行程・コース
天候
曇り、たま~の日差し!
登山口へのアクセス
その他:
[往路]福岡市内~豊前坊
①福岡市内 福北ゆたか線 - 7:57着 新飯塚
②8:02発 新飯塚 後藤寺線 - 8:18着 田川後藤寺
③8:33発 田川後藤寺 日田彦山線 - 8:48着 添田
④9:00発 添田 日田彦山線代行バス - 9:13着 彦山
<<添田町バス 彦山線>>
⑤9:20発 彦山駅 ー 09:37 豊前坊
この登山記録の行程
豊前坊バス停10:01 - 10:04豊前坊・高住神社10:21 - 10:29望雲台10:36 - 11:23英彦山北岳11:24 - 11:47英彦山中岳12:02 - 12:22産霊神社 水場12:23 - 12:37バードライン分岐12:38 - 13:21英彦山神宮(奉幣殿)13:39 - 14:28玉屋神社14:51 - 15:15英彦山大権現社 - 15:26英彦山温泉しゃくなげ荘16:11 - 16:11しゃくなげ荘入口バス停
[復路]しゃくなげ荘入口~福岡市内
<<添田町バス 彦山線>>
①16:19発 しゃくなげ荘入口 ー 16:30着 彦山駅
②16:41発 彦山 日田彦山線代行バス - 16:59着 添田
③17:12発 添田 日田彦山線 - 17:29着 田川後藤寺
④17:48発 田川後藤寺 後藤寺線 - 18:09着 新飯塚
⑤18:15発 新飯塚 福北ゆたか線- 福岡市内
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
九州の山歩きでこの季節の花と言えば「ミヤマキリシマ」というイメージがありましたが、「大山蓮華」も、知る人ぞ知る、この季節の花のようですね。北部九州地域では、三俣山や猟師山などの九重の山、祖母山、雲仙岳普賢岳、標高が高く山深いところで咲き、その美しさや豊潤な(?)香りから「森の貴婦人」とも呼ばれているようです。 ちなみに、私の棲家がある福岡では英彦山や雷山あたりに咲いているようであり、「これは一度見らばいかんばい」とばかりに、俄然やる気スイッチが入りました。当初は、雷山にしようかと思ったのですが、あまりにも情報が少なく、最終的にお目にかかれる可能性が高そうな英雷山をチョイスです。
英彦山は昨年8月以来2度目、福岡デビュー第二弾として登った思い出の山になります。前回は表参道から奉幣殿を経由して中岳に向かう表参道ルートをとりましたが、今回は、「大山蓮華」が咲いているとの情報がある北岳の「溶岩の壁」、「行者堂」さらに、前回入ることができなかった英彦山温泉(しゃくなげ荘)の3地点をからめた「豊前坊登山口~北岳~中岳~奉幣殿~玉屋神社登山口~しゃくなげ荘」をとります。
高住神社の境内にある豊前坊登山口は標高798mと高い地点にあるため、山頂との標高差は400mしかありませんが、奇岩が点在し、自然味溢れるコースです。登山道として整備はされていますが、急勾配の岩場が続き、途中にロープや鎖場もあり、さらに前日の雨で滑りやすくなっていることも重なって、ややタフな感がありました。それでも多くのハイカーが登ってきていたのは、「大山蓮華」の魅力のなせる業なのでしょうね。さて、肝心の「大山蓮華」の成果は・・・詳しくは写真レコで。
[参考情報]
◎英彦山温泉しゃくなげ荘
http://www.hikosan-onsen.com/daytrip.php
◎添田町バス 彦山線
https://www.town.soeda.fukuoka.jp/_common/themes/joruri/bus/images/bus31-3-16.pdf
フォトギャラリー:106枚
おはようございます。今日は、電車の乗継で、「飯塚市新飯塚駅~田川市田川後藤寺駅」を走る後藤寺線( 13.3km )を使ってみました。田川後藤寺駅の駅構内の木造の跨線橋が醸し出す重厚感に思わずシャッターをきってしまいました。田川は筑豊の中でも最大の炭鉱町として栄えたところあり、その玄関口が田川後藤寺駅。往時は忍ぶべくもありませんが、各方面から集まった石炭列車が集結していたそうです。
添田駅に到着しました。一昨年の九州北部豪雨で日田彦山線「添田駅⇔日田間」が不通となったため、ここから、添田町営バスがでるJ彦山駅までJR代行バスで向かうことになります。
こちらがJR代行バス。乗り遅れることはないと思うんですが、ほっとしました。(笑)。
彦山駅!
最後の添田町営バスに無事に乗り継ぐことができました~(^^)v。数えてみれば、バスも含め計6回の乗継。うまく接続できるのか、気をもみながらのアプローチとなりましたが、今回の山行の核心部分は間違いなくこの乗継でした(笑)。
豊前坊駐車場に到着しました。前日からの雨は上がっているのですが、どんよりとした曇り空。こんな天気にもかかわらず、駐車場はたくさんの車であふれています。
駐車場前の舗道を登ってきます。
いきなり、別世界に飛び込んでしまったような雰囲気です。
石段をあがっていくと、樹齢850~900年のご神木、「天狗杉」が迎えてくれます。
確かにでかいですが・・
こちらが、英彦山神宮の摂社の一つ、豊前坊高住神社です。明治政府の神仏分離政策までは神仏混淆が行われ、江戸時代までは社名を豊前坊と言っていたそうです。
いましました~!口は閉じていて阿形と呼んでいいのか微妙ですが、石段の前でちょこんと佇んで、苔むした姿がいい感じの一品です。
こっちは吽形、なぜか「あっち向いてホイ!」といった感じでソッポを向ています(笑)。
こちらは拝殿前の狛犬、阿形。昭和16年生まれになります。渦をまいた鬣と、身体中に生えた苔が年月と貫禄を覚えさせる一品です。
高い位置にあって写真を撮るのが難しく、迫力あるお顔を紹介できないのが残念です。
登山口は高住神社の後ろにあります。事前の調査不足でここを探しあてるのに彼方此方探し回ってしまい、初っ端な時間ロスしてしまいました(^-^;。
英彦山は、南岳、中岳、北岳の3つの峰から構成されており、豊前坊登山口からは北岳を目指して進みます。
きれいですね~。新緑、深緑・・・どの言葉を使えばうまく表現できるのでしょう。
この緑をみることができただけでも、来たかいがありました。
こちらが筆立岩でしょうか。
屏風岩
望雲台と呼ばれるナイフリッジへの分岐。行ってみたい気もしますが、今日は天気も悪いことだしパス!・・・と言い訳ばかりしています。
苔の世界に迷い込んだよう。
溶岩の壁、情報によればこの先に大山蓮華があるはずです。
ありました~、一輪だけでしたが、大山蓮華との初のご対面です。でも、風が強く枝が揺れてほとんどがピンボケになってしました(^-^;。結構大きな花ですね、うつむきかげんに咲いています。花の中心部分見えるのは雌しべのようです。匂いは・・ちょっとわかりませんでした。
ツボミはまだ沢山あります。近くにいた人の話ではこの辺りは北側斜面になるため、日当たりが悪く、例年、ポツポツといった感じで咲くそうです。
次の大山蓮華のポイント、業者堂に向かいましょう。
なかなかガスがとれませんね。
北岳に到着しました~!
こちらは北岳の祠
風が強くジッとしていると寒いので、すぐに中岳に向かいます。
中岳山頂直下の岩場
ドウダンツツジでしょうか
ノリウツギ
岩場の途中から北岳を振り返っての一枚
中岳山頂に到着しました~。
立派な標柱も健在でした(笑)。
こんな天気ですが、山頂は大賑わいです。私も、皆さんに混じってここでランチを済ませました!
英彦山神宮上宮
建屋の中に拝殿があります。
本日の無事の山行を祈念して合掌。
表参道ルート、業者堂付近で、
ありました~、大山蓮華
一杯さいています。近くの人に伺うと、一遍にこんなに咲いているのはとても珍しいとのことです。来たかいがありました(^^)v
しばし大山蓮華祭りをお楽しみください!
~♪
~♪
~♪
~♪
~♪
~♪
花の形をキープしたまま枯れてくるんですね。まるでドライフラワーみたいです。ちなみに、匂いは枯れ始めた花が一番匂ったような気がしました。
こちらが大山蓮華の木、意外と小さいんですよね。
大山蓮華の近くにある行者堂、産霊(むすび)神社。
私も石を乗っけることができました(^^)v。
奉幣殿が見えきました。
昨年8月に立ち寄った時は色の塗り替え工事中でしたが、今日は鮮やかな朱色に彩られた奉幣殿を見ることができます。
鈴がでかい・・(^-^;。
奉幣殿に立ち寄よった理由は、この「ヒコサンヒメシャラ」を見るためです。山頂にも咲いていたようですが、見過ごしてしまい、奉幣殿でも咲いていると聞きつけここまでやってきました。
ピークは過ぎてしまったようで、かなり花が落ちてしまっていましたが、咲いている花にはヒコサンヒメシャラの特徴がしっかりと見て取れます。
大山蓮華に続き、ヒコサンヒメシャラまでゲットでき、ラッキーしました(^^)v。
こちらがヒコサンヒメシャラの木になります。
れより玉屋神社に向かいます。
ちなみに現在地はここです。
苔むした石段が美しい
どこを通ればいいのでしょうか・・(-_-;)
目の前に大きな「般若岩」と呼ばれる大きな岩が見てきました。般若岩の下に幾つのも岩窟があり、その岩窟の一つ「玉屋窟」あるのが英彦山神宮の摂社の一つ、玉屋神社です。
玉屋神社がある玉屋窟は、「法蓮上人」が修行した岩窟として知られているそうです。
「般若岩」
拝殿のまえにいましたよ~♪阿形と思われますが、残念ながら顔が欠けてしまって表情が読み取れません。
こちらは吽形、高住神社の狛犬と同じく、段の前でちょこんと佇んでいて、苔むした姿がいい感じですね~。
素朴な造りがいい感じを出していますね。
これより最後の目的地、英彦山温泉「しゃくなげ荘」に向かいます。
そうでした・・このルート、途中で登山道が流されていたんでした・・(-_-;)。
おまけに昨日の雨で川が増水しており、沢沿いに進むのに四苦八苦。
無事に玉屋神社登山口にたどり着きました(振り返っての一枚)。
あとは舗道歩き
英彦山温泉「しゃくなげ荘」に到着。。アルカリ性温泉でぬるぬるしますが、露天風呂もありながーく伸びて気持ちよかった~!
バス停が「しゃくなげ荘」の前にあるのもうれしい。
無事にバスを乗り継いで添田駅に戻ってきました。大山蓮華、ヒコサンヒメシャラ、そして英彦山温泉まで予定したミッションはすべてクリアーです。頑張ってきた甲斐がありました(^^)v。今日も無事でおやっとさぁでした。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール |
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