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高尾山の一丁目から三十六丁目( 清滝-薬王院の丁石 ) 高尾山(関東)
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バリサイ さん

この登山記録の行程

甲州道中 - 高尾山口駅 - 清滝 - 1号路(本参道) - 薬王院 - 高尾山山頂(紫陽関)

歴史散歩。

本参道苦手、敬遠してたのですが…( 長時間の舗装路歩きは膝と内臓に負荷がかかるんで… どうも…Mmm。

各丁目がわかってくると、また見方が変わる、じっくりと本参道を歩いてみよう、道そのものを観察してみようという気持になれるようです。

注・丁石が現存する場所はともかく、その他の画像の位置は目安。古くは木製の印が置かれていたそうですが、それは現存しないため、明治期発行の案内図がエビデンス。

高尾山の丁目にはいくつかの系統があるとされています、ここでの紹介は、不動明王由来の三十六童子にあやかり36丁区分されたもので、これは明治期以降の概念です。

高尾山は、古くは登り30丁とされていましたので、それを新たに36にわけたと考えられるでしょう。

で、1丁は約109メートルですが、信仰での丁目なので、実際の距離はさほど関係ありません。世相に応じて変化するローカルルールと考えて下さい。

(信仰の道は、そこを進むこと、そこに在ること自体が信心、そのままに当体なんで、特定の場所・距離がどうこうではないんです。)

この36丁区分の丁石には童子が刻まれており(現存の、確認可能なものには)、それは本尊として、各丁石も礼拝の対象となります。ただの道しるべではないということです。

もう一つの高尾山の丁石の特徴は、本坊(ビーク側)に1丁目が置かれている点です。たいていは慣例的にも登山口側に1丁目が置かれるんで。

(高尾山はマイルド、いわゆる山岳信仰の山とは少し異なるのです。)

ちなみに10丁目の蛸杉-11丁目の十一丁目茶屋にはつづけて丁石が現存、しかもこの区間はほぼ109メートル。なのでこの区間では、実際の1丁という距離が体験できます。

丁石そのものに関しては、縣敏夫氏の研究が詳しいです、おすすめです。
______________________________________

1丁目、3丁目、5丁目、10丁目、11丁目、21丁目、25丁目、29丁目、そして36丁目の丁石は現存するため、あとは地図で探りつつ歩いてみるのも面白いかと…

(ただ現在の丁石の位置、本参道の整備により多少の移動はあると思われます。)

その間隔は100メートルに満たないんで、けっこう忙しい、否、なんやらメリハリが出るようで? とにかく本参道のみでも遊べる。

江戸期の薬王院に関しては、たとえば「八王子名勝志」にある絵図が捉えやすい、現在との違いがよくわかるでしょう。

たとえば本坊で江戸期ママと思われるのは、飯縄大権現社のみじゃないかと? 飯縄大権現社につづく本堂西の石段の位置もほぼ江戸期ママです。

登山中の画像
  • 三十六丁目の丁石。清滝、不動院前。
  • 三十五丁目。不動院-鳥羽橋までの区間は、ほぼ等間隔と仮定。
  • 三十四丁目。
  • 三十三丁目。
  • 三十二丁目。
  • 三十一丁目、鳥羽橋。
  • 三十丁目、鳥羽橋と那賀橋との中間。ちなみに西側のビークが楓山。
  • 二十九丁目の丁石。那賀橋。
  • 二十八丁目。那賀橋-布流滝橋までの区間も、ほぼ等間隔と仮定。
  • 二十七丁目。
  • 二十六丁目、布流滝橋。
  • 二十五丁目の丁石。布流滝(古滝)、最初のヘアピンカーブの突き当たり。
  • 二十四丁目。次のカーブとの中間、いわゆる二十四丁目の坂道の真ん中。ここは山中一の激坂!
  • 二十三丁目、金比羅台をわける南側の分岐(麓側)。
  • 二十二丁目。三番目のカーブの突き当たり。曲がり角。
  • 二十一丁目の丁石。金比羅台をわける北側の分岐(ビーク側)。いわゆる二十一丁目の坂道にかかる。
  • 二十丁目。二十一丁目-城見台区間も、ほぼ等間隔と仮定。
  • 十九丁目。
  • 十八丁目、城見台(城見坂)。
  • 十七丁目。城見台-リフト山上駅区間も、ほぼ等間隔と仮定。
  • 十六丁目。この付近、古くは展望があったそうです。ちなみに北西側のエリアが古くは浅間山で、浅間社が置かれていたとされているが正確な位置は不明。
  • 十五丁目。
  • 十四丁目、リフト山上駅。この付近、古くは相模川が見切れたそうです。
  • 十三丁目、展望台との中間。
  • 十二丁目、展望台。
  • 十一丁目の丁石。十一丁目茶屋(古くは楓月茶屋?)の向かい側。ちなみに十一丁目茶屋と言えば、まさに高尾山が育てた俳人、南南浪との縁が深い。
  • 十丁目の丁石。蛸杉(一本杉)の並び。
  • 九丁目。浄心門手前か? ちなみに古くは、浄心門は存在しないでしょう。
  • 八丁目、神変堂。神変堂の起こりは、浄心門よりは古いようですが、やはり古くは存在しないでしょう。役行者を祀るものですが、最近の研究では、そもそも高尾山に修験はなかったという史観が。ちなみに神変堂向かいの小ピークが神変山。
  • 七丁目。男坂-女坂分岐手前、中間? ちなみに女坂は新道、古くは女坂は存在しないでしょう。
  • 六丁目。男坂、いわゆる百八段下。
  • 五丁目の丁石。百八段上。
  • 四丁目。女坂に合流する手前、いわゆる文学碑通りの中間。
  • 三丁目の丁石。女坂との合流地点、権現茶屋(設待茶屋)の向かい側。
  • 二丁目、杉並木。
  • 一丁目の丁石。四天王門の並び、いわゆる広庭の東。もみじや支店(設待茶屋)の向かい側。
  • おまけ。薬王院まで詰めた後、富士道で山頂に。右側の石垣、これは黒ボク石。富士信仰の名残、富士道の証( メタファー )。
  • おまけ2。広庭の南側、江戸期の「當山一町目」の丁石が現存。つまり現在、本坊前には二つの一丁目の丁石が。
  • おまけ3。今回も自転車はデポ。これは古いロードスターで35L程度のザックは積載可能。自転車登山が面白いのは、その一つは、区内在住者としては、いわば自宅から登山が始まる、自分の脚力のみで山に登れる点でしょう。
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、ツエルト、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール、ライター
【その他】 パスハンター
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