行程・コース
天候
全日程とも概ね晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
車で長野自動車道・松本ICから国道158号経由で沢渡BT駐車場(第3駐車場)へ。同所からバスで上高地BTへ。
第3駐車場は沢渡BTに最も近いのですが、朝4時過ぎの時点で9割方埋まっていました。隣の第2駐車場のほうが空いていると思います。第2駐車場からも沢渡BTは徒歩すぐです。
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(05:35)・・・河童橋(05:40)・・・明神(06:15)・・・徳沢(06:55)[休憩 10分]・・・横尾(07:45)[休憩 10分]・・・一ノ俣(08:35)・・・槍沢ロッヂ(09:00)[休憩 15分]・・・ババ平(09:40)・・・水俣乗越分岐(10:00)[休憩 5分]・・・天狗原分岐(10:50)[休憩 20分]・・・グリーンバンド(11:50)[休憩 15分]・・・ヒュッテ大槍(12:45)
【2日目】
ヒュッテ大槍(05:25)・・・槍ヶ岳山荘(05:57)[休憩 8分]・・・槍ヶ岳(06:28)[休憩 27分]・・・槍ヶ岳山荘(07:10)[休憩 25分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(08:00)・・・グリーンバンド・・・天狗原分岐(08:57)[休憩 5分]・・・水俣乗越分岐(09:35)[休憩 7分]・・・ババ平(10:00)・・・槍沢ロッヂ(10:20)[休憩 20分]・・・一ノ俣(11:05)・・・横尾(11:45)[休憩 20分]・・・徳沢(12:50)
【3日目】
徳沢(07:20)・・・明神(07:55)・・・河童橋(08:27)[休憩 23分]・・・上高地バスターミナル(08:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
山小屋泊とテント泊のいずれも初めてでしたので、まずその点の感想を記します。
初日の山小屋泊はヒュッテ大槍。山頂からのほどよい距離と食事の評判から予約しました。居室の蚕棚は3畳に最大6人、標準4人のようですが、私が入った蚕棚は5人目まで来ました。ザックや靴の置き場は混雑しますので、やはり早めに(午後2時くらいまでに)到着したほうが、よい環境を確保できると思います。各居室に電源が2つあって、携帯等の充電ができます。同室のお客さんが3個口の電源タップを持っておられたので、3人以上いても分け合って円滑に充電ができ、ありがたかったです。食事は申し分ありませんでした。
2日目のテント泊は徳沢キャンプ場。広い芝生に水場とトイレも整い、徳澤園で夕食も注文できますので、自分のような初心者でも安心して過ごせました。睡眠の質は、今回の比較では、山小屋泊よりもテント泊のほうが上だと感じました。ただ、徳沢ですと羽虫がいて、テントを開けると中に入ってきますので、自炊はテントの外に出て行うのが現実的です。
反省点としては、テント泊装備で上高地から槍ヶ岳山荘まで往復する行程になってしまい、体力面で無駄の多い計画だったことです。
その他、今回の槍沢コースについて気付いたことを記しますと、水場が槍沢ロッヂとバハ平にあり、その先にも、沢に流れ込む冷たい水を簡単に汲める場所が2箇所ありましたので、飲料水は途中で十分に補充できます。
ヒュッテ大槍へのルートは、途中の坊主岩下(殺生ヒュッテ方面との分岐)からの登りが厳しいのですが、そこを先に上がった分、槍の肩までは比較的平坦なルートで行かれます。
ヘルメットを持参しましたが、槍ヶ岳山荘でレンタルできます。目的地が槍ヶ岳だけならば、レンタルで荷物をコンパクトにできると思います。
槍の穂先の往復は、意外と怖さは感じませんでした。最後のはしごを登り終えると、突然山頂が現れますので、その「登ったあ!」と思える瞬間がよかったです。
一度行ってみたかった槍ヶ岳に登頂することができ、満足しています。