行程・コース
天候
初日:曇り、2日目:晴れのち雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
往復:自宅→別当出合 311Km
この登山記録の行程
08:49 登山口出発
09:51 中飯場
11:39 甚之助避難小屋
12:20 南竜山荘分岐
13:42 南竜山荘
15:04 室堂センター到着
03:59 室堂センター出発
14:58 御前峰(ご来光)
05:30 皿の池
06:26 大汝峰
07:10 お花畑
07:42 室堂センター
00:49 エコーライン分岐
08:57 黒ボコ岩
09:41 殿ケ池避難小屋
10:50 別当坂分岐
11:57 別当出合到着
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日
登山道は、長い吊り橋から始まる。
南竜道分岐まで平均斜度12度だが、ほぼ平坦な道はないので、次第にきつくなってくる。
天候は曇り、炎天下でないことが少し救いだった。
別当覗から景色が開けるので、時折休憩しながら見える絶景が気持ちいい。
呼吸を整えながら、ゆっくり登っていくが、さすがにきつい。
南竜道分岐まで、3時間30分、計画より40分遅れ
南竜道の平たんな道を約25分で南竜山荘へ到着
南竜荘の風景の中の佇まいは本当に山小屋感満点だ。、
昼ご飯を食べ、南竜荘から誰もいないトンビ岩コースを登っていく。
次第にガスって来て、道が見えなくなってしまった。
1時間40分の道だったが、1時間20分で、室堂ビジターセンターに到着。
受付を済ませ、スタッフが簡単な説明と、白山荘へ案内してくれた。
スペースは畳1畳
外へ出ると、ガスが晴れ、御前山の雲もなくなり、御前山がきれいに見えてきた。
気持ちがいい。
することないので、夕食のパエリア作りを始め、ぐつぐつ煮込み始めたら、センター内の売店に行ってビールの行列に並ぶ、缶ビール\400にしようと思い並んだが、「生」を持って帰ってきた¥700、ちょっと高い。
戻ると、ちょうど炊き上がっていた。。
ビールがうまい!、パエリアがうまい!、空気がうまい! 景色もうまい! 最高です。
山小屋に戻って、明日の準備を始める。周りの人といろいろ話をして、9月に行く槍ヶ岳の情報を入手。
2日目
朝3時には皆ざわつき始めたので、外に出ると、満点の星空! 天の川がくっきり見え、子供の頃に田舎で見ていた星空を思い出した。綺麗でいて、懐かしい。
4時に出発して、行列で登っていく。4時40分に到着。
4時53分が日の出時刻、次第に明るくなって、雲海がはっきり見えてきた。
ため息が漏れるほど雄大な景色です。
カメラをセットし、4時53分、きっちり日が登ってきた。うお~!の歓声
素晴らしい、感動です。みんなで一斉にばんざーい。
しばらく、うっとりする光景を堪能した。
大汝峯を目指して歩き始めると、霧が重くたれ込み始め、登山道も見えなくなってしまった。
大汝峯は取りつきから崖をよじ登るのでかなり危険なコース、でも絶景が待っていることを期待して、慎重に登っていく。
ところが、霧が全く晴れない。コーヒーを入れて真っ白な下界を眺めていると、白い虹だ!
霧の流れに呼応するように、現れては消え、また現れる。
白い虹って、初めての経験だった。
山小屋に下山する最短コースを下ろうと思ったら、雪渓を通らなければならなかった。
このころには霧が雨に変わって、先がよく見えない。
誰も通っていないし、穴あいて落ちると大変だなぁと思い、迂回ルートを下ることにした。
山小屋に到着すると、一瞬雨が小降りになったので、定番の野菜と鍋ポンで朝ご飯にした。暖かくて、おいしい。
8時40分下山開始。
下山道は登りと違って、険しい下りが続く。雨も横殴りの雨に変わってきた。
全く何も見えない状態で1時間ほど下り、標高が2200mあたりで雨が霧に変わって、下界が見え始めた。
登山道脇に咲く花が綺麗だなぁと気持ちの余裕も出てきた。
殿ケ池休憩小屋まで下るとすっかり、晴れ、絶景が広がっている。
絶景です。自分がどれだけ高い山にいるのか実感できる。
それにしても激下りが続くが、急斜面を下るので、まるで空中庭園に居るような浮遊感がある。
3時間程下ると、別当出合への分岐を下る。
ここから景色は無く、さらに激下りをひたすら下っていく。
やっとの思いで降りると、後1Kmの標識・・・ちょっとがっくりする。
下山口は登山口の横に降り立つ。大勢の人が休憩所で休憩している。
少し休憩して、昨日のビジターセンターまで下ると、駐車場がいっぱい
それでも隙間を見つけて、駐車し、センター前にある温泉で一風呂浴びた。
気持ちいいなぁ
初 日 7.2Km 6時間15分
2日目 10.2Km 7時間59分
合計:17.4Km
全体にあまり天気が良くなかったが、絶景のご来光を堪能できた。
初めての白山だったが、登りやすいし、得られる感動も大きい
また来年来てみたい。
フォトギャラリー:91枚
08:40 登山口
砂防新道はまずこの吊り橋を渡る
大杉谷を思い出すなぁ
二段の滝が見える
09:50 中飯場到着
景色が開けた
別当覗き
しっかり呼吸して登っていくが
結構きつい
11:36 甚之助避難小屋到着
甚之助避難小屋から南竜山荘方面
12:18 南竜道分岐
ここから南竜山荘までは、アップダウンはあまりない
甚之助避難小屋が遙か下に
南竜山荘が見えてきた
どこかの山岳写真で見る風景だ
水辺にコイワカガミ?
12:53 南竜山荘に到着
昼ご飯で休憩
13:41 さて室堂に向けてトンビ岩コースで出発
ガイドブックでは1時間40分
中盤の残雪 このあたりが一番きつい
この岩抜けると、緩くなる
ここから平たんな道を550m
霧で霞んできた
道も見えなくなってしまった。
15:05 室堂ビジターセンター到着 計画よりちょっと早い
ビジターセンターの正面玄関
と思っていたが裏口だった。
ビジターセンターの中。
受付して、自炊料金¥6000払ってしばらく待つと、案内してくれた
今日の寝床
1畳に1名
泊山荘内部
晩御飯まで、近くを散策
気持ちがいい
白山荘外観
御前山の雲が晴れた
すること無いから、晩ご飯
定番の本格魚介のパエリア
刻んで、痛めて、ぐつぐつ煮る
あたりに良い匂いが充満。通りすがりの人が、あぁいい匂いって。
煮込み始めたのでビール買いに行く
缶ビールのつもりが、誘惑に負けて生ビール持って帰ってきた。
かんぱーい!
食後のコーヒー
ご飯食べたら何にもすることなし。
明日の歩きに備えて、水膨れ防止
「外反拇趾」用のパットを貼る
100均で8枚¥100
3時半
外に出ると、満天の星が心が洗われるように綺麗だった。
04:39 登頂
まずは記念写真
雲海が綺麗だ
すばらしい!
雲海をバックに自撮り
御前峰から室堂ビジターセンターを望む
4:49 あと4分です。
4時53分 時間通りにご来光
歓声が上がる
大汝峰 このときは綺麗に晴れていた
みんなでバンザーイ!
白山雲海のご来光
永久保存の一枚
最高のひと時
至福のひと時かな?
さて、下山するか
みんなは神社にお参り
下山口、ここから血の池を回って、大汝峰へ
ガスってきて、見えなくなってきた
血の池
大汝峰へ登ろうか迷ったが、霧が晴れるかも知れないので、登ることにした。
岩場登り
結構危ない崖登りだ
06:24 大汝峰到着
神社にお参り
記念写真
晴れないなぁ
コーヒータイム
まったりしていると、白い虹が現われては消え、また現われる。ちょっと幻想的だ
さて、諦めて下山!
先が見えないほど急な下り
左の道は残雪を進むが先が霧で全く見えないので、小池巡りを下ることにした。
室堂ビジターセンター到着
雨が少し小ぶりになったので、朝ご飯。野菜の鍋ポン。テント泊の定番
08:36 さて、下山開始
こっちがビジターセンターの正面だった。
雨がきつくなってきた。
黒ボコ岩
右のルートが観光新道
新調したファイントラックのパンツ、横殴りの雨の中1時間履いたが、撥水性抜群。これ良いですね。少々の雨ならレインウェアいらない。
雨が上がった
いいねぇ
絶景!
下の方に、殿ケ池避難小屋が見える
09:36 殿ケ池避難小屋から
殿ケ池避難小屋 トイレ順番待ちが長い
綺麗に晴れて景色も抜群だ
岩のトンネル
まるで空中都市に居るようだ
ここから、激下りが始まる
激下りと格闘すること1Km
やっと平たんな道になったので、一息つく
えっ、まだ1Kmもあるのか?
11:56 下山口到着
休憩所
11:57 下山完了
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | カップ | クッカー |
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