登山記録詳細

無雪期登山
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中倉山 沢入山 満開のアカヤシオ 2019 中倉山 沢入山 アカヤシオ 旧花輪小学校 丸美屋自販機 松木渓谷(関東)
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はにわ さん

この登山記録の行程

ゲート入口6:50---登山口7:35---中倉山9:40---沢入山10:45(休憩35分)11:20---孤高のブナ12:00---登山口13:10---ゲート入口13:50


総距離 約13.3km 累積標高差 上り:約1,137m
下り:約1,138m
小学校の木造だった校舎の2階の教室の床には穴が開いていて下の教室が覗けたよ。
そう言って窓際の小さな机に腰かけ、新緑の山々を見つめる友人Y君。
使い込まれた階段や廊下は綺麗に掃除され、柔らかな午後の日差しが包み込む。
静まり返った校長室や職員室、保健室、音楽室、、、
このつづきは後半で。


足尾の山で「山と高原の地図」に掲載されていなくとも人気の山があるという。

眠い目を擦り4時起床。
友人Y君と合流して上武国道の利根川の橋を渡るとおおたの道の駅。
その先、県道36号線を北に真っ直ぐ行けば大間々の街に。
渡良瀬川沿いの国道122号を日光方面に進み、足尾の街を過ぎたら銅親水公園方面へ。
車窓から見る精錬所付近から先は何十年ぶりに来ただろう。
地図帳に日本グランドキャニオンの名を見つけ訪れたことがあったけど今よりも樹木はなく不毛の土地でこんな風景が日本にもあるんだなんて思ったっけな。
銅親水公園に6時半頃着くが30台ほど停められそうな駐車場はすでに満車。
仕方がないのでゲート付近に路駐。
(後から気づいて少し手前にも駐車場がありました)
身支度をして7時前に歩き出す。
ゲートを潜り川に架かる橋を2つ渡る。
2つ目の橋から見た大平山方面は深い谷、澄んだ川、あれ?何となく上高地に似てるかな?
その後は暫く林道歩き。
新緑の山の斜面には赤いヤマツツジも咲いている。
登山者に混ざって竿を持った釣り人もおり、歩きながら暫し談話。
その方は都内から来ており今日は沢の奥まで入ってフライで天然イワナを狙うそう。
数は少ないみたいだがこの沢にも天然イワナがいるんだね。
東北地方にも行くそうで熊に出会った時の話が終わると沢の茂みに降りて行った。
そして50分ほどでケルンのある登山口に到着。
ここからは尾根まで急登。
途中から踏み跡はしっかりあるが滑りやすい直登もあるので気を付けて。
尾根に出たら尾根伝いに右に進んで最初のピークで少し休憩。
木立の隙間からはローソク岩の先に日光男体山も姿を現す。
一旦下って登り返すと暫くして眺めの良い場所に出た。
眼下には荒涼とした松木川、社山や半月山の奥には日光男体山、そして足尾の山々が連なる。
この先アカヤシオがチラホラ出てきてヤマツツジの蕾がたくさんある場所を過ぎると中倉山に到着。
久しぶりに約2時間ほとんど登りで疲れた~。
でも苦労して登ってきただけの絶景が広がる。
足尾の山でこんな山があるなんて、、、
この先の稜線は遠く皇海山まで続いているかのようで気持ち良さそう。
山頂では休憩を入れないですぐに沢入山を目指す。
少し下ると有名な孤高のブナとご対面。
松木渓谷側の鉱毒に侵された禿げた斜面を見て良くぞ枯れずに残ったと言いたくなる。
正直この稜線だって未だに草原で影響を受けているはずなのに。
南側の斜面を見ればたくさんのアカヤシオが見頃を迎えておりこの対象は独特の雰囲気を醸し出していた。
それにしても時折吹く風は気持ちが良いが青空の稜線はこの時期でも暑い暑い。
目の前の波平さんピークまでが結構きつく友人Y君はかなりへばってきた様子で持ってきた水の量も心配し始めた。
沢入山まで行けそう、と声を掛けると水をくれと自分の持ってきた500mlのペットボトルの水を手渡す。
これを勢い良く飲み干すと、これで沢入山まで行けるぜ、と又歩き出す。
やっと波平さんピークに到達。(ここはサザエさんの波平さんの頭の毛のような杖が建っている場所)
ここからは川を挟んだ反対側の大平山やシゲト山の先に残雪の日光白根山も良く見えた。
足元は急峻な崖になっており足を踏み外したらどこまでも落ちていきそう。
そしてひと踏ん張りで沢入山の頂上に10時45分到着。
皇海山もだいぶ近づいてきてその奥には残雪の上州武尊山が顔を出す。
山頂で昼食タイム。
日陰に入り地面に腰を降ろすが周りにはたくさんの鹿の糞が散乱。
かなりの鹿が生息してそうだね。
40分ほど休憩して下山開始。
途中から巻道を使い、満開のアカヤシオを見ながら進む。
アカヤシオは沢入山付近ではまだ蕾の木も多かったですよ。
帰りも同じ急斜面を慎重に下って林道の登山口まで戻ってきた。
それにしても絶景が広がる中倉山だが道標と呼べそうなものが一つもなかった。
それなのに大勢の登山者が登っているのだからそろそろ自治体などが安全に登れるように登山道を整備してくれればいいのになと思った。
その後また林道を歩き、橋の付近に差し掛かると何やら山の斜面に人だかりが。
どうやら植樹をしているようだ。
壊した自然を元に戻すには気の遠くなる時間が必要だと思うがこういった方々の努力でいつの日か自然が再生する日が来ると思うと頭が下がる思いです。
そして14時前にゲートに帰ってきた。
帰る途中小腹が空いたのでレトロ自販機マニアの友人Y君お勧めの国道122号沿いの丸美屋の自販機に寄る。
そう言えばオレンジハットとか昔はこういう自販機コーナーがあちこちにあったよね。
うどんとかトーストとか懐かしい~。
とりあえず天ぷらうどんを啜る。
友人Y君は汁が薄くなったと言っていたが自販機でこのレベルは十分うまいよ。
小腹を満たしたら国道から細道を渡良瀬鉄道の花輪駅へ降る。
そして平成13年に閉校した旧花輪小学校に立ち寄る。
ここは3月に行った旧粟野中学校と違い記念館になっており土日だけ見学する事が出来る。
玄関を入ると記帳して校内へ。
閉校してから18年も経過しているとは思えないほど綺麗でまだまだ十分使えそう。
静まり返った教室は今にも子供たちが入ってきそうな雰囲気。
他の教室は写真展や水墨画展、旧花輪駅の構内復元も展示されている。
また村内出身の日本鋼管の創立者である今泉嘉一郎、童謡「兎と亀」の作詞をした石原和三郎などの紹介も。

受付の方の話では本日土曜日だと言うのに見学者は自分たちを含めて9人だと聞かされてもっとたくさんの人達に見てもらえれば良いなと思った。
ノスタルジックな気分に浸りたい方は是非足を運んで見てくださいね。
https://www.city.midori.gunma.jp/hanawa/

帰りはやすらぎの湯にて汗を流して帰宅。


友人Y君に今年になってヤマケイがいい旅夢気分になってきたねと言われた。
う~ん、たしかに最近は楽な山で満喫しているかも(笑い)
風まかせ~風まかせ~だよ。
でも、そうだね、そろそろ高い山も登りたいね。

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