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行程・コース

天候

晴れ。関東は前日に風雨が強く、ところによっては朝まで雨が残った様子。

登山口へのアクセス

バス
その他: 行き
池袋05:00(西武池袋線)~05:41小手指05:42~06:00飯能06:04~06:48西武秩父07:00(西武観光バス、1番バス乗り場「小鹿野車庫行き」)~07:38小鹿野役場07:43(おなじく西武観光バス、おなじ停留所で乗り換え)~08:15坂本
帰り
坂本から間明平まで歩き、間明平16:40ごろ~16:57ごろ小鹿野役場17:04~17:48西武秩父18:25(特急ラビュー)~19:46池袋

この登山記録の行程

08:44坂本バス停
09:40股峠(休憩05分)
10:05二子山東岳
10:10東岳展望地(休憩05分)
10:19二子山東岳(休憩08分)
10:54股峠(休憩02分)
11:18二子山西岳中央峰と東峰の中間地点
※ここから道を間違え、東峰から股峠への上級コースを降りてしまう(道迷い25分)
11:43二子山西岳中央峰と東峰の中間地点に戻る
11:48二子山西岳中央峰(休憩28分)
12:43稜線からの下降地点
12:53分岐(ローソク岩を経て股峠へのトラバース道)を左に分ける
13:23車道に降りる
13:42坂本バス停

コース

総距離
約7.2km
累積標高差
上り約1,043m
下り約1,048m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

二子山から叶山へ縦走した記憶は、どこまでが正しくどのあたりを創作したのか、もう確かめようがない。たしか他校の山岳部と合同の山行だった。満員のバスに長い時間揺られ続けたこと、顧問の教師からたいしたレクチャーも受けずに高度感のある稜線に連れていかれ、休憩はパーティがルート上に長く延びたままポリタンクの水を飲んだことなど、断片的な映像が思い浮かぶばかりだ。
2月から山登りを再開し13回で280kmほどのハイキングをこなしてきた。暑い季節には、もう少し高度を上げて涼しい山道を歩きたい。その前に、得意だと思ったことのない「手を使って岩を登る」技量が今の自分にどのくらいあるのか、登りながらなにをどう感じるのかを確認しておこうと思った。
40年ぶりの二子山へはこんな経緯があって登ることになった。叶山は石灰採掘がすすんで、もう登る山ではなくなってしまったようだ。
【概況】
■西武秩父駅から乗り継いだバスは、2台とも乗客がじぶん一人だけ。下山後のダイヤがとても限定されているので、車で入山口までやってくるほうが便利だろう。坂本のバス停には清潔なトイレがあるが、店や自販機はない。バス停から少しもどって集落へ入ると「二子山 坂本登山口」の道標がある。その先はすぐ二手に分かれるが、「二子山荘駐車場」の看板のある左をとる。仁平沢に沿って15分ほどで林道に上がり、駐車スペースとトイレがある二子山登山口に着く。股峠までは赤土なので、雨上がりの道は登りにくかった。
■東岳にとりつく。GPSのトラッキングによればあっというまにピークに上っているが、感覚時間は倍くらいかかった印象。足場の金具が設置された場所がいちばん悪いと感じたが、クサリをつかんで左足をのせると、次の右足で向こう側にステップできるようだ。ただし小柄な人には厳しいかもしれない。ピークの先の展望地からの眺めはすばらしい。
■股峠にもどり、西岳へ。上級コースと一般コースのどちらをとるか、上級コースの様子を確かめてから決めようと考えていたが、分岐に気づかずに通りすぎてしまい、そのまま一般コースを中央峰と東峰の中間地点の稜線まで上がる。ここで周囲を確認せずに左へ折れたが、これが得意の道間違え。どんどん急降下する道を不審に思って現在地を確かめると、逆向きだ。登り返せば立派な指導標に「西岳山頂」方向が示されているぢゃないか。GPSの軌跡によれば上級コースを3分の2ほども下ってしまったようだ。
■稜線に出たところで南の両神山方向から強く風が吹きつけるようになった。山頂で軽食を摂り一服して、馬の背を下り始める。両サイドがすっぱり切れ落ちた高度感、という点ではこの山行でいちばん緊張した箇所だったが、手がかり足がかりははっきりしている。ほとんどの下りは前を向いて下ったが、岩とにらめっこしながらクライムダウンした場所がたしか2箇所。ボルトも打ってあった。
■雨上がりの日曜日、両神山の上空でヘリが長く停滞していた。帰りのバスの中では、武甲山の上にもヘリを見かけた。梅雨時の晴れの休日、登山者は多かっただろうし、しかし路面はスリッピーであり、事故も多かったかもしれない。
【印象】
山中で出会ったのはリーダー男子+山ガール3人の4人パーティが二組、それに女性リーダーの男女4人組。この3組はハーネスとヘルメットを着用していた。岩慣れした感じの男性がリードするペアはたしかヘルメットもなしだった。上級コースを「ガバでそんなに難しくはないですよ」と言っていた。他に3~4人のパーティが2組と、単独が一人。他の山と比較すれば明らかに「年齢が下がっている」。若い人たちが多かった。
【感想】
いちどやってみたい山行のひとつに、西穂~ジャンダルム~奥穂がある。長い岩稜をやる資格がじぶんにあるのか。なにがどのくらい足りないのか。様子を探るための二子山だったが、やはり岩は苦手だ。気疲ればかりが残る山行は、心地よい疲れとともに「今日もよく歩いた」一日を振り返りたいスピードハイカー向きではないなあ。

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フォトギャラリー:10枚

装備・携行品

【その他】 サレワのトレランシューズ。テスラのタイツ、モンベルのショートパンツ。行動中は全行程ユニクロの半袖、モンベルの手袋とヘルメット。ザックはロウアルパインの22リッターに、雨具・ロールペーパー・バッテリー充電器・ヘッドランプ・カロリーメイト2本とトレイルミックス・ココヘリ発信機。キャメルバックのハイドレーションに薄めのアクエリアス2リッター(残量1300cc)・冷却スプレー(使用せず)・アクションカメラなど。スタート時重量7.2kg。

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登った山

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