行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道140号線から県道210号線(金山志賀坂線)のニッチツ鉱山社宅群(廃墟集落)先の路肩に駐車(10台程度)。210号線は道幅狭く路肩が崩れかけている箇所もあるが、上落合橋登山口(10台程度)まで舗装路通行可能。その先の八丁トンネル登山口から志賀坂が土砂崩れで行止めになっているので、志賀坂峠側には車で抜けられない。
この登山記録の行程
ニッチツ鉱山社宅登山口(8:00)・・・赤岩峠(9:00)・・・西壁取付(9:10/10:00)・・・赤岩岳(12:30)・・・八丁峠(15:15)・・・上落合橋(15:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登攀要素は少なく藪っぽい尾根だが静かで思っていたより楽しめた。稜線は登下降が多く思った以上に疲労した。新緑とアカヤシオが目に染みた。
・登山口:ニッチツ鉱山廃屋群の奥を右に登れば明瞭な登山道
・赤岩峠まで:廃屋群が現役だったころには、この道が村の生活道路とあってか、よく踏まれた登山道で迷わない。沢沿いを少し進み左手をジグザグに登ってゆくと明るいコルに出る。コルから尾根伝いに一登りすると広い赤岩峠。新緑がきれいで風が清々しい。
・取付:峠から数分で正面に岩壁。基部が狭いので身支度しにくい。左右どちらからでも登れそうだが、簡単そうな正面の高さ3mくらいの凹角に取り付く。ちょこっとハング。
・登攀:通常3ピッチらしいが、ザイルの流れを考慮して結果として4ピッチに切った。2ピッチ目は少し歩いてフェース前から、意外にホールド少なく左寄りからせめて、木の生えた凹角に入り、チョックストーンに当たって左から超す。ザイルの流れが悪いのでここで切る。チョックストーンがテラスになった眺めの良いところ。ここから少し上がると眺めの良いすっきりしたリッジ、その先藪に入る。再び凹角が現れるが入らず左から回り込むとフェースとなり、右に回り込むようにハーケンが2本続いている。ホールドが乏しく、スタンスはスメアなのでハーケンを使わせてもらう。リッジを回り込むとさらにハーケンがあるが使わず数メートルのトラバースで立ち木に。事実上ここが終了点。簡単な岩場が5mほど続いている。
・赤岩岳:藪交じりの岩稜を少し上ると赤岩岳山頂
・1583mのピークまで:赤岩岳からさらに小ピークを2つ超すと眼前に垂直のリッジ。踏み跡は左に10mほどトラバースし、垂直な凹角を登る。ピークを超えると、下がすっぱり落ちた草付フェース。ホールドスタンスは適度にあるが泥と草が詰まっている。幸いフリクションよく慎重にこなすとピークに出る。藪っぽいピークだが二子山が間近に。
・八丁峠まで:大きく下ったのちは小刻みな登下降が続き、岩の基部を巻いたり、枯れ葉の滑りやすいトラバースをしたり、ひたすら我慢の道。迷った踏み跡に何度か誘導されたが、明らかに行き詰まるので戻る事ができる。そうこうするうちに、うっかり1589mのピークを右に巻いてしまい、あっけなく祠の前にでた。そこから尾根を左に外れて踏み跡を辿ればすぐに八丁峠。
・上落合橋まで:歩きやすい登山道を下る。上部はコバイケイソウ畑の様な斜面をジグザグに、小さな沢が近づいてくるとすぐに上落合橋。
フォトギャラリー:25枚
ニッチツ入口
廃屋突き当りを右に曲がった
枝尾根のコル
赤岩峠、先行2名パーティーがいたが、正面壁には来なかった。
取り付きのちょいハング
チョックストーンに立って
チョックストーンから腕を伸ばして下を撮る
チョックストーン上から見上げる
ハーケンのあるフェースからリッジをトラバース気味に抜けた終了点から振り返る
終了点から上を見ればすぐ稜線
赤岩岳山頂
尾根道は踏み跡明瞭
岩稜に突き当たる
左に巻いて直上
下ってまた岩稜
アカヤシオ
またまた岩稜
右に巻いて草付フェース
更に登って
1583ピーク。藪の向こうに二子山
祠(振り返り)
祠の前を左に下る
すぐに八丁峠
峠から
登山口の梯子を下りて林道
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | グローブ |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 | ライター |
カップ | クライミングシューズ | ロープ | エイト環・ATC | カラビナ | 安全環付きカラビナ |
クイックドロー | ビレイデバイス | スリング | ハーネス | ヘルメット |
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