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木曽の名峰!御嶽山! 黒沢口・中の湯~池巡り

御嶽山(剣ヶ峰~魔利支天山~継子岳)( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (明日から本気出す! さん )

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行程・コース

天候

1日目: 晴れ後曇り、2日目: 快晴のちガス(山頂付近のみ)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中の湯の無料駐車場を利用。30台前後。※付近の空きスペース含めると65台程度。駐車場内にトイレあり。

この登山記録の行程

【1日目】
六合目中の湯駐車場(08:28)…七合目行場山荘(09:10)…八合目女人堂(09:42)[休憩 15分]…九合目石室山荘(10:43)[休憩 15分]…剣ヶ峰(11:18)[休憩 30分]…二ノ池本館(12:05)

【2日目】
二ノ池本館(05:53)…三ノ池乗越(06:12)[休憩 5分]…魔利支天乗越(06:28)…摩利支天山(06:46)[休憩 35分]…魔利支天乗越(07:30)…五の池小屋(07:46)[休憩 17分]…継子岳(08:27)[休憩 10分]…四ノ池(09:02)[休憩 5分]…三ノ池(09:33)[休憩 10分]…三ノ池乗越(10:06)[休憩 5分]…二ノ池ヒュッテ(10:27)[休憩 40分]…九合目覚明堂(11:21)…八合目女人堂(12:08)[休憩 10分]…七合目行場山荘(12:36)[休憩 6分]…六合目中の湯駐車場(13:09)

コース

総距離
約13.9km
累積標高差
上り約1,562m
下り約1,562m
コースタイム
標準10時間5
自己6時間21
倍率0.63

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は木曽の名峰、御嶽山に小屋泊登山してきました!
この山は日帰りでも登れる山ですが、最近ハードな登山が続いたのと、早朝晴れた時間に山頂と池巡りしたかったので今回は小屋泊登山にしました。
規制解除される数年前から登山計画立てていましたが、天気と都合が合わず中々行くことが出来ませんでしたが、今年になってやっと登ることが出来ました!

木曽御嶽山は北アルプスと中央アルプスに囲まれた標高3000mもある独立峰で、非常に天候が荒れやすく麓の天気予報はほぼアテになりません。麓の木曽町天気予報で晴れマーク付いていても山頂付近はガスに覆われたり、雨降ったり雷鳴ったりと天候が荒れやすい山です。標高3000mもあるので夏時期は雲の上です。その雲が太陽の熱で上昇し濃霧のガスになります。
また、7~9月の夏期間以外は雨が降ると雪になるとのことで登山適正時期も短いです。この日は猛暑でしたが、独立峰の御嶽山は風もあり涼しげです。人によっては寒く感じるかもしれません。富士山と同じく天気と気温対策はしっかりしておくと良いと思います。

標高最高地点の剣ヶ峰は御嶽神社の建物に囲まれていて、景色はあまり良くありません。火口部の一ノ池と、中央アルプスは良く見えますが、北アルプスは乗鞍岳と槍ヶ岳・穂高岳の山頂部くらいしか見えません。
摩利支天山や継子岳は360度の大パノラマで、日本アルプスと北陸の白山に囲まれ絶景は抜群です!特に摩利支天山から見た山頂部の稜線が美しく、さらに先にある継子岳側から見えるコバルトブルーの三ノ池も見ごたえがあります。
なかなか天候を読み解くのが難しい山ですが、登山適正時期の早朝は晴れやすい傾向にあるので、評判の高いの小屋に宿泊してゆっくりと御嶽山を楽しんでいただきたいと思います!

御嶽山は同じ独立峰の富士山とよく似ています。山頂部は活火山らしいカルデラ湖が複数あり、北アルプスの乗鞍岳のように複数の峰と複数の火山湖で形成されています。
登山道にもよりますが人気のある黒沢口登山道の場合は、各号目毎に山荘・小屋があり休憩したり宿泊したりと登山計画立てやすいです。八合目過ぎた辺りから大小様々な溶岩石が出てきて富士山とよく似てるなと思いました。
九合目くらいから剣ヶ峰の山頂部までは噴火跡が生々しいです。廃墟になったボロボロの小屋や建て直し中の小屋もあり、灰色の火山灰で覆われているところもありますが、自然の逞しさと地域関係者のお陰で高山植物も増え始め緑豊かになってきました。
山頂部は複数の峰と6つの池があり、乗鞍岳の山頂部によく似ています。富士山のような台形でもなく、槍ヶ岳のような尖った山容でもなく、まさに複合成層火山って感じです。

またこの山は日本有数の霊山でもあり、御嶽山は日本三大霊山のひとつに数えられています。登山道の各所に仏像や祠等あり、信仰の深さを感じます。
白装束を着た修験者さんが多くいらっしゃいます。皆さんとてもやさしく小屋の管理人さんたちも気さくでやさしい方ばかりでした。荒々しい山の中でやさしさを感じられました。

去年から登山時期の一時期間だけ標高最高地点の剣ヶ峰まで規制解除されましたが、まだ噴火危険レベル1の活火山です。2014年に噴火したばかりの山で、地球規模でいえばまだ1秒も経っていないくらい、いつまた噴火してもおかしくない状況です。
復興関係者のお陰で安全対策され一定期間規制解除された異例の対応です。それだけ御嶽山は愛される山なんだと思います。
日帰りの軽装であってもヘルメットやゴーグル(メガネ)、マスク等の噴火対策装備は必ず持って行ってください!

御嶽山は複数の登山道があり、現在一部の登山だけ規制解除されています。登る前に必ず最新の登山情報確認してください。
地図上では「×」になっていませんが、三の池~八合目女人堂のトラバースは現在通行禁止です。通る予定の場合、事前に確認してから登山計画してください。
https://www.town-kiso.com/bousai/bousai/100206/100208/

▼アプローチ
今回は黒沢口登山道の六合目にある中の湯駐車場からスタートしました。
車の場合、中央道伊奈ICから国道361、19号を経由して三岳に入り、墓だらけで道幅の狭いつづら道を20km以上走ります。最寄りのICから約58kmあり、結構山深いところに六合目の登山口があります。三岳を過ぎるとお墓だらけの道に入り、その先自動販売機やコンビニは皆無になります。また、近くに御岳ロープウェイ乗り場もあり七合目までショートカットできます。
公共機関も利用可能で、木曽福島駅から中の湯までバスが出ています。ただ公共機関利用するであれば御岳ロープウェイを利用した方が交通の便は良いと思います。
http://www.ontakerope.co.jp/

【1日目】

▼~八合目女人堂
このサイトの地図では中の湯の登山口までありませんが、七合目の行場山荘手前の分岐で合流します。中の湯の六合目登山口から七合目まで約30~40分程度掛かります。
六合目の中の湯駐車場(黒沢口六合目登山口)から木の階段道を登っていきます。今にも朽ち果てそうな木階段ですが特に危険個所はなく、道は明瞭で迷うことはないと思います。
七合目の分岐手前に無人の飯森小屋がありますが、廃墟で現在利用できません。七合目は御岳ロープウェイ終点の飯森高原駅からの合流地点になっていて、ここから徐々にハイカーが増えてきます。
分岐に七合目行場山荘があり、ここで一息付けます。この日はたくさんの修験者さんたちが休憩されていました。「ちからもち」が名産とのことですが、朝食食べたばかりだったので、欲求をぐっと堪えて先に進みます。
地図では水場と書かれていますが、水が汲めるようなところはなかったです。沢の水がちょろちょろと流れ出てる程度でした。
山荘に覚明社という神社があります。ここで登山安全を祈願しても良いと思います。

八合目の女人堂まで木の階段道が続いていきます。標準CTだと八合目まで1時間ちょっとありますが、実際はそんなに掛からないと思います。この先山頂までずっと登り道が続き、座って休めるベンチはないです。各合目毎に小屋はあるので、体力と相談しながら自分のペースで登りましょう。
八合目にある女人堂まで着くと一気に視界が開け展望が良くなります。手前には荒々しい御嶽山の山頂部が見えてくると思います。また、この辺りから仏像や石祠が多くなりいよいよ大霊山!って感じで身が引き締まります。

次のポイントの九合目まで、富士山に似た溶岩石やごつごつした岩道を登ります。また、周りに木が殆どなく天気が良い日は日差しが強烈です。女人堂で水分補給しつつ、しっかり休憩しておくと良いと思います。

▼~九合目石室山荘(九合目覚明堂)
八合目の女人堂から九合目の石室山荘までは、視界が開けた登山道を登っていきます。この日は天気が良く日差しが強烈で、多くのハイカーさんが今にも倒れそうな顔で登っておられました^^;
振り返ると木曽駒ヶ岳側の中央アルプスが良く見えると思います。向かって右側は乗鞍岳がある北アルプス方面です。目の前には有人の小屋の石室山荘が見えてきます。
この辺りは巨大な岩がたくさんありました。噴火による岩だと思いますが、人の大きさほどある岩がゴロゴロしていて「こんなのが落ちてきたらひとたまりもないな…」と思いました。

九合目の石室山荘は有人の小屋です。小屋の外にトイレがあります。小屋を経由せずに直接九合目に行く道と、小屋の中を通る道があります。小屋側から登った場合は小屋の中を抜けて反対側に出ると九合目に出ます。
宿泊予定ではなかったですが、管理人さんとてもやさしく「お疲れ様です!気にせず休憩していってください!」と声掛けていただきました^^

九合目の覚明堂は無人の避難小屋です。噴火後の救助活動で自衛隊の方が利用されていたようです。
覚明堂の階段登ると二ノ池、一ノ池がある山頂部に出て、御嶽山標高最高地点の剣ヶ峰まで登りが続いていきます。

本来であれば二ノ池本館の分岐手前までしか行けませんが、去年から夏の一定期間だけ剣ヶ峰まで通れるようになりました。通れるのはこの道だけです。二ノ池本館側、継母岳側、王滝頂上側からは通れませんので注意してください。
https://www.town-kiso.com/bousai/bousai/100206/100208/

▼~剣ヶ峰(標高最高地点)
山頂部に出ると二ノ池本館への分岐があり右側に二ノ池と二ノ池本館の小屋が見えます。二ノ池は噴火前までキレイな水で覆われていたようですが、灰が積もってしまい池はかなり小さくなっていました。

剣ヶ峰まで最後の登りが続きます。周りは復興中の小屋や噴火の痛々しい爪痕が生々しく残っていました。御嶽頂上山荘と御嶽剣ヶ峰山荘は噴火で全壊していて、現在建て直し中のようです。
山頂手前に噴火シェルターがあり、ハイカーがここで昼休憩していました。山頂部は狭く危険性もあるため、長居することをススメられていません。シェルターの横に噴火犠牲者の慰霊碑があります。鎮魂を祈り静かに手を合わせました(-人-)

シェルターの横の階段上ると剣ヶ峰の山頂に到着します。山頂に御嶽山神社の建物があります。建物内に神主さんがいらっしゃいました。右側は広大な一ノ池の山頂火口部があり活火山の凄さを実感できます。池は灰が積もっていて水はありません。
剣ヶ峰は見晴らしは良いですが、神社の建物と火口で360度見渡せません。中央アルプスは良く見えますが、北アルプスは乗鞍岳と穂高岳・槍ヶ岳の山頂部がちょっと見える程度です。
休憩用のベンチは設置されていますが、剣ヶ峰の山頂部はたいして広くありません。そもそもこの山頂は登山者用の山頂ではなく御嶽山神社のため、ハイカーが昼休憩するためのところではないのです。噴火や崩落の危険性もあるため、あまり長居しないよう注意書きされています。

日帰りピストンハイカーさんはここで折り返して下山されるようです。登山の目的は人それぞれですが、この山頂部だけ寄ってすぐ下山するのはちょっと勿体ない気がします。御嶽山は剣ヶ峰以外にも名所は多いので、色んなところに立ち寄って御嶽山の良さを知ってほしいと思います。

▼~二ノ池(二ノ池本館)
九合目手前の分岐まで戻り、二ノ池に降りて二ノ池本館に向かいます。二ノ池自体も噴火の影響で灰が積もっている状態でした。二ノ池本館にちょっと雪渓が残っていてこの雪解けで水がちょっと残っている程度でした。
二ノ池には二ノ池本館とその少し先に、二ノ池新館(ニノ池ヒュッテ)があります。時間に寄りますが軽食をいただくことができます。水汲み場はないですが、ペットボトルを販売しています。翌日、ニノ池ヒュッテに立ち寄りましたが、ここでいただける軽食はオススメです!
二ノ池本館は最近立て直してされキレイに改装されていました。二ノ池本館周辺は携帯電話の電波が通りにくいです。建物裏の丘ぽいところに出ると通じるようになります。
今回はこの二ノ池本館で宿泊します。ゆっくり休んで、翌日に備えます。

【2日目】

翌朝の早朝、麓の天気予報をいい意味で裏切り、快晴の中素晴らしいご来光見ることが出来ました。雲海から登る日の出がとても美しかったです!
ご来光後に朝食いただき、ちょっと早めにスタートします。快晴の中、心地よい風も吹いていて気持ちの良い稜線歩きが出来ました。

▼~摩利支天山
二ノ池本館から先、剣ヶ峰の反対側はまた違った風景が広がっています。高山植物がとても多く、ところどころキレイな花畑もあります。運が良ければこの辺りで雷鳥に会えるかもしれません!

小屋から少し下り、賽ノ河原までいったん下ります。二ノ池ヒュッテは反対側にありますが、まだ時間早いので帰りに寄ることにします。
賽ノ河原は広々としていて高山植物が豊富です。向かって左側に六ノ池がありますが、この池も水は枯れていました。六ノ池は摩利支天山から良く見えます。賽ノ河原から右側に見えるピークがアルマヤ天、左の稜線の先が摩利支天山です。アルマヤ天は登山道は整備されていません。

三ノ池乗越に登り返すと美しいコバルトブルーの三ノ池が見えると思います。その美しさに思わず「おー!」と独り言言ってしまいました。
眼下に見える建物が五の池小屋、池の先に見えるピークが継子岳です。その奥は北アルプスの乗鞍岳。

三ノ池乗越から摩利支天山に向かう途中に摩利支天乗越があり、ここを下ると五の池小屋です。まずは摩利支天山の登頂を目指します。
摩利支天山はナイフエッジの稜線ですが、比較的安全なトラバースの登山道があります。途中に展望台があり、展望台から北アルプスや白山が見渡せます。
間違えてナイフエッジの稜線歩いてしまいましたが、何とか踏み跡がありました。稜線沿いは切れた岩稜が険しいので、歩かない方が賢明です。

摩利支天山の山頂は険しい岩稜でちょっと狭いですが、360度の大パノラマです!北アルプス側に乗鞍岳、穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、裏銀座が見えます。右側は南アルプスと中央アルプス、天気良ければ富士山も見えるそうです。反対側にひときわ標高の高い雪が残ってる山が日本三霊山の白山。御嶽山の火口部・剣ヶ峰一帯と継母岳が見渡せ、浅間山の外輪山に似た摩利支天山の稜線と、五ノ池から継子岳までの美しい稜線が見渡せます。
まだハイカーが少ない早朝の時間で山頂独り占めです^^ あまりの素晴らしい景色に時間を忘れて見入ってしまいました。摩利支天山の方がよほど山頂ぽい感じで、御嶽山の素晴らしさを実感できました。立ち寄って正解だったと思います。

山頂の先は行き止まりなので、摩利支天乗越の分岐まで戻ります。トラバースの道であれば安全に歩けます。乗越の分岐から五の池小屋に向かいます。

▼~五の池小屋
摩利支天乗越から五の池小屋までは下り道です。五ノ池とキレイな三ノ池が見えます。三ノ池を中心に継子岳の稜線がくっきりと見えます。その先に見える北アルプスも素晴らしい絶景です。
五の池小屋はたくさんのハイカーで賑わっていました。小屋の外にオシャレなテラスがあり、摩利支天を見上げながら美味しい軽食をいただけます。テレビの番組でも紹介された有名な小屋でとてもキレイな小屋です。五の池小屋の裏にある神社が飛騨頂上になります。この飛騨頂上から先が継子岳です。

▼~継子岳(ままこだけ)
五の池小屋のテラスで休憩して、継子岳と四ノ池・三ノ池を周回します。
この時期の稜線歩きは早朝に限ると思いました。特に御嶽山は天候の移り変わりが激しく、気温が上がると下からもの凄い勢いで霧が登ってきます。早朝であればまだ気温が低く雲の上を歩いてる感じで稜線を歩けます。継子岳の稜線は高山植物と色とりどりの花畑があり、視界も開けていて気持ちの良い稜線歩きが出来ます。

花畑を過ぎ、岩のトンネルを潜ると「針の山」という文字通り針みたいな岩のポイントに着きます。針の山を通るわけではないのでご安心を。山頂に近づくにつれガレ場になりますので、浮石と落石に気を付けて進みます。

継子岳の山頂も360度の大パノラマです。御嶽山の山頂部で北アルプスに一番近く、乗鞍岳が目の前に見えます。山頂部はとても広いです。この広い山頂を独占している状態でした^^
山頂は日和田登山口の分岐点になっています。日和田登山口から登ると継子岳の山頂に着きます。

まだ時間的にはかなり早かったですが、もう霧が登ってきました^^; 山頂でしばし休憩して四ノ池・三ノ池方面から周回します。

▼~四ノ池、三ノ池
継子岳の山頂から少し下り高天ヶ原を経由して、継子二峰の山頂を通ります。継子二峰から四ノ池までガレた急坂を下ります。ペンキでマーキングされていますがちょっと解りにくい箇所もありました。落石に気を付けながら慎重に下ります。
遠くから見ると四ノ池も枯れているように見えましたが、近づくにつれ水が流れる音がしてきました。山行中、水場に巡り合えませんでしたがやっとここでキレイな水汲めました。池から湧き出てる水でちょっとした沢になっていますが、橋はないので飛び石を伝って渡渉します。

広大な四ノ池を過ぎるとコバルトブルーの三ノ池が見えてきます。乗鞍岳のカルデラ湖みたいなキレイな水です。池の手前にキレイな建物がありました。これが避難小屋かな?また、どうやらこの辺りが開田頂上のようです。
三ノ池は水を触れるほど近くまで行くことが出来ます。近くでみると本当に美しい水面で、日光白根山の五色池を思い出しました。

三ノ池はの継子岳山頂部のカルデラ湖で低い位置にあります。黒沢口の八合目女人堂に続くトラバースの道がありますが、現在通行止めになっていて利用できません。つまり登り返して二ノ池に戻る必要があります^^;

▼~二ノ池(二ノ池ヒュッテ)
三ノ池から登ると分岐があり、左に行くと三ノ池乗越に戻ります。右に行くと五の池小屋です。急坂で悪天候時は避けた方が良さそうですが、慎重に通れば問題なさそうです。またこの辺りにもキレイな花がたくさん咲いていました。

継子岳と四ノ池、三ノ池を周回して三ノ池乗越まで戻ってきました。再び賽ノ河原を通って二ノ池まで戻ります。今度は二ノ池ヒュッテに寄ります。運が良く雷鳥の親子に遭遇しました^^
二ノ池ヒュッテは気さくな女将さんと、美味しい軽食が有名です。なんと担々麺をいただけますw 鍋割うどんもあります。コーヒーやココア、さらにタピオカまでありました!w

今回の御嶽山登山の中で色んな小屋を周りましたが、どこの小屋も個性があり管理人さんはもちろんのこと、立ち寄る修験者さんやハイカーさんも心優しい方が多くとても癒されました!


各山頂から見える息を飲むような素晴らしい景色、格式ある大霊山の神秘さ、荒々しい噴火跡、コバルトブルーの美しい池、緑豊かな高山植物と色とりどりのキレイな花畑、高山のアイドル雷鳥さん、キレイに整備された小屋と心優しい管理人さんたち等々、数えきれないほど御嶽山の見所はたくさんあります。やさしさと火山の厳しさ、自然の逞しさ豊かさを実感できるまさに名峰中の名峰だと思います!
これから御嶽山登られる方はぜひ御嶽山の小屋で宿泊して、ゆっくりと御嶽山の素晴らしさを堪能してほしいと思います。
天候が荒れやすい独立峰で、天気が読めないのが難点ですが、来年以降も機会見つけてまた登りに行きたいと思います!

写真アップしきれなかったのでこちらからご覧ください!
https://photos.app.goo.gl/cTe1EhMkdGtDQKav8

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア トレランシューズ
バックパック ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス
着替え 地図 コンパス 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食
行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
【その他】 水 2.0ℓ+ペットボトル550ml
ウィダーインゼリーx1(非常用)、プロテインゼリーx2(下山後用)
登山用ヘルメット
※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ
※トレッキングポールは折り畳み式非常用(未使用)

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登った山

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