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中禅寺湖 戦場ヶ原 湯ノ湖 熊(クマ)千手ヶ浜クリンソウ 2019

中禅寺湖 竜頭の滝 小田代湿原 戦場ヶ原 湯滝( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

3:30歌ヶ浜駐車場---千手ケ浜7:00---湯元温泉12:00

コース

総距離
約22.1km
累積標高差
上り約679m
下り約470m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はまさかのスマホ置き忘れ。
仕方がないので記録だけ。
画像は同行者が釣ったトラウトの画像です(笑い)。

数日前に仕事仲間のフライフィッシング二人組が中禅寺湖に行くと言う話を小耳に挟み、じゃ俺は周辺を歩くからと同乗させてもらう。
釣り人の朝は早い。
夜中1時集合。
睡眠できるはずもなく中禅寺湖の歌ヶ浜駐車場に到着するなり、じゃあ19時集合で!と言われ3時半出発。
(おいおいそんなに釣りするのかよ)
まあ最初から聞かされていたので今日は時間もあることだしのんびり湯ノ湖まで高低差の少ないロングトレイルにしよう。
最初は中禅寺湖南岸を歩こうと思っていたがスマホ忘れで気分が乗らず明りの無い暗闇に不安になりヘッドランプをつけて北側を歩き始める。
菖蒲ヶ浜までは平坦な歩きやすい遊歩道。
明るくなり始めた湖岸には釣り人多数。
菖蒲ヶ浜からは道路を通り竜頭の滝へ。
こちらは見頃となったトウゴクミツバツツジと滝とのコラボで朝早くから多くのカメラマンが。
菖蒲ヶ浜キャンプ場からはアップダウンの少ない湖畔の登山道を千手ヶ浜まで。
途中静かな白砂の浜辺を見つけたので朝食タイム。
風も穏やかで静かな湖面に水鳥が飛び立っていく。
周りはミズナラやカエデの大木も多く森林浴。
湖の西側半分は禁漁区の為、コバルトブルーの水面を覗き込むと大きなマスが何匹も悠々と泳いでいる。
早朝、千手ヶ浜に到着するが誰もいない。
雲一つない青空に雄大な男体山が頂上まで良く見えた。
ここはマイカー規制で低公害バスか遊覧船でしか来ることが出来ないので9時過ぎないと人も居ないのかな。
バス停付近のトイレに入り、クリンソウが咲く仙人庵へ。
私有地の裏庭にお邪魔させていただくが沢の周りに咲いていたのは100株ほど。
満開になるにはもう少し先になりそうだね。
それでも赤や白の花々が朝の光の木漏れ日に凄く綺麗。
沢の水はとても澄んでいて小さな魚が群れを成して泳いでいた。
独り占め♪得した気分♪
6月の中旬、見頃になったら大変な混雑になるんだろうな。
その後は熊窪まで戻り小田代ヶ原へ。
すると峠に差し掛かる手前で長い棒を持った登山者が近づいてきた。
話を聞くと5分前ぐらいにこの先の窪地で親子連れのクマと遭遇したそう。
それでとっさに大きな棒を見つけて構えるがクマも驚いたようで親熊は右の斜面に小熊は左の斜面に逃げて行ったとの事。
この先行かない訳にも行かず、充分注意して、と言われ先を進むことに。
案の定、左斜面の上の方で低い鳴きが聞こえガザガサしている。
右の斜面に目を凝らすが動いているものが見えないので熊鈴と大きな声を出してその場を後にした。
親子がはぐれた状態なので緊張したが鹿除けの柵の中に入ったので一安心。
その後、戦場ヶ原は歩いたことがあったので小田代が原に入り小腹が空いたので一休み。
湿原ではズミの花も見かけたがほとんど蕾。
鹿除けの柵を出て水面が綺麗な泉門池からは小学生の団体が何組も。
丁度、遠足シーズンなんだね。
でも数百人に次から次に挨拶されると大変だ(笑い)
湯川では魚は見えないが優雅にフライを垂らす釣り人も見かけた。
小滝を過ぎて湯滝の駐車場でトイレに入り湯滝へ。
相変わらずの水量と見上げる高さで圧倒された。
脇の木段を上って湯滝の上に出ると湯の湖を一望。
湖畔の遊歩道を通り湯元温泉に12時到着。
長かった~~~。
温泉街では源泉、温泉寺を見て回り日光湯元ビジターセンターへ。
高山付近で熊を目撃した話をすると熊窪の地名通りあの辺は目撃例が多いとの事。
ビジターセンターで日光の自然に触れた後、隣の無料休憩所で昼食タイム。
その後、釣り人二人組と合流するには早すぎるのでおおるり山荘で汗を流す。
白濁の硫黄泉を昼間から入ると気持ち良いね~。
風呂から出ると湯の湖を少し散策。
湖岸から見上げる金精峠方面の山々の残雪と湖の周りの新緑との風景はとても綺麗。
トウゴクミツバツツジの色も湖面に映える。
少し寒くなってきたので4時過ぎに湖畔前のバス停から立木観音入口までバスを利用。(バス代860円)
バスの運転手さんの話では6月のクリンソウの最盛期には赤沼でバスに乗れず1時間以上も待たされることもあるそう。
その為自生している湯元温泉付近のほうがお勧めとの事でした。
バスを降りて国道から駐車場まで歩いてきたが二人の姿はない。
南岸の奥から釣りをしながら駐車場に戻って来ると言っていたので湖岸を二人を探しながら歩く。
だが八丁出島まで来ても見つからない。
こんな時スマホが無いことを悔やむが仕方がないので戻ることに。
駐車場では夕陽が沈もうとしていた。
ベンチに腰掛け隣では夕陽を撮影している人も。
そしてすっかり日が沈んだころやっと二人と合流。
待ちくたびれたよ~(泣き)


梅雨前の風薫爽やかな5月に気持ちの良い青空、湖、滝、湿原歩きが出来た。
それにしても外国の方も多かったなあ。さすが国際保養地だね。

中禅寺湖周辺の情報はこちらを参考にしました。
http://www.nikkoyumoto-vc.com/

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