行程・コース
天候
初日:晴れ 2日目:曇りのち晴れ(山頂はぱらぱら雨が降ったり止んだり)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
《往路》
8月23日6:00仕事を終え、外環市川南IC→東北道那須塩原IC
★千本松温泉で入浴後→尾瀬御池P12:00
《帰路》尾瀬御池P11:40→奥只見ルートで関越道小出IC→
★前橋の事故渋滞で関越赤城ICで降り国道・上武道路経由で東北道加須ICから高速利用。外環→京葉道路へ
自宅へは18:15到着
この登山記録の行程
【1日目】
沼山峠(06:25)・・・大江湿原(06:54)[休憩 5分]・・・小渕沢田代(07:40)・・・尾瀬沼東岸(08:30)[休憩 25分]・・・三平下(09:12)・・・皿伏山分岐(09:32)・・・沼尻平(10:00)[休憩 20分]・・・白砂峠(10:35)・・・燧ヶ岳分岐(11:13)・・・見晴(下田代十字路)(11:20)
【2日目】
見晴(下田代十字路)(04:30)・・・燧ヶ岳分岐(05:00)[休憩 5分]・・・白砂峠(05:30)[休憩 5分]・・・沼尻平(06:07)[休憩 60分]・・・ナデッ窪道分岐(09:00)・・・俎嵓(09:20)[休憩 5分]・・・熊沢田代(10:10)・・・広沢田代(10:50)[休憩 5分]・・・御池(11:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
8月2回目の尾瀬。【本題】燧小屋へ忘れ物を取りに。それだけではつまらないので、燧ケ岳・ナデッ窪コースはどんなものかを体験してきた。
夜の外気温18度。暑さ寒さも彼岸まで。3週間前とは変わって秋模様。前夜、仕事を終えた足で尾瀬へ直行。風呂は那須塩原ICの千本松牧場内の温泉で。いいお湯だが牧場の臭いが漂う。この場所で深夜12時までの営業は有り難い。臭いが嫌な人には合わないかな?前回同様に御池Pで車中泊。往路は御池Pから始発のハイブリッドバスで沼山峠へ。同乗した団体さんを回避するため、山の駅沼山峠で朝ご飯。持参したパンに購入したお味噌汁と美味しいコーヒー。営業時間は東武鉄道の深夜発尾瀬号バス到着にあわせての開店時間なのだそうです。歩きだしはゆっくり。沼山峠のゴゼンタチバナには赤い実・・。リンドウなど紫の花に彩られ、秋の色彩ですね~。
尾瀬沼南岸だけでは時間が余るので、小淵沢田代経由で尾瀬沼界隈へ行く事に。思った通り、誰も来ない。結局、小淵沢田代ルートですれ違ったのは単独行の男性2人。どの湿原もイワショウブが主役。小淵沢田代からは日光の山が見える。鬼怒沼へつながるルートもいつか行ってみたいと夢膨らます。
熊にも遭わず、尾瀬沼ビジターセンターへ到着。撮った写真のキノコの写真を見てもらったが、ブナハリ茸ではなかった様子。せっかくなので中の展示品を拝見する。凄いスピードで何かが飛ぶ。迷いこんだ小鳥が建物から出られず、やみくもに施設の中を飛び回る。最後は疲れて床にうずくまってしまった。施設の職員の方に伝え、小鳥の為に解放した窓から、やっと外へ飛んで行った。『よかった~。ありがとうございます』とお互い声をかけあう。
南岸は尾瀬沼から燧ケ岳が眺められるのが良かった。言う程悪路でもなく、さくっと巡る。
休憩せずに歩き通したので沼尻で美味しいコーヒーを飲む。皆、思い思いに休憩している。見晴までは一度歩いているので造作もない。ランチ営業をやっている小屋で昼を済ませ、燧小屋に到着。ここでは何もせずに昼寝。一番風呂の後は夕方ビールを飲みながらの散策。これが最高!
翌朝、食事をしていると遅くなるので夜のうちにお弁当を届けて頂く。朝4:15にそっと小屋を出て外で身支度。熊に遭遇しないことを祈り、熊除け鈴を鳴らしながらヘッデンをともす。
さすがに足元が悪いので昼間のように早歩きは控える。やがて空が白みはじめ、段小屋坂で怒ったような獣の鳴き声を聞く。鹿だ。尾瀬でも害獣駆除対象とされ、人間を警戒している。沼尻でトイレ休憩をして、朝食をとろうと思って歩くと売店には人がいた。長蔵小屋から通ってくる店番の方。本当は8時営業のところ、コーヒーの注文を引き受けて頂いた。燧小屋のお母さんが作ってくださった具沢山のおにぎりをほおばりながら、小一時間お喋りがはずむ。連日の夏季営業は25日まで。これからは週末のみ営業になること。8/26~1週間はお休みするそうなので平日入山される方はご注意ください。沼尻の売店にある自販機はヘリで撤去することなど。また、ナデッ窪ルートのことなど教えて頂く。一人旅は出合い旅。楽しい時間を共有させて頂きました。
7時に出発。教わったとおり、最初は沢筋の道を歩く。ピンクの目印の近くヒカリゴケが見られる場所が3カ所あること、登攀系ではないが、ジャングルジムが延々と続く登りと。ナデッ窪ルートは楽しかった(^^♪ ゴロゴロ石を3点支持で登っていくが、登りで使う分には問題ないかと.
・。履いてきたハイキングシューズではフリクションが効かなくなっていて、ちょっとした小技で登り切りましたが、尾瀬沼近辺ハイクで息切れする人は辞めておくのが正解。最終的には長英新道に合流して頂上に出る。長英新道は草刈りされたばかり。(ナデッ窪には落とし物が多かった。男性用の帽子。ハンドタオル。何故かいくつものビニール袋。)長丁場だったので久しぶりに大小併せて携帯トイレ使用。人がいないって素晴らしい♪但し、ザックからほのかに自分の臭いが漏れる。『何食べたらそんな臭いに?』なんて考えながら登っていた。(>_<)時々ハエが臭いに釣られてやってくる。沢を詰めるとやがて笹っ原の道に代わり、後方には尾瀬沼の景色が心を和ます。燧ケ岳で一番好きなルートになりました。(笑)
5合目あたりから小雨がパラパラしたり止んだり。頂上はガスで展望が無いにも関わらず雑多な感じ。標識を見失うまいと御池へ戻るルートを確認し下山。11時30分には駐車場に到着。
新潟側から帰ったら時間短縮になるかと思案。サンデードライバーの運転なのか、やたらブレーキを多用する車が銀山平まで先頭を譲らず。沢水用溝がある度に余裕のない完全停止。(車を汚したくないのか?)カーブで目いっぱい膨らむから対向車やバイクが来る度にお互い停止するわで、停止。路肩に寄せないので谷側の対向車が道を譲る事数回。こういう周囲を慮れないドライバーにはイラッとする。対向車はヒヤッとしたと思う。携帯電話も通じないような場所での事故は禁物。やっと奥只見湖の遊覧船乗り場で道路から離れてくれてストレスから解放されたが、今回のように山道に不慣れな車両を回避できず追従するより、やはり会津田島経由の方が色々なルートが選択できていいかな?夜道には絶対に使えない。まぁ、越後三山や大好きな谷川岳、赤城山を見ながらドライブという収穫もあった。時間的にはどちらも同じくらい~。
靴は3年くらいでダメになる。今回、愛用のメレルが足から水が靴下に沁みてきた。そろそろ買い替え時かな~。
フォトギャラリー:41枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 | |
【その他】 環付カラビナ2枚・カラビナ2枚、スリング小・中各1本、補助ロープ10メートル |
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