行程・コース
天候
雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
行き:高尾駅から小仏行バスで日影下車
帰り:高尾山口駅から電車
この登山記録の行程
日影バス停8:30-8:40ふれあいセンター(朝食)8:53-9:43ゲート9:43-10:30城山10:50-11:05一丁平11:06-11:34もみじ台11:35-11:44高尾山11:46-(3号路)-13:05高尾山口
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今日は雨であるが、5月に一度しか山に行けなかったのを取り戻したいがために出かけた。もっとも雨降りならではの景色にもノスタルジアを感じていたのも確かであるが。
しかしながら空いているのを期待していた私にとっては意外に人が多いと感じたのだ。雨の降り方が強くなかったのも一因だとは思うが、高尾駅からのバスは満杯(1台しか出なかったせいもある)、城山の茶屋は1軒が開いていて、広場の屋根のある場所は満杯であった。また高尾山頂も晴れた日とは比べるべくもないが、それでも休んでいる登山者は200人以上いただろう。
おかげで期待していたノスタルジアはあまり思い起こすことがなかったのであるが、一つだけ取り上げたいのは日影林道の下のほうで追い越した自転車のお爺さんのことである。
私が途中で朝飯を食べている間に上がって行かれた方であるが、朝飯を食べ終わって歩き始めるとすぐに追いつくことができた。よく見ると、自転車に4リットルのペットボトル10本ほどを積んで押して上がっておられるのである。初めは中身が入っていてそれで遅いのかと思ったが、どうやら空ボトルのようだ。これは話を伺ってみるしかない、と声掛けしたらあっさりと答えて頂いた。
「この先に水飲み場があるだろう、あそこで水を汲んで帰るんだ」、私:「コーヒーでも飲まれるのですか?」、お爺さん:「いや、私は家で飲む水はこれしか飲まん、食器を洗うのにもこれを使う、水道水は一切使わん」 私:「この雨では水が濁らないですか」、お爺さん「いや、あそこの水はいくら大雨になっても絶対に濁らん、あそこのすぐ上から湧き出しているので」、ということであった。
私も山の帰りには湧水があれば汲んで帰ることがあるが、表流水は避けるようにしている。良い情報をゲットしたことになる。
あと、高尾山頂から3号路の途中までは歩いたことがあったが、その先で2号路に入り石仏広場から高尾病院に下る道は初めて通ったように思う。
あのような道が存在するとは、日影林道のお爺さんと言い、高尾山エリアの奥深さを見せられたように感じた一日であった。
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