恵比寿～愛宕山～浅草神谷バー

ハイキング

愛宕山（関東）

2019.07.28（日）

パーティ： 1人 (加藤キーチ（モンターニャ）さん )

加藤キーチ（モンターニャ）さん

行程・コース

天候

梅雨明けの猛暑に加えて台風一過の炎天

登山口へのアクセス

その他
その他：行き
自宅から直接スタート
帰り
地下鉄銀座線浅草駅20:35～21:09渋谷駅

この登山記録の行程

スタート(14:21)・・・國學院大學(14:37)・・・常盤松御用邸(14:39)・・・山種美術館(14:45)・・・臨川小学校(14:51)・・・聖心女子大学(14:55)・・・広尾橋交差点(14:58)・・・ドイツ大使館（南部坂、有栖川宮記念公園）(15:03)・・・新坂(15:11)・・・古川橋(15:18)・・・伊皿子交差点(15:27)・・・第一京浜(15:31)・・・三田駅(15:42)・・・金杉橋北(15:54)・・・芝公園(16:01、休憩5分)・・・東京タワー前(16:14)・・・愛宕神社「出世の階段」下(16:24)・・・愛宕山山頂(16:26)・・・西新橋一丁目交差点(16:36)・・・日比谷公園(16:42)・・・日比谷駅(16:50)・・・東京国際フォーラム(16:57)・・・宝町駅(17:07)・・・岩本町(17:32、休憩10分)・・・多慶屋(17:58)・・・稲荷町(18:08)・・・田原町(18:17)・・・雷門通り(18:21)・・・雷門(18:25)・・・(18:26)神谷バー

コース

総距離: 約19.5km

累積標高差: 上り約121m; 下り約130m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

先週の山行の疲れがまだ頭に残っており、どうにも山にむかう気にならない。加えてこの暑さだからそもそも外に出たいとも思わない。昼過ぎまでぐだぐだと過ごしたが、リハビリ的に歩かなければいけないのではないか。うん、歩くべきだ。との結論に達し、ゴールを「浅草1丁目1-1、日本のバーの元祖・神谷バー」に据えて炎天下を歩き出した。
■装備はいつもどおり、ただしザックは背負わずに吉田カバンのトートバッグ。サレワは休ませ、ノースフェイスのハイキングシューズを履く。しんばしの芸者さんにもらった日本手拭いを首に巻き、アディダスのキャップをかぶって熱中症予防。コールドスプレーをもってゆくか悩んだが、そこらじゅうにコンビニがあるのだから置いてゆく。
■14時21分、まずは足慣らしに近くの14階建ての建物をてっぺんまで上り下りする。できるだけアップダウンしようじゃないかということで、國學院大學まで上ってから駒沢通りに出、右折して駒沢通りを登り返す。広尾小学校を右に見ながら小路を左折、臨川小学校の裏をとおり、聖心女子大学の正門前を通る。広尾の商店街を抜けると、暑さを避けるためにタクシーをつかまえようとする人がたくさん。外苑西通りを渡って南部坂へ。ちょっとした激坂であり、左の有栖川宮公園の歩道は丹沢みたいに階段状になっているし、右のドイツ大使館は階段状の建築になっている。右折して新坂を下り、明治通りへ。
■15時16分、「ホープ軒古川橋店」が、入っていた建物ごと解体中で衝撃をうける。若い人むけのラーメンなので年に2～3回しか食べに来れないが楽しみにしてたのに。移転先が「中野区野方」っていったいなんだ。
■神谷バーとはあさっての方向、魚藍坂（ぎょらんざか）～伊皿子坂（いさらござか）を経て15時31分、第一京浜（15号国道）へ。得意の道間違えをおこし遠回りしながら芝公園内の「丸山古墳」に着く。プリンスホテル入り口側から見ると立派な前方後円墳であることがわかる。てっぺんには「伊能忠敬測地遺功表」あり。
■三角点のある愛宕山登頂のまえに、東京タワーを階段で登るつもりでいた。ところが階段の最終入場は16時、東京タワー下到着が16時08分。おじさんが一人でエレベーターで展望台に登っても怪しまれるだけなので自重する。素直に東京タワーを目指しときゃよかった。下り階段も6月から開放されているとのこと、上り下りを一段飛ばしで歩いたら結構なトレーニングになったはずなのに。。。
https://www.tokyotower.co.jp/event/stairs/
■16時24分、愛宕神社階段下「出世の階段」の大看板前。この集客手法はかなりあざといように思え、好感がもてない。このトシでうだつのあがらないおじさんには無関係なので、急傾斜の階段の真ん中を淡々と登る。
■16時26分、愛宕山山頂。foreign currencyはこっちに入れろと念の入った賽銭箱。池の鯉に餌をやろうとして、身を乗り出してくる鯉にきゃーきゃー言ってる女子などがいて、まことにのどかであった。のどかすぎて三角点を撮り忘れた。
■西新橋から日比谷公園をつっきり、東京国際フォーラムからJRのガードをくぐって昭和通に出る。日比谷公園にはずいぶん人が集まってスマホを連打してたりするのだが、まさかまだポケモンじゃないよね？他のゲームだよね？聞いてみようかと思ったが、みなさん修行僧のようなオーラを発していたので遠慮した。
■17時32分、岩本町のセブンイレブンで休憩。もってきたソルティライチもなくなったので、ガリガリくんとアイスコーヒーを購入、一服する。直射日光が当たらなくなったこの時間、行き交う人たちの表情も和らぐ。
■知らなければ都民としてモグリとも言われる御徒町「多慶屋」前、17時58分、黄色い看板と元祖圧縮陳列は健在のようで安心した。
■ヘッドランプの用意がないので、完全に暗くなる前には下山しなければならなずここからはピッチを上げる。上野駅手前でクランクして浅草通りへ。雷門通りに入ると観光客でごったがえしペースを維持するのが難しいが、スラロームときおり車道ハミ出し歩行でピッチを落とさずに歩く。
■大きなちょうちんの前を通り過ぎて18時26分、神谷バー到着。定跡どおり生ビールと枝豆で水分と塩分を補給し、ビーフシチューとさわらの竜田揚げ、デンキブラン（オールド）、ギネスとすすむ。この店はジョッキのサイズがいち規格大きく、中ジョッキで他店の大ジョッキがやってくる。ほとんどのお客は小ジョッキを傾けている。大ジョッキなどを頼もうものなら帰り道で遭難する恐れがあるので要注意だ。それと、入店時にレジで食券を買うファーストオーダーを少なめにして、席で店員さんをつかまえ追加オーダーすることをお勧めする。
「これとこれとこれ、お願いします」
（２．５秒）「はい、2370円です」
の職人技を楽しまない手はない。
きょうも無事にハイキングを終えることができた。