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八ヶ岳・赤岳 単独日帰りにチャレンジ!

赤岳( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (ラヴィ08 さん )

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行程・コース

天候

快晴、16:00ごろ雷と雨

利用した登山口

美濃戸口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 4:00に美濃戸の駐車場に到着。車は数台。500円/1日。
山小屋はまだ空いていなかったので、そのまま出かけ、帰りに駐車料金を精算。コーヒー無料券を頂く。

この登山記録の行程

美濃戸口(05:00)・・・美濃戸(05:43)[休憩 5分]・・・堰堤広場(06:25)[休憩 5分]・・・赤岳鉱泉(07:31)[休憩 60分]・・・行者小屋(08:55)[休憩 40分]・・・赤岳天望荘(10:57)[休憩 21分]・・・赤岳(12:02)[休憩 43分]・・・行者小屋(14:30)[休憩 30分]・・・美濃戸(17:05)[休憩 10分]・・・美濃戸口(18:00)

コース

総距離
約17.7km
累積標高差
上り約1,639m
下り約1,639m
コースタイム
標準9時間35
自己9時間26
倍率0.98

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、ソロハイク + 赤岳日帰り に挑戦。
ソロハイクは自分の思ったまま行動できるのがとてもよい。行くも休むも自分の気持ち次第。ただ、気を緩めすぎることもできるんだとちょっと痛感しました。休みがちな自分との対決(笑)。登りは嫌いな方じゃないのに、足が進まない。もしや天気もよくて幾分脱水気味で、高山病の一歩手前?だったのかな。赤岳展望荘へ向かう地蔵尾根は正直つらかった。地蔵尾根はやっぱり急ですね。展望荘で少し休憩して、気分もだいぶよくなったのですが、赤岳への登りも思うようにいかなかった。下りは文三郎尾根、今回初めて通りましたが、行者小屋までが異常に長く、階段と急坂に苦しめられました。帰りは当初北沢から帰る予定でしたが、時間と距離の短い南沢を今回選択。これが惨事の始まり?!夕方からいきなり雷がなりだし、普段でもうす暗い南沢がさらに暗くなり、雨も次第に強まり、一度しか通ったこともなかったので道に対する不安もあり、美濃戸に着するまでは、ひとりぼっち=ソロハイクの怖さを学んだ気がします。しかし雷はこわいですね。雨が降り始め岩に雨があたりだんだんと滑りやすくなっていく。そして出口がどこだか見当もつかない?!ドキドキでした。17:00に美濃戸につき、山小屋前の水がめちゃくちゃ冷たくて美味しかった。そして無事下山。
とはいえ、この日は快晴です。天気がやばいくらい快晴ですごい。夏で緑が深く、八ヶ岳も緑の衣装をまとい、岩場が衣をまとったようにふっくら見えます。登山開始から赤岳登頂そして行者小屋まで、絶景の連続。そういえば前回は地蔵尾根は雨で霧の中登り、なんの高度感もなく登ってしまった感がありましたが、今回快晴。いやー高度感ありますね。頂上に着くころには東側斜面は上昇気流が強くガスが登ってきましたが、西側の絶景はほんとうに素晴らしかった。編笠山、権現岳の先には南アルプス。すぐ目の前には中岳と阿弥陀岳。北には、怖い表情の横岳、その奥に真っ平らな硫黄岳、その先に双耳峰の天狗岳、そして蓼科山。と稜線は続く。ところどころ雲が湧き上がっているところがまた景色に臨場感を与える。また遠くは多数の積雲が立ち込め、八ヶ岳をさらに引き立ててくれる。岩と緑の森、白い雲、空の青さ。すべてが完璧です。

ところで、聞いてみたいことがあります。
赤岳に美濃戸口から行く際、北沢と南沢どちらから行かれますか?
どうも私は南沢のイメージがよくなく、いつも北沢から、中山乗越をへて行者小屋へ行きます。時間と距離はあるのですが、開放的で景色もよく、岩場も少ないので比較的歩きやすいのでそうしています。南沢で登ると行者小屋まで行くまでに疲れ切ってしまいそうで・・
南沢から向かわれる方がいつも多いので、どうなのかなと思いまして。
よかったら教えて下さい。

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フォトギャラリー:62枚

美濃戸。南沢・北沢の分岐点。今回も北沢から。

キバナノヤマオダマキ
小さな提灯がぶら下がっているようなとっても可憐な花でした。

キタザワブシ
橋のたもとに元気よく咲いていた。

ホタルブクロ
朝露に濡れみずみずしいピンクのホタルブクロ。

赤岳鉱泉からみた横岳と赤岳。天気は快晴。緑が深い。

中山乗越展望台。ここは横岳・赤岳・阿弥陀岳の展望台。

横岳。

横岳の左側をクローズアップ

横岳の右側をクローズアップ

左の大きな岩が大同心。右へ小同心、その横が横岳山頂。

横岳頂上

赤岳。

赤岳の山頂直下にある赤岳展望荘

赤岳頂上部。一番低くみえる右奥が山頂。これからその頂上を目指す。

中岳と阿弥陀岳。

阿弥陀岳の頂上部。

赤岳、中岳、阿弥陀岳。3人家族?!のような感じ。

行者小屋からみた阿弥陀岳。

行者小屋からみた横岳。

行者小屋からみた赤岳。

行者小屋といえば、「行者ラーメン」。これを食べて、いざ地蔵尾根へ。

地蔵尾根の核心部。細い階段とその上部のクサリ場。クサリ場は振り返ると高度感があり、ラーメンと食べた行者小屋が眼下に見える。

さらに急坂は続く。そらがだんだんと近づいている。

地蔵尾根の上部まで来ると山々が目の高さに並んでいる。これが横岳。北にみて一番手前が日の岳。不気味な要塞のよう。

赤岳展望荘が眼の高さに。そして主峰、赤岳。

赤岳か中岳、阿弥陀岳と続く

眼下には、行者小屋、さらに赤岳鉱泉が見える。

ついに来た!お地蔵さん。主稜線の尾根にでた。

赤岳展望荘と赤岳

近くまで来ると、赤岳の斜度がかなりある。少し休憩して赤岳へ。

赤岳展望荘から見た阿弥陀岳。

赤岳展望荘から見た横岳。

さあ、いよいよ赤岳の頂上へ。

少し登ったところで振り返ると赤岳展望荘と雲の合間に見える横岳。

さあ、いよいよ赤岳の核心部。この急登をひたすら登る

近くだとこんなにも急登。

この急坂を登れば、いよいよ赤岳のまずは北峰。

北峰からみた赤岳の頂上部。

阿弥陀岳が下に見える?!

赤岳頂上山荘

赤岳の山頂、山梨百名山の頂上標。

その手前にある一等三角点。

赤岳の頂上標。

赤岳頂上からの阿弥陀岳。

イブキジャコウソウ かな?!
赤岳頂上直下のハシゴの影に一塊ピンクの可愛い花が咲いていました。

頂上直下の文三郎尾根へ向かう途中。
頂上からは岩場のクサリ場を下りる。

キレット越えをする一行。

文三郎尾根にはこのクサリ場を下る。

中央のクサリ場を下りてきた。

西岳、編笠山、ギボシ。権現岳は残念ながら雲の中・・・

正面には、中岳と重なった阿弥陀岳。

振り返ると岩場だらけの赤岳。こちらから登るのはちょっとしんどいかも・・・

タカネツメクサ
赤岳に登る際、下りの岩場に、ほっとする花でした。

赤岳から北にのびる主稜線。
横岳、硫黄岳、天狗岳。

硫黄岳をズームアップ

天狗岳をズームアップ

中山乗越展望台。手前は行者小屋。

文三郎尾根はこんな階段がひとすら続く

文三郎尾根からみた中岳と阿弥陀岳

まっすぐに伸びる階段。すいこまれる感じ。

行者小屋から南沢へ。振り返ると登った赤岳が見える

雷、雨と大変でしたがなんとか無事に美濃戸へ到着。無事下山です。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール

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登った山

赤岳

赤岳

2,899m

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