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尾瀬ヶ原&尾瀬沼 「黒い尾瀬ヶ原」と「白い三平峠」 メタボ登山2019

尾瀬ケ原、尾瀬沼( 関東)

パーティ: 3人 (野良耕筰 さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

一日目:快晴(雲一つ無し)。 二日目:晴

利用した登山口

鳩待峠   大清水  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 尾瀬第一駐車場(乗合タクシー)鳩待峠

この登山記録の行程

【1日目】
鳩待峠(06:47)・・・山ノ鼻(08:12)[休憩 30分]・・・牛首・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(10:05)[休憩 20分]・・・竜宮十字路(11:38)[休憩 40分]・・・見晴(下田代十字路)(13:05)

【2日目】
見晴(下田代十字路)(06:35)・・・燧ヶ岳分岐(06:48)・・・白砂峠・・・沼尻平(08:55)[休憩 15分]・・・浅湖湿原・・・尾瀬沼東岸(10:30)[休憩 15分]・・・三平下(11:10)[休憩 40分]・・・三平峠(尾瀬峠)(12:15)[休憩 5分]・・・三平橋(13:35)[休憩 15分]・・・大清水(14:50)

コース

総距離
約23.3km
累積標高差
上り約605m
下り約1,012m
コースタイム
標準8時間25
自己11時間33
倍率1.37

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

写真が多いので注意してください(何時もの事でスイマセン)。

メタボ隊として初めての「尾瀬ケ原&尾瀬沼」二泊二日(車一泊、小屋一泊)。事前情報では鳩待峠に雪あり。三平峠の情報は少なく「雪が深い感じ」がしたのでチェーンスパイクとストック準備。服装は「昼は夏」「夜は冬」で準備。久々の夜中出発で尾瀬第一駐車場は午前零時過ぎに到着(零時前だと一日の駐車料金が発生する)。
 
【 尾瀬第一駐車場 ~ 鳩待峠 】 ・・・バスもタクシーも同じ料金。
 尾瀬第一駐車場から「乗合タクシーとバス(同額)」が出ている。乗合タクシーは定員になると随時出発するらしい。だから朝イチは直ぐに出たらしい。第3陣くらいのメタボ隊は10分くらい待って発車。
 鳩待峠の手前から山の雪が近くに見えてきた。空は雲一つ無く絶好の尾瀬日和?

【 鳩待峠 ~ 第一水芭蕉 ~山の鼻 】 ・・・残雪!木道スリップ注意!
 鳩待峠駐車場に着くと空には「更待月が一片の雲」となっている。フリースを着込んでいるので寒くない。でも駐車場トイレに100円(朝一のトイレの神様に挨拶は当然だよね)。
 鳩待休憩所まで歩き、至仏山を眺め写真を撮る。ここでポールを出しておけば良かったのだがすぐに入口へ。ここでは外部の種子を持ち込ませないために人工芝で靴底を拭く。少し行くと雪道なのでストックをだす。至仏山が良く見える(結局はずっと見えるのだが)。
 道が川に近づくと「第一水芭蕉発見」。だんだん本で読んできた尾瀬ケ原になってきた。川上川を越えると、すぐに山の鼻に到着。ここにはキャンプ場もありました。

【 山の鼻 ~ 牛首分岐 】 ・・・黒い尾瀬ヶ原? 前に燧ケ岳、後に至仏山。
 山の鼻から牛首分岐までほぼ無風状態。水面の波立ちが少なく「逆さ至仏山・逆さ燧ケ岳」が撮り放題でした。撮影していて気が付いたのは「尾瀬ケ原は黒い」でした。枯葉色にしては黒いと気付いたのですが何故???黒い染料でも流れているのかな?赤渋の影響?

【 牛首分岐 ~ 竜宮十字路&竜宮小屋 】 ・・・撮影スポットが沢山!
 ここからは撮影ポイントが沢山。「分岐からの至仏山」「燧ケ岳」「下の大堀川の水芭蕉と至仏山(逆さ写真家達も)」「新名所:尾瀬の消火栓?」「竜宮現象」盛りだくさんです。途中で「ヤマネ」らしき小動物の動く草ずれ?の音がしていた。写真が撮れたら認定書もらえたのに残念。

【 竜宮小屋 ~ 見晴/弥四郎小屋 】 ・・・赤い尾瀬ヶ原??? 夕方の景色。
 竜宮小屋のベンチで昼食。日差しは真夏(今頃からが一番日差しは強いのだが)でも日陰は涼しそう(ものすごく少ない)。見晴を目指し出発。木々の間を越えると沼尻川に架かる橋。白樺を過ぎると弥四郎小屋を目指して一直線?
 こちらの「赤い湿原」が見られた?赤い水草を確認したのでコレが赤く見せている? 「カエルの卵」や「ザゼンソウ(色は違うけどララーの乗ったエルメスに似て・・ないか)」。
 太陽を背負って「弥四郎小屋」到着。チョッと早いけど宿帳に記入OK。14時から生ビール@700円で乾杯・・・至福の時。少し部屋で昼寝して起きたのが4時半。すると直ぐに入浴準備完了の放送。汗を流し、夕食は「はんば~ぐ!」を美味しくいただき7時には爆睡!

【 弥四郎小屋に宿泊 】 ・・・二日目の昼用お弁当注文。
 二日目のお弁当を注文して早々に爆睡。昨夜は車中泊で体が動かせず寝不足だった。若者は熱中症なのか体調不良で夕食リバース。ビタミン&ミネラルのゼリー摂取で就寝。
 天の川を見るために起きたのが丑三つ時!夏の星座も出そろい・・21.6の月までもいる。天の川は月明かりに消され・・・何だかな。すぐに寝る!

【 朝の弥四郎小屋 】 ・・・朝モヤは無し! 至仏山と燧ケ岳の山影。
 若者はすごい、朝は元気に完全復活!ホッと一息のメタボ本隊の二人。宿泊した13号室は朝の至仏山を独り占めできて最高の部屋でした。
 朝モヤ無しの尾瀬湿原ですが、初めてなのでスカッと山が見える方がうれしい。燧ケ岳の山影と至仏山を一緒に撮れる幸運?はモヤがあったら無理かな?
 朝食の「鮭」は山小屋定番ですね。御昼のお弁当を受取り出発準備。今日も晴れ!

【 見晴 ~ 燧ケ岳分岐 ~ 小沼湿原 】 ・・・段小屋坂は残雪多し。
 弥四郎小屋を出発して山道へ。燧ケ岳分岐でボッチ隊が入山。一人で怖くないのかな。とみていると雪が出てきた。この峠道も雪が沢山あった。踏み抜きが怖いけど、スリップ注意です。この辺りは良く分からないので「ワープ!」。

【 小沼湿原 ~ 浅湖(あざみ)湿原 ~ 尾瀬沼東岸 】 ・・・福島県領域。
 残雪の道をどうにか越してきた。チェーンスパイク使えば楽しかっただろうけど・・・使わなかった(木道を傷めるので気が引けた)。
 尾瀬沼東岸の売店でPET水@400円購入。お腹の弱い人には丁度良い価格? 少し休憩して発進。

【 尾瀬沼東岸 ~ 三平下/昼食 】 ・・・弥四郎小屋の御弁当、美味しかった!
 尾瀬沼の水面に一番近い道を三平下へ。残雪の道が普通にある。沼越しの燧ケ岳の写真撮り放題。でも今日は湖面が波立ち「逆さ燧ケ岳」は消えてしまった。
 三平下に着き、ベンチで弥四郎小屋のお弁当をいただく。少し硬めのおにぎりが丁度いい。いなりずしの油っ気ものど越しがいい。魚肉ソーセージ小は御土産にした。

【 三平下 ~ 三平峠 ~ 一之瀬 】 ・・・残雪行軍!
 三平峠の情報は少なく「峠を越えたら雪がない」との情報のみ。チェーンスパイクを持って来ているので「三平下」から装着して行けばいいのに、ここでも付けず。悪戦苦闘して三平峠に到着。ここからは雪が無いはずなのに木道や地面が全く見えない・・・絶句。峠で水休憩して発進!少し気が抜けていたのか「踏み抜きひとつ」やってしまった。踏み跡のある雪面でも危険なんですね勉強になりました。
 クマザサが段々立ってきたら雪が無くなりました。風も暑くなってきた。樹林地帯抜けた南面の階段に出ると「雪無しの春?初夏」でした。 そこから一之瀬までの下りは地味に苦行でした。

【 一之瀬 ~ 大清水BS ~ 鳩待乗継BS 】 ・・・乗合タクシー同額。
 三平橋は無駄に広く?曲っている特徴のある橋でした。すぐに一之瀬休憩所があり、ハイシーズンには此処までタクシーがあるとか。今日は時期じゃなかった。トイレの神様100円に挨拶して、大清水までメタボ隊標準速度で降下一時間くらい。
 大清水で水分補給。乗合タクシーが人数を集めるのが早いか、定期バスが早いかの戦いが静かにありました。3時のバスの勝ちでした。バスに乗車して鳩待乗継BS。そこから尾瀬第一駐車場へ。


 初めての「尾瀬ケ原、尾瀬沼」。知識としては「水芭蕉」くらいで、至仏山は聞いたことある。燧ケ岳(ひうちがたけ)は読めない。見晴(みはらし)は「みはれ」と読んでいたし。「ザゼンソウ」は全く知らなかった。次は「至仏山」に登りに来るのか?「燧ケ岳」はメタボ隊にはチョッとキツイかな。
 尾瀬にも「キスゲ」が咲くらしい。「ニッコウキスゲ?」「オゼキスゲ」かな。この黄色い花は全面に咲く処は見てみたい。それと「いて座の天の川」も。

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