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令和元年 白山飲んだくれツアー(1日目)

白山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 6人 (Yamakaeru さん 、ほか5名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: カーナビには「市ノ瀬ビジターセンター」とセット。駐車場は広いが、シーズンであればすぐにいっぱいになるので、できる限り早めに。
トイレは完備。バスに乗り換えて別当出合まで移動。バス代は片道500円。頻繁に運行している。

この登山記録の行程

【1日目】
別当出会(09:42)・・・<砂防新道>・・・中飯場(10:28)・・・別当覗・・・甚之助避難小屋(11:44)(休憩~12:38)・・・南竜道と黒ボコ岩方面分岐(13:38)・・・南竜山荘(14:17)(休憩~14:50)・・・南場ヶ馬野営場(15:15)

コース

総距離
約5.5km
累積標高差
上り約1,067m
下り約239m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2年ぶりに白山飲んだくれツアーに参加した。
白山飲んだくれツアーとは、簡単に言うと諸先輩達方と共に白山に行き、大自然を肴に酒を飲み、白山を120%堪能してくることを目的にしたツアー。一応、トップ・プライオリティは(たぶん)登山。その次に酒が来て、夕陽に、満天の星空に、日の出にお池巡りと同列で続く。。。
果たして今年の珍道中やいかに。

【1日目】
高速を飛ばして、市ノ瀬ビジターセンターへと向かう。舗装エリアの駐車場は既にいっぱいだったが、未舗装の方はまだ空きスペースが多く、比較的手前に駐車することができた。
案内係の人に聞いてみたところ、ピークだった先週末は停める場所がないほど盛況だったとか。今週末は花も終わりかけで、紅葉シーズンまでの谷間的な週末。登山者も比較的少ないのだろう。毎回あえてこの時期に「飲んだくれ」を設定しているのも、宿泊先となる南竜山荘のキャビンが最もとりやすいからだ。
市ノ瀬から別当出会いまではバスで移動。頻繁に走っているのでありがたい。別当出合で、バイクでやってきたメンバーと合流し、全員集合。総勢6名の山旅だ。
メンバーの山レベルは年に数回程度。いつものガチガチの登山とは異なり、「ゆっくり⇒休憩⇒ゆっくり」が今回の基本ペース。
準備もマイペースで、一人がトイレから戻ってくれば次の人が思い出したようにトイレへ向かうとか、やなんかんやと出発が整うのまでに結局30分ほど待たされた。いつもだと1分が貴重なのに。苦笑。まあ、それぞれ持ってきた食料とお酒だけは忘れないように。^_^
吊り橋を渡って、砂防新道を進んで行く。
じんわり汗がにじんで来るが、例年ほどは暑くない。お盆を過ぎて、一気に季節が移っているようだ。
珍しく今回が今年初めての白山。なれた道なので、だいたいの距離感が身体に刻み込まれている。今日はひたすらのんびりと登る。
甚之助小屋から最後のひと踏ん張りを登り切って南竜道と黒ボコ岩方面の分岐へ到着。ここまで来ると、南竜山荘には着いたも同然。登山道は水平移動に入り、ゆっくりと進むと、まず、南竜山荘のテント場(南場ヶ馬野営場)が目に入ってくる。今日もカラフルなテントが幾つか建っていた。テント場の近くには大きな建物も何棟か見える。炊事場やトイレ、そして本日、我々の宿泊先キャビンだ。
毎年のように南竜山荘にこの「飲んだくれチーム」がやって来るのも、このキャビンがあるから。山の上にこれだけ本格的なキャビンがあるのは全国でも珍しいと思う。避難小屋ではなくて、完全予約制のキャビンだから、気の会う仲間と集い、周囲に気兼ねなく宴会を楽しむことができる。寝具もしっかり揃っているので、持ち込むのは食料とお酒だけ。登山と宴会を楽しみたい方には大いにオススメしたい。ちなみにキャビンは1つの棟に2部屋の組み合わせになっているので、出来れば我々のように6人から8人で2部屋押さえ、1棟まるごと借り切ってしまうのがよい。お隣の棟とは、そこそこ離れているので自分たちのスタイルで楽しむことができる。
更に進むと、テント場の左側に南竜山荘が見えてきた。緑の草原に赤い屋根が映える。近づいていくと、歩きやすい木道が出迎えてくれる。南竜山荘の近くには綺麗な沢がいくつも流れていて、豊富な水の恵みから、小屋の周辺は花の種類も多い。
南竜山荘に到着。キャビンの受付を済ませて、待ちに待ったウエルカムドリンク・タイム。^_^
生ビール一杯800円也。プラスチックのカップには未だ白山開山1,300年のロゴが入っていた(大量発注で余っているのか?!)。
生ビールを楽しみに登ってきたが、風が吹くと身震いするほど寒く、ビールを楽しむ気温ではなかった。
キャビンに移動して、荷物を下ろすと同時に玄関先に食材を持ち寄り宴会の準備が始まる(キャビンの中は火気厳禁)。
宴会の主役は、ホルモン鍋。しかも、知る人ぞ知る「星山のホルモン」を厳選。これだけでヨダレもんだ。あちらこちらのザックから、ビールやらワインが出てきて、「さぁ飲んでくれ」と言わんばかりに一列に並べられる。コップを持って、「乾杯!」の声とともに宴会がスタート。霧が濃くてよく分からないが、時間はまだ相当早い。前回もそうだったが、夕陽の時には大概、撃沈しているペースだ。
下界から切り離された山の開放感。何を食べても美味いに決まっているが、星山のホルモンは実に激ウマだった。ワインが一瞬で消費されていく。鍋もあっと言う間に無くなってしまった。しかし、ここで隊長が自慢のもう一品を追加。水なしでもすぐに調理できる冷水麺。これを残ったホルモン鍋の出汁に投入。以前、アルファー米を使ったことがあったが、調理に向いていないのか焦げ付いてしまい美味しくなかった。冷水麺の結果は、、、というと、いい感じでダシの旨さを吸収して、調味料無しのそのままでもめちゃめちゃ美味かった。
食べ終わり片付けしたところまでは覚えていたが、そのまま部屋になだれ込んだ後は記憶が飛んでいつのまにか爆睡していた。どこか遠いところで「少しだけ夕陽が見えますよー」と声が飛び交っていたが、身体がピクリとも動かなかった。美味い酒に美味い料理。そしてぐっすり眠る。幸せだー。
次に気がついたのはトイレに起きた23時だった。室温は低かったが、毛布があったので快適に眠ることができた。
外に出ると周囲は濃い霧で覆われていて隣のキャビンがうっすら見える程度。みんなが楽しみにしていた満点の星空は無理なようだった。そういえば、昨日の夕陽はちゃんと見ることができたのだろうか。
行動開始の2時半までもう一寝入りとする。

<2日目はこちら>
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=173057

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • ホルモンは何回噛んだあと、飲み込むのですか?

  • ほ、る、もんって、3回。

  • 「星山のホルモン」めちゃうまそうですね。盛り上がりが目に浮かびます(^。^)

  • そうなんです。あったまるし、美味しいし、最高でした。
    今度、我々もやりたいですね。( ◠‿◠ )

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