行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:大崎4:30→山手線→上野5:54~6:10→宇都宮線→宇都宮7:51~59→日光線→日光7:44~57→東武バス→中禅寺温泉8:42
復路:古峯神社14:35→リーバス→新鹿沼15:37~46→特急スペーシア新宿行→新宿17:19~28→山手線→目黒17:40
この登山記録の行程
中禅寺バス停8:45→茶ノ木平登山口8:48→茶ノ木平9:19~23→※近道通行止→明智平細尾峠方面標識9:28→明智平分岐9:33→1618.0m三角点9:36→篭石9:39→細尾峠10:12→薬師岳1420.1m10:39~48→薬師の肩10:50→三ツ目1483m11:30→夕日岳1526.1m11:42~55→地蔵岳1483m12:12→ハガタテ平12:27~31→水場12:34→荒れた林道12:50→林道出口13:15→古峯神社バス停13:23
合計4時間38分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
6月1日(土)は、以前古峯神社から夕日岳に登った時に、そのうちやろうと思ってずっと放置していた中禅寺温泉から古峯神社への縦走にチャレンジして来ました!
ここは、距離が20キロ以上ありそうな気がしてたんですが、実際は15キロちょいしかなく、道も下り基調で良く整備されていたので、思ってたよりかなり楽でした。目標を14時半のバスにして行ったら、1時間以上前に着いてしまいました。
まあ、日光東照宮から中禅寺湖に一気に登るルートがメジャーになる前の、ゆるやかな尾根づたいに延々と登って行く修験道の古道がベースになっているので、歩きやすいのは当然かも知れません。
スタート地点の中禅寺温泉バス停には東武日光かJR日光駅からバスで行きます。今回はJRの方が1本早いバスに乗れるので日光まではJRで行きました。それで8時42分中禅寺温泉着。自販機で水分補給して45分スタート!
ゲッ、日光レイクサイドホテル前バス停の方が近かった!でも自販機まで戻らなくちゃならないから一緒かぁ~。
でもそれはたいしたことではなく、バス停から3分で茶ノ木平登山口に到着。いきなり登り始めます。
茶ノ木平の登山道は、実は積雪期にスノーシューでしか登ったことがなくて、その時えらい急で大変な道だな~て思ったのですが、実は道を外して尾根をよじ登っていただけで、今回本当の登山道はもっとゆるやかで楽なんだということを発見しました。
その分、結構まわりくどい登り方をしていて、意外と時間がかかって、9時20分到着。
ここで早くも問題発生!
細尾峠方面に行く道は、ロープが張られて通行止になっていて、しかもご丁寧に標識の文字が折られて、道の存在そのものが否定されている!
この場合いったいどうすべきか?一旦男体山と白根山の写真を撮りに行って、気分を落ち着かせてから良く考えます。
でもそれも面倒なので、何とかなるだろうの精神でロープをくぐって進むと、すぐに左手に怪しい分岐が!たぶんこっちだろうと適当な判断で進むと、またすぐに小さな沢に突き当たり、それを渡ったところで見事に道が崩落していた!
通行止のロープが張られていた理由はこれだったのか-!と勝手に納得して先に進むと、明智平&細尾峠方面に行く標識が出てきました!さらに進むと明智平と細尾峠の分岐点の標識も!めでたしめでたし。
で、ここから下りの一本道になるわけですが、あんまりおすすめできる道でもないので、面倒を避けるために明智平からロープウェイを使ってここまで来た方が良いかも知れません。
茶ノ木平から来るとわかりにくいです。
明智平分岐を過ぎると、すぐに今日の最高値点である1618.0mの三角点があり、もう少し進むと、篭岩という岩の上に石像が乗っている大岩があります。
篭岩を過ぎると細尾峠まで何もなくなります。送電線鉄塔2本とテレビアンテナがあることはあるのですが、地図に印がないので現在位置の確認には使えません。
細尾峠には10時12分到着。茶ノ木平から50分かかりました。最初のうち道を探しながらおっかなびっくり進んでいたので、それがなければ10分ぐらい早く着けていたんじゃないかと思います。細尾峠は日光と足尾をつなく道に立派なトンネルが出来た関係で使われなくなった旧道が通っている峠で、こういった道は通常、車通行止になっていることが多いのですが、ここは一般車両も入れるみたいで、登山者の車が数台停まっていました。
まあ薬師岳・夕日岳・地蔵岳の三山に登るには、ここからピストンした方が、古峰ヶ原からピストンするより楽なのかも知れません。
細尾峠を越えると、しばらくやせ尾根の上下が続いた後、今日一番の急登である薬師岳の登りがはじまります。とは言っても茶ノ木平の約300mの登りを登っただけであまり体力を使っていないので、30分弱で到着。
薬師岳の山頂は三角点と山頂標識があるだけの、特に展望が良いといったこともない場所なんですが、中禅寺温泉バス停を出てから2近くたっているので、今日最初の休憩をとります。
休憩後、薬師岳から南に下ると、まず最初に薬師岳の肩という場所に着きます。昔の縦走路は薬師岳山頂を巻いていて、山頂へはここからピストン往復してたみたいなんですが、今はその巻き道は無くなっていて縦走路は山頂を通っているので特に意味のある場所ではありません。
薬師岳の肩から夕日岳への分岐である三ツ目へは、途中にランドマークになるような物はないのですが、緩やかな上り基調の軽いアップダウンが続きます。そして最後に、やや長い急坂を登りきると三ツ目に着きます。薬師岳から約40分ぐらい。
三ツ目から夕日岳は、縦走路から離れて、あまり傾斜のキツくない吊り尾根を軽く下って軽く登り返すと12~13分で着きます。
夕日岳には11時42分到着。中禅寺温泉バス停からちょうど3時間といったところです。ここで2度目の休憩をとります。
夕日岳の山頂は西側が刈り払われていて、男体山や白根山などの日光の高い山が一望できるはずだったのですが、雲がかかってしまい近場の山しか見えませんでした。
夕日岳から先ほどの三ツ目に戻り、次は地蔵岳を目指します。三ツ目から地蔵岳はすぐで10分かからず、山頂には日光を開山した勝道上人の像とされる石仏があります。
地蔵岳から最後に古峯神社への分岐であるハガタテ平を目指します。地蔵岳からハガタテ平への下りは、南に大きく下ってから西に向かうという変則的な下りで、傾斜が急で道も狭いので意外と時間がかかります。でも再び緩やかな尾根に戻って鞍部まで下ると分岐の標識があります。
ハガタテ平から先へ少し登ったところにハガタテという山頂があるらしいので行ってみたら何もありませんでした。
ハガタテ平を12時半に出発して古峯神社を目指します。頑張れば行者岳を越えて古峰ヶ原湿原まで行けるかなという気もしたのですが、15時45分のバスに間に合わないと帰りが夜中になってしまうので、今回はあきらめました。
ハガタテ平から下り始めるとすぐに水場として使えそうな沢の源頭部に出ます。そこから沢沿いに2~3回沢を渡り返しながら下って行くと、山道はやがて荒れた林道になり、荒れた林道は未舗装ながらも車が走れるぐらいの林道になり、車やバイクの音が聞こえてきて、左手に古峯神社の庭園を臨むようになると、ほどなく古峯神社と古峰ヶ原高原を結ぶ車道に出ます。ハガタテ平から45分ほど。お疲れ様でした。
あとはその車道をダラダラ下って行くと、右手に広い古峯神社の駐車場が見えてきて、土産物屋が立ち並ぶ
古峯神社の入口に着きます。バス停はもう少し先の右側。13時23分着。中禅寺温泉バス停から約4時間半で着きました。
バスの時間まで1時間以上あるので、古峯神社に参拝して、土産物屋で昼飯を食べて行きます。
どこの店でも良かったのですが、一番有名そうな「天狗屋」という店で、鹿沼名物らしい「にらそば」なるものを食べてみました。
これは想像してた通りの、そばの上に茹でたニラが乗っているだけの超シンプルな食べ物で、蕎麦が手打ちで結構美味しかったのでそこそこ美味しくいただけたのですが、仮にテレビの山奥僻地系グルメ番組とかで出されても「うめ~」と言ったら嘘っぽくなるし、食レポのしようのない食べ物かも。
どうせニラ使うなら鹿沼ニラ餃子とかの方が…。
そんな感じでバスの時間まで時間を潰し、鹿沼市営のリーバスで東武の新鹿沼に行ったら、ちょうど新宿行のスペーシアがあったので、栃木あたりならともかく鹿沼から各駅乗り継いで帰るのは大変なので、それに乗って帰りました。18時前に目黒に着いてしまった。
日光路線バス - 東武バス
http://www.tobu-bus.com/pc/area/nikkou.html
古峯ヶ原古峯神社
http://www.furumine-jinjya.jp/
はじめまして!古峯神社門前 天狗屋です!
https://ameblo.jp/1098keiko/entry-12367884248.html
鹿沼市リーバス:古峰原線
https://www.city.kanuma.tochigi.jp/manage/contents/upload/5c847fb5dca17.pdf
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
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