥多摩湖。
サス沢山を後にし、さらに斜面を登る
登山道がこんなに広がり青空が時より見える。風がとても気持ちいい。
後半の急登に挑む!
御前山手前の惣岳山に向けた急斜面。きつい登りが続く。
このあたりイチリンソウにほっと一息・・
さぁ、最後の登り。
惣岳山1348m到着。青空が気持ちいい。
御前山の頂がみえた!頂上まであと一息。
頂上への登り。
途中、フデリンドウが咲いていた。
登山道の木々が開けたポイントで、なんと富士山とめぐり会えました。ご褒美です。
なかなか咲いていないかったカタクリにやっと会えました!
角度を変えて、カタクリを撮影。
7年に1度咲くといわれるカタクリ。神秘でピンクが愛らしい。
御前山1405m頂上!
三角点
以前来たときは全く眺望がありませんでしたが、北側眺望が抜群!
手前が六ッ石山(初撮影)。奥多摩駅への尾根と水根への尾根がくっきり。その奥は鷹ノ巣山。背後は長沢背稜。三ッドッケ、蕎麦粒山が見えます。
三ッドッケ、蕎麦粒山から右側には、川苔山と本仁田山が重なって見えます。
奥多摩の山々のオンパレード。北面の木々を伐採して頂き感謝です。
御前山の頂上の風景。
御前山をあとにし、次なる目的地、鋸山をめざし、先へ進みます。しばらく急斜面を下降します。
その途中で生き生きしたカタクリを発見。ほんとに綺麗です!
御前山の避難小屋へトイレ休憩。
中もトイレもすごくきれいでした。
鋸山への分岐。
登山道は歩きやすいですが、アップダウンの連続。
今度は登り。これを幾度となく繰り返す。楽しい道です。
クロノ尾山到着。ベンチあり。休憩にはいいです。
さらにアップダウン。
この登りを越せば・・
蛸口山1142m頂上です。ベンチあり。風が気持ちいいです。
そして大ダワに到着。舗装路が懐かしい(笑)トイレあり。
大ダワから鋸山を目指します。登りです!
そして岩場の登り。
大ダワからの道と大岳山~奥多摩駅への鋸尾根の合流点へ。
鋸山1109m頂上。残念ながら眺望はありません。ベンチがたくさんあり休むのには快適です。
さぁ奥多摩駅目指して鋸尾根を進みます。
三角点があります。
鋸尾根は基本下りの連続!
途中の登山者から、「この尾根は絶対に登りには使いたくないよね・・」と話しかけられ、同感と思います。
杉林の樹林帯を進む
木製の階段の登山道を進む。
いきなり景色が開けると、そこは・・・
クサリ場コース。
皆さんここは下りず迂回路を下りています。下りるにはちょっと覚悟がいります。
クサリ場を少し進むと根っこのむき出しになった道。この先岩場になります。
イワカガミが群生してました。
クサリ場と鉄製梯子。ちょっと八ヶ岳の雰囲気を。
岩場をよじ登ります。その先には・・
天聖神社石仏。
ここからは木の階段をひたすら下ります。これを下りていると登りの辛さを感じます。
愛宕神社の鳥居に到着。
愛宕神社。
愛宕神社から奥多摩駅へ下る大階段。
しかしすごい階段です。下りるのもたいへんですが、登るのは考えただけでも恐ろしい。
愛宕山の登山口
奥多摩駅に無事戻りました。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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