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夏から秋へ…うつろう尾瀬 〜至仏山〜

至仏山( 関東)

パーティ: 2人 (やぎやぎ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ (朝)13℃〜(山頂13時頃)20℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 沼田IC〜

この登山記録の行程

鳩待峠(08:20)・・・山ノ鼻(09:20)[休憩・散策 60分]・・・至仏山(13:20)[休憩 35分]・・・小至仏山(14:50)・・・オヤマ沢田代(15:20)[休憩 10分]・・・鳩待峠(16:30)

コース

総距離
約11.9km
累積標高差
上り約940m
下り約938m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今シーズン5回目の尾瀬‥(笑)。・・こんなに惹かれるのは、なぜかしら?
夏の花もひととおり咲き、草紅葉には、まだ早い。…先日までの猛暑が嘘のようになりを潜め(山の鼻VC.9時ごろ18℃)、…しっとり落ち着いた表情を見せはじめた…尾瀬〜至仏山を歩いてきました。
山の鼻の見本園外側は、熊出没のため通行が制限されていましたが、その手前と至仏山への道は、通ることができました。(熊鈴の携行必須)
湿原では、イワショウブやウメバチソウ、サワギキョウ、オゼミズギク、オクトリカブト、ミヤマワレモコウ …が、ひっそりと咲き・・池塘に浮かぶオゼコウホネやヒツジグサ、周辺のチングルマやカヤツリグサの葉が、黄色へ色づきはじめ…小さな秋を教えてくれます。
アキアカネやキベリタテハ、ベニヒカゲ…も忙しそうに飛び回っていました。
至仏山への登山口を入ると、栂やオオシラビソの深い樹林帯の急登を登っていきます。森林限界を過ぎると…尾瀬ヶ原や燧ヶ岳が、見渡せます。岩だらけの急登に息が上がり、高天が原の木道階段付近は、タカネナデシコやハクサンフウロ、ホソバヒナウスユキソウ、キンコウカ、ミヤマウイキョウなどが残り咲き・・ツリガネニンジンやイワショウブ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、オヤマリンドウ…などが、咲きはじめ。山頂付近では、特にヒメシャジンがハイマツ帯や岩間で小群落をつくり見事でした。
この日、木道修繕工事のヘリコプターが、ひっきりなしに鳩待峠から尾瀬ヶ原へ木材をピストン輸送していました。昼休憩以外は、プロペラ音が、タッチアンドゴー状態で終始響き・・急ピッチに進む作業を物語っていました。
至仏山からの眺望は、これまでになく良好〜。尾瀬ヶ原の池塘群〜燧ヶ岳、日光連山〜武尊…ぐるっッと…気持ち良くのぞめました。休憩の山頂では、3〜5組のハイカー・・思いおもいに、光景を楽しむ様子が伺えました。
山頂は晴れていても風で冷えるので注意しましょう。こまめな水分ミネラル補給も忘れずに・・。
至仏山から小至仏山は、ゴツゴツとした岩山の様相をみせ、蛇紋岩の滑りやすさも重なり…歩きづらく感じさせます。更にその先へ伸びる稜線・・、穏やかな尾瀬ヶ原と全く異なる…厳しく山らしい表情にも圧倒されます。岩場や泥濘もあり歩きづらく感じる事もありますが、概ね木道が、整備されているので…問題なく歩けます。

二年前に登った時と同じくらい・・登り、下りに標準時間より多めにかかってしまいました。歩みも遅いのでしょうが、風景、植物に目を奪われ…止まり止まり…どうしても時間が、かかってしまう…(笑)みたいです。
ますます、尾瀬に・・ぞっこんです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ カップ

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登った山

至仏山

至仏山

2,228m

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