行程・コース
天候
曇り一時晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
雁坂トンネル料金所山梨側駐車場は上下線両方にある。山梨に向かう車線の左側奥が舗装林道入口。反対車線の駐車場にトイレがある。
この登山記録の行程
駐車場(7:10)・・・久渡沢出合(8:10)・・・ナメラ沢出合(8:30)-二股(9:30)・・・稜線(11:30)・・・(西)破風山(11:40)・・・雁坂嶺(12:40)・・・雁坂峠(13:10)・・・駐車場(15:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
駐車場:雁坂トンネル料金所山梨側駐車場の山梨に向かう車線の左側奥が舗装林道入口
ナメラ沢まで:舗装林道を橋の先が土壁風の行き止まりまで進む。この橋が沓切沢橋で、この橋からも入渓できるが、久渡沢出合で小滝を下る必要がある。フィックスロープがあるようだが面倒なので左の山道に入り、登って少し下った300mほど先の「ナメラ沢へ」の道標から峠沢に下り、200mほど下って久渡沢を登りかえす。平凡なゴーロから緩い滑を少し歩くと堤防状の滝がある。右ガレから容易に越せるが、水流右壁の上部にバンドがあるので、これを利用して右から左に伝って超える。胸に水がかかって冷たい。ホールドがないのでバランスで。
ナメラ沢:緩い沢山の滑と少しのゴーロが交互に続き歩きやすい。一枚岩の滑が滑りやすいのでルート取り注意。深い釜もなく新緑の木漏れ日を浴びながらの沢歩きが楽しめると思いうが、曇りではやや暗め。宗像兵一氏編著の沢登りルート120の遡行図は枝沢が正確なので現在位置が分かりやすい。二股も行けばわかる。右俣は川床低く、左俣は滝状となっている。
二俣から青笹尾根取付:左俣の最初の滝は階段状、谷が狭まりごつごつした沢床に緩い滝が数本かかり楽しませてくれる。9年を経てルート図ほど流木はなく快適。溝状の小滝を超えると右岸が崩壊して岩肌が出ている。その先が笹斜面となり、赤テープが巻かれていて、青笹尾根取付であることが分かる。本流は水が枯れ始め、巨岩累々の狭いルンゼ状となる。地図では1950m付近だ。
稜線まで:巨岩累々は斜度があり、岩が緩んでいるところがあるので注意深く登る。100mほどで樹林帯になるが下草なく見通しが良い。コケや木の根を踏んで歩きやすいところを選んで登ると、低木がやや密になり、上部が明るくなると稜線の岩越しに登山道に出る。「長い地獄の詰め」と記されている通り、上部ほど斜度が増すが、1時間ほどなのでさして苦にならない。直接破風山に出たいわけではなく、斜度もさほど変わらないので、近年人気の青笹尾根は選択しなかった。
雁坂峠まで:おおむね歩きやすく、アップダウンも緩やか。登山道に突き出た岩にアイゼンの爪痕がたくさんついていた。立ち枯れや枯れた倒木の目立つ場所が3か所ほどあり、植生を失って崩れてゆくのか気にかかる。背丈のごく低い笹が目立って、下りに差し掛かると雁坂峠が眼下に見えるようになる。立ち枯れも入渓点付近の笹薮が広範囲に枯れているのもシカの食害。峠付近の笹丈はごく低いので、冬は雪に守られているのかもしれない。
峠から下山:笹の急斜面をジグザグに下る。歴史のある峠だが、本当にウマなどがこの道を下ったのか疑問なほど急だ。ザレたところもあるがおおむね歩きやすい。峠沢の支流を1本超えるとすぐに峠沢沿いの歩きやすい道となる。適度な下りで楽な散歩道。枝沢の崩壊により崩れた所が2度ほど緊張するアクセント付き。のんびり歩いて沓切沢橋に出ると、我慢の舗装林道歩き。
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
ロープ | エイト環・ATC | 安全環付きカラビナ | スリング | ハーネス | ヘルメット |
沢登りシューズ | 沢登り用ソックス | 沢登り用スパッツ |
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