行程・コース
天候
曇り!
登山口へのアクセス
バス
その他:
[往路]福岡市内~ 内山
①福岡市内 鹿児島本線 - 6:34着 大野城
※ 大野城→白木原(徒歩)
②6:44発 白木原 西鉄 - 6:48着 都府楼前
<<太宰府市コミュニティバス>>
③7:10発 都府楼駅前 - 7:28着 内山
[復路] 内山~ 福岡市内
<<太宰府市コミュニティバス>>
①15:50発 内山 - 16:23着 都府楼駅前
②16:23発 都府楼前 西鉄 - 16:29着 春日原
※ 春日原→春日(徒歩)
③16:43発 春日 鹿児島本線 - 福岡市内
この登山記録の行程
内山(竈門神社前)BS07:35 - 08:19愛嶽山08:20 - 08:28鳥追峠08:29 - 13:18宝満山キャンプセンター13:26 - 13:37宝満山13:55 - 14:12中宮跡14:13 - 14:58内山林道終点 - 15:25内山(竈門神社前)BSG
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
愛嶽山(おだけさん)から「猫谷川新道」を通って、宝満山に登ってきました。後から気づいたのですが、昨年も全く同じ8月18日に登っており、「こんなこともあるもんだなぁ~」と不思議な縁を感じての山行となりました。
3回目となる宝満山山行でチョイスしたのは、先週の背振・小爪ルートと同じく沢筋ルート、「猫谷川新道」からの宝満山です。「猫谷川新道」は、山頂西側からのアプローチとなるポピュラーな正面登山ルートに対し、山頂南側(筑紫野市側)から登る形になります。ちなみに、「猫谷川新道」が付けられている山頂南側一帯は「裏宝満」と呼ばれているようです。
公共交通機関派としては、やはり気になるのは「猫谷川新道」へのアクセス。最寄りの「宝満登山口バス停」は、今は停車するバスはないようで、ならばと、チョイスしたのが正面登山口ルートの最寄りとなる内山バス停。ここから、筑紫野市側から見れば子抱き富士を彷彿させる、宝満山の前衛「愛嶽山」を越えて、鳥追峠から「猫谷川新道」に取り付きます。実際には
〇内山バス停~愛嶽山~<猫谷川新道>~宝満山~<正面登山道>~内山バス停
となります。
一見すると「愛」と「猫」の文字がでてきて、なにやら癒され感が漂うルートのようですが、ところがどっこい、この「猫谷川新道」は数ある宝満山のルートの中でも難路として知られています。滑りやすい所や岩や急登があり、赤テープやペンキで目印が付けられている箇所もありましたが、沢筋ルートの宿命でしょうか、不明瞭な箇所も多く、ルートファインディングに思いの外時間をとられました。これに加えてのマムシとの遭遇。水場に近ければマムシはつきものと、念のため、かまれた時の対策にと厚手のズボンをはいていましたが、さすがにビビってしまいました(^-^;。
このルートのアトラクションの一つは7合目の釣舟岩と呼ばれる大岩登り。「岩くぐり抜け」と書かれた岩の割れ目から分け入り、大石が積み重なった隙間から這い出し、さらに押出と呼ばれる岩の割れ目をすり抜けて岩のテッペンによじ登ります。岩のテッペンからの眺めもさることながら、そこにたどり着くまでのルートが迷路のようで、よくもこうしたルートを見つけたもんだと感心することしきりでした。
[参考情報]
◆太宰府市コミュニティバス「まほろば号」
http://www.city.dazaifu.lg.jp/admin/soshiki/somu/224/398/641/5895.html
フォトギャラリー:87枚
おはようございます。ここは西鉄都府楼駅です。
西鉄都府楼駅前から大宰府市コミュニティバス「まほろば号」に乗って、竈門神社前にある内山バス停に向かいます。ちなみにこのバス、どこまでいっても100円という、財布にやさしいバスです。ありがたいですね~やm(__)m。
25分ほどで内山バス停に到着しました。後ろに見えている、緑色のポンチョ型のバスが乗ってきた「まほろば号」です。
バス停から竈門神社前の駐車場を通り抜け、神社の参道に入ります。
相変わらず、緑が美しいなぁ。
涼しげな風鈴が飾られていましたが・・
この日は風がなく、残念ながら風鈴の音は全く聞こえません。
竈門神社の拝殿
本日の無事の山行を祈念。
正面登山道ではなく、拝殿の右脇を抜け愛嶽山に向かいます。このルートは今年1月に宝満山からの下山で使ったこともあり、安心して進むことができます。
歩き出してすぐに蚊やアブの来襲・・(-_-;)。振り払おうと自然と急ぎ足に。
それもあってから、30分ほどで愛嶽山山頂の愛嶽神社に到着。
愛嶽山」をゲット(^^)v。
鳥追峠
あいかわらず賑やかな道標ですね~。ここから「猫谷」へ向かいます。
ここから未踏のルート。しばしの下りとなりますが、この後に登りが続くと思うと、この下りがもったいない・・。
ヤマジノホトトギス
アングルもバッチリ、誤差なし(笑)!
ここから猫谷川新道に向かかうべきところを、道標を見落としてしまい、大石の方に下ってしまうというルートミス。
思わぬ登り返しに心が折れそうになりながらも、気を取り直して猫谷川新道を目指して進みます。
ヤブラン
ルートミスはありましたが、無事に猫谷川新道に合流できました。ここからが本番スタートとなります。長かったなぁ~(^-^;。
合流ポイントにあった「扇の滝」。小滝ながらも、それぞれに名前が付けられていいます。
登山道の様子。
沢沿いを遡行するような箇所も。
夫婦の滝。右が雄滝、左が雌滝だそうです。
花乱の滝。滝らしいと滝といった感じです。
何度か渡渉を繰り返し
岩登り箇所もありました。ロープが有難い。
黎明の滝
前回に続き、今日も「冷感タオル」が活躍してくれています。涼~♪
苔むしたいい感じの登山道
標高が高くなるにつれガレ場が続くようになります。
再びの岩登り。この大岩を登ってしばらくしたところで、マムシに出くわしました~(^-^;。
モフモフ。よし、合格!
大岩の下を進んでいきます。
割れ目をのぞくと石仏がありました。
あれが釣舟岩でしょうか。
ピンポーン!
ここが「岩くぐり抜け」の割れ目のようです。パッと見、石で割れ目が塞がれているような感じですが、割れ目から上のほうによじ登っていけるようになっています。
そこから岩と岩の間にできた隙間(写真)を四つん這いになって抜けてきます(抜けたところから撮った一枚)。
さらに押出と呼ばれる岩の割れ目をすり抜けて
舟岩のテッペンによじ登りました~!
曇っているが残念ですが、いい眺めですね~。左のピークは大根地山、右奥はは砥上岳でしょうか。
後方に見えているのは宝満山山頂。
山頂のアップ!
釣舟岩の割れ目のところにザックをデポしていたので、再び、割れ目まで戻って、釣舟岩を巻くように登っていきます(ザックを持っていっていれば、釣舟岩の頂上付近からすぐにキャンプ場に向かう縦走路に入れました、失敗しました)。
キャンプ場に到着しました~。汗でびっしょり、すでに持ってきた水2.4ℓを飲み干してしまいました。残りはペットボトル1本だけ、山頂までいけばあとは下りなので、なんとかなるでしょう。
山頂直下の鎖場が見えてきました。
宝満山山頂に到着しました~、おなじみの拝礼岩♪
ピークを過ぎているようですが、鮮やかなコオニユリが出向かてくれます。
釣舟岩から見えていた大根地山、右隣りは砥上岳。大根地山の向こうには昨年10月に登った嘉穗アルプスでしょうか。
尾根沿いに見えているのは仏頂山。下に見えている赤い屋根の建物が先ほど休憩をしたキャンプ場です。
こちらが釣舟岩、あそこにいたんですね~!
竈門神社上宮でも無事の山行を祈念して、これより山を下ります。
ルートは正面登山道
岩場が続きますが、猫谷川新道に比べればとても歩きやすい。
中宮跡
「百段ガンギ」
「百段ガンギ」と呼ばれる整然と積まれた石段。ちなみにガンギとは階段の意味で使われているそうでです(振り返っての一枚)。
登山口が見えてきました~。
舗道を通って竈門神社に向かいます。
竈門神社の池。飛び込みたい・・
竈門神社に戻ってきました~。
参道を下っていきます。
内山バス停に無事に戻ってきました。マムシに出くわすというハプニングはありましたが、無事に猫谷川新道を登り、釣舟岩の「岩くぐり抜け」も体験することができ満足です。が、さすがに2週連続の沢沿いルートの山行はちょっと食傷気味、しばらくは沢沿いルートはいいかなぁ。なにはともあれ今日も無事で、「おやっとさぁ」でした。
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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