行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)JR奥多摩駅から丹波方面行バスにて、深山橋下車
復)数馬温泉センターからバスにて、武蔵五日市駅
この登山記録の行程
深山橋バス停(9:03出発)-(陣屋前にてトイレ後、国道139号を歩く)-山梨県境(9:32)-金風呂(9:35)-玉川キャンプ村入口(9:45)-林道終点(10:25)-池ノ平(10:43着/11:00発)-ヌカザス尾根ルート合流(11:45)-鶴峠分岐(12:00)-三頭山西峰(12:25着/12:35発)-ムシカリ峠(12:45)-三頭大滝(13:20)-奥多摩周遊道路(13:35)-菅平の滝(13:50)-夢の滝(14:00)-(九頭龍社)-数馬温泉センター(14:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
小菅村側からのマイナーな裏口ルートを辿って三頭山に登って来ました。 登山標識などは無い作業道ですが、ほど良く整備されていて、期待通りの鮮やかな緑を満喫できました。
≫GW中盤に腰を痛めて大人しくいる間に、都心の樹々の緑はすっかり色濃くなってしまいました。 旬の新緑は過ぎてしまいましたが、せめて静かな場所で広葉樹林の緑を満喫しようと奥多摩駅に降り立ちます。
向かうのは、守屋さんの登山詳細図に『三頭山・玉川コース』と紹介されているルートです。3年前の冬枯れの時期に一度歩いているのですが、谷あいに広がる台地や、九十九折れの山腹が一面の落ち葉に覆われていたのが印象的で、新緑の頃にもう一度訪ねたいと思っていた肝煎りの広葉樹林コースです。
前半こそは無粋な砂防堤を見やりながらの林道歩きが続きますが、カジカの声などを聞きながら歩けば束の間で、林道終点を過ぎればたちまち広葉樹林の緑の中に吸い込まれていきます。
青とも藍とも見える鮮やかな緑色に覆われた池の平と呼ばれる谷あいの台地は、静かなことを除けば、冬枯れの頃とは別世界です。 ブヨ系の虫が顔の周りに纏わりつくのもご愛敬で、あと何日かすれば、辺りはハルゼミの大合唱に包まれるに違いありません。
若緑、青緑、藍緑、深緑、鮮緑、燃緑、眩緑、溢緑、爽緑、沁緑、、、目に映る緑を思いつくままの熟語にしたりしながら九十九折れの尾根腹を登っていきます。 山ミドリ、谷ミドリ、尾根ミドリ、五月みどり(?笑)。・・・短い距離ではありますが、尾根の緑を独り占めにできる期待通りのコースでした。
やがてヌカザス尾根からの一般道に合流し、そのまま尾根筋を進めば大勢のハイカーさんで賑わう三頭山西峰です。 ムシカリ峠からの下山路も美しい緑に包まれていて『都民の森』の名に恥じません。
三頭大滝、菅平の滝、夢の滝に立ち寄って、九頭龍神社に下山のお参りを済ませると、半年ぶりの数馬の湯にドボーン。常連のおじさんと檜原談議に花を咲かせて、令和の初歩きもしっかり締まりました~。
本日の総歩数31,248歩、歩行距離22.0km、消費カロリー1,106kcal、脂肪燃焼量79g也。
フォトギャラリー:73枚
西鴨沢行きの臨時バスに乗り込み、深山橋バス停で途中下車します。
深山橋の南詰に食事処陣屋があります。ここは鹿倉山への入山口で、トイレも有ります。
奥多摩周遊道路に続く三頭橋を左に見ながら、国道139号を進みます。
30分程で山梨県小菅村に入ります。
金風呂(かねぶろ)の集落。民宿「すずめのお宿」は日帰り入浴も出来るようです。
玉川キャンプ村の看板を見て、左の林道に入って行きます。(小菅行き路線の玉川バス停が最寄りです)
登山標識はありません。キャンプ施設がある川沿いには降りずに、林道を登って行きます。
暫くは、ダートと舗装の入り混じった山腹の林道歩きとなります。
砂防堤で分断されてしまった玉川の流れ。
林道の終点近くでは、砂防堤の工事が続いています。
林道の終点。沢に向わず、山側を進みます。
右手に小さなワサビ田が現れます。
ワサビ田から先は、広葉樹林に囲まれた静かな山道となり、、、
程なく、山野草採取禁止の大きな看板が現れます。
看板の先に、「池の平」と呼ばれる平坦な地形が広がっています。
谷間の台地の様な地形の中央に作業小屋がぽつんと建っています。
手作りの鳥居が鮮やかな緑色に包まれています。
祠には、大山祇神が祀られていました。
青みを帯びた緑が目に沁みます。
所どころに、山菜栽培の形跡が残っています。
既に新緑とは言えませんが、、、新鮮な緑色に心が洗われる気分です。
冬枯れの時期とは全く違う姿を見る事が出来ました。
池の平から、左手の尾根に入って行きます。
手つかずの広葉樹林に包まれた尾根を九十九折れに登って行きます。
静かな広葉樹林の緑を独り占め、、、期待していた通りの尾根です♪
♪
ブナの巨樹も~♪
足元には、くるぶしが埋まるほどの落ち葉が積り残っています。
尾根を登り切ると、糠指根ルートに合流します。
歩いてきた道には、至玉川、作業道⇒の道標が付いていました。
三頭山に続く尾根筋も、美しい緑に覆われていました。
これって、何でしたっけ?
立派なブナ?ミズナラ?
迷彩服。
整然と~。
鶴峠方面へのトラバス道の分岐。
終盤を迎えたミツバツツジ。
御堂峠に回り込んでから、西峰山頂への最後のひと登り。
お久しぶりの三頭山西峰山頂です。山頂標が変ってからは、初めてかもしれません。
まともに富士山を見るのも久し振りです~♪
雲取、石尾根方面の眺め。
ムシカリ峠から、三頭大滝に向います。
こちらの緑も鮮やかでした!
♪
網膜まで緑色に染まりそうです。
ちょっとした偶然♪
シオジの巨木。
こちらはカツラの巨樹ですが、、、まだまだ小振りです。
滝見橋が見えてきました。
こちらもお久しぶりの三頭大滝。
ウッドチップの道を下ります。
森林館までは行かずに、ここからショートカットします。
賑やかな駐車場を通らずに、周遊道路に抜ける事が出来ます。
今年初めての山ツツジ~。
奥多摩周遊道路に飛び出します。
少し先から、再び三頭沢沿いの山道に入ります。
沢沿いの古い登山道ですが、整備されています。
前回までは荒れて分かりにくかった菅平の滝に下りる道が整備されていました。
菅平の滝です。
周遊道路に出て、夢の滝も見ておきましょう。
夢の滝、名付け親は、彼の吉川英治だそうです。
数馬までは、周遊道路を離れて旧道を歩くのがお勧めです。
足王様。足の疲れを取る神様です。
兜屋旅館。
もうアジサイ?
九頭龍滝はパス。沢沿いの藤の花が見事です。
大きな朴の木の花。
九頭龍神社に下山のお参り。そういえば、今回が令和の初山歩きでした~。
何と言っても気になるのは御簾越しに見える神殿の狛犬、いつか直接見てみたい!
お久しぶり、自称ホームの数馬の湯♪
食堂で毎回見かけるおじさんと相席になって、バスの待ち時間はあっという間に過ぎました~。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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