行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉駅(16:10)・・・笠新道登山口・・・わさび平小屋(17:50)
【2日目】
わさび平小屋(05:30)・・・小池新道登山口(05:40)・・・秩父沢出合(07:10)[休憩 10分]・・・シシウドが原・・・鏡平山荘(10:10)[休憩 60分]・・・弓折乗越・・・双六小屋(14:15)
【3日目】
双六小屋(07:00)・・・双六岳(08:30)[休憩 15分]・・・双六小屋(10:00)[休憩 60分]・・・弓折乗越・・・鏡平山荘(15:00)
【4日目】
鏡平山荘(06:00)・・・シシウドが原・・・秩父沢出合・・・小池新道登山口・・・わさび平小屋(10:10)[休憩 30分]・・・笠新道登山口・・・新穂高温泉駅(11:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
年に一度の登山ツアーでの山登り。今年は双六岳に決定!「ゆっくり歩く」というフレーズとお花畑と鏡池に写る槍ヶ岳が決め手になった。第一日目、新大阪からバスで新穂高温泉へ。(名神高速で事故渋滞に巻き込まれたー)新穂高温泉で山岳ガイドさんと合流、その日はわさび平小屋で一泊。二日目は双六小屋へ、午前中は良いお天気で、登るにつれて穂高の山々や焼岳などが見えて感動!身体的にはつらいのにね、景色を観るとつらさも吹っ飛ぶ、これが山の醍醐味なのでは?「ゆっくり歩く」とは言っても、ここは北アルプス、日頃の中国山地とはわけが違う、ながーい急登にフラフラになりながらなんとか鏡池に到着したが、残念ながら逆さ槍ヶ岳は見えなかった。日本近海で突如発生した台風の影響だ。鏡平小屋での昼食後、レインウエアを着て出発。体力不足でんなあ、前の班の前方に入れてもらいなんとか双六小屋まで無事に登る。三日目も雨。双六岳頂上も360°の雲霧。でもお花畑の中道は素晴らしかった。この日は鏡平小屋まで下る。両膝の悪いオバはんは足手まといになるのではと不安になり、山岳ガイドさんに「下りの歩き方」の教えを乞うてみた。ガイドさんたちは快諾、実地の「下りの歩き方講義」を開いてくださった。厚かましくもガイドさんのすぐ後ろに着かせてもらい、歩き方のチェックをしてもらいながら、可愛い高山の花々を観ながら、鏡平小屋に到着。夜、少し晴れ間が出たようなので、外に星を観に行った。山の向こうで光が走る、音は聞こえないが雷だそうだ。雨が止むことを願いながら就寝。最終日も残念ながら雨。それも結構な雨脚。昨日の「下りの歩き方講義」の効果は絶大!雨の中、滑りやすい石の処は少々手こずったが、皆さんのペースについていけた。台風の影響で頂上の360°の眺望も槍・穂高の雄姿も残念だったが、クロユリ・ハクサンフウロ・シナノキンバイ・コバイケイソウなどなど覚えきれないぐらいたくさんの花に会えた。双六小屋と鏡平小屋は台風のため定員オーバーだったが、食事はどこも美味しく、従業員の皆さんの感じも良く、設備もほぼ清潔、人気ランキングに入るのも肯ける。(わさび平小屋のお風呂はすっごくありがたい。)男女別の部屋で、同行の夫とは離れたが、同室の皆さんと仲良くなれて、山慣れた先輩やお嬢さんから、岡山から白山への行き方を考えてもらったり、いろいろな山の情報を教えてもらえた。人見知りの私が本当に楽しく初対面の人々と過ごせた、これも山の醍醐味かな。
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