行程・コース
天候
薄曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)JR高尾駅(7:05着)から徒歩
復)和田バス停(14:32発)にて藤野駅。
*やまなみ温泉へは藤野駅から路線バスにてやまなみ温泉入口バス停下車
この登山記録の行程
JR高尾駅(7:30出発)-金刀比羅神社登山口(7:35)-浅川金刀比羅社(7:47)-(御室社)-落合信号分岐(8:11)-(金毘羅台コース)-1号路合流(8:40)-ケーブルカー駅(8:55)-薬王院仁王門(9:20)-高尾山山頂(9:50)-一丁平(10:20)-小仏城山(10:40/10:55)-小仏峠(11:15)-景信山(11:45/11:50)-堂所山(12:40)-底沢峠(12:58)-明王峠(13:05/13:15)-奈良子峠(13:21)-陣馬山(13:48)-(一ノ尾根)-和田第二尾根分岐(14:08)-和田バス停(14:24)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
安・近・短の日帰り山行をモットーに山歩きを再開してから3年強、前回の大菩薩で通算100回を数えたところで初心に返り、101回目の今回は、第1回目と同じ高尾山から陣馬山までの奥高尾縦走路を歩いて来ました。 湿度と蝉の声は未だ夏モードですが、空の色と山野草には秋の気配が漂っていました。
≫思い起こせば2016年4月30日の朝、空の青さに衝き動かされ、ふらっと向かったのが高尾山でした。
地図も持たずに1号路を登り、「もう少し先まで行ってみよう、、、」を繰り返すうちに陣馬山まで歩いてしまい、そこから眺めた笹尾根や奥多摩の山深さに引き込まれたのが山行再開のきっかけでした。
その頃は未だ、ヤマケイ登山記録の存在も、守屋さんの活動も、やまなみ温泉の事も知りませんでしたので、写真も撮らず、小仏峠で登山詳細図の最新情報も聞かず、締めの温泉にも入らずの、何とも味気無い山行であったのを挽回しようというのが今回の目論見で、加えて言えば、高尾駅から足慣らしの浅川金刀比羅社参拝や、薬王院での狛犬探しなどは、この3年で身に付けた低山歩きの楽しみ方のオプションと言えましょうか。
天気のせいか季節のせいか、高尾山の山頂もその先の縦走路もいつになく静かで、何か新鮮な感じがします。 蝉の声は未だ賑やかですが、フレーム越しの萩やススキに着実な秋の足音を感じます。 小仏峠では守屋さんと談笑しながら売切れ御免のバンダナと最新版の登山詳細図を購入して「小仏シール」を2枚頂きました。
最後は少しでも早く温泉に浸かりたくて、陣馬山から和田のバス停まで、飯縄権現宜しく天狗走りに尾根を駆け下りると、効率よくバスを乗り継いで、やまなみ温泉に初ドボーン。
3年越しの宿題を全て片付けて、100と1回目の安・近・短山行も、しっかり締まりました~。
本日の総歩数36,320歩、歩行距離24.9km、消費カロリー1,527kcal、脂肪燃焼量109g也。
フォトギャラリー:88枚
JR高尾山駅北口から出発。足慣らしに、あの小山を越えて高尾山を目指します。
線路を南に越えて間もなく、見落としてしまいそうな登山口から取付きます。
住宅地の裏山です。
浅川金刀比羅神社が鎮座する小ピーク。
反対側には、石段の参道が整備されています。
民家の裏手の籔っぽい道を進みます。蜘蛛の巣だらけで、まるでバリエーションルートです。
車道脇のコルで、草戸山に向う登山道が分岐します。
一旦下って、京王線の脇を通ると、
御室社と山王社が合祀された神社の境内に出ました。
線路を潜って、R20の落合信号から金刀比羅ルートに進みます。
個性的な古民家風のろくざん亭。
車道終点に登山口が有ります。
「キケン!倒木により通行注意!なるべく他のコースをご利用下さい(2019.7.9)」の看板。既に倒木は片づけられていて、特に危険な個所はありませんでした。
途中、女性ハイカーさん一人とすれ違っただけの、静かなルートでした。
30分ほどで金毘羅社に到着。1号路に合流します。
時間のせいでしょうか、1号路を歩く人もまばらです。
滑り難く造られている白っぽい部分は、下り専用レーンの様です。
売店の従業員を乗せた車が次々と上って行きます。
ケーブルカー山頂駅と、ビアマウント。
生憎の天気は想定内です。
蛸杉。縁起物です。
樹高37m、目通り幹囲6m、樹齢450年とあります。
霊気満山の額を掲げた山門を潜れば、高尾山薬王院のご神域です。
仁王門を潜って境内へ。
未だ人もまばらです。
薬王院は真言宗智山派の寺院ですが、薬師如来と飯縄権現を祀る、神仏習合のお手本の様なところです。
飯縄権現の化身とされている烏天狗の表情がめちゃくちゃリアル。
本殿の石段にヤクルトの文字が♪
四国八十八ヶ所巡りと同じ功徳があるという八十八大師巡拝霊場。
白狐に乗った烏天狗。ズバリ飯縄権現のお姿ですね。
奥の院へ続く静かな裏参道。
寺院に狛犬。明治以前までは当たり前のことだったのでしょう。
阿形に怒鳴られて、しゅんとしている様な云形の表情が印象的です。
お寺の中の神社、飯縄権現堂。二拍手して良い物かどうか悩みますね。
更に石段を登って行きます。
不動堂の裏手の一段高いところに富士浅間神社が鎮座していました。ここでは遠慮なく拍手でお参り。
意味ありげな円形サークル。護摩壇の名残りでしょうか?
不動堂と浅間神社の裏手に、山頂に続く路が続いています。
高尾山山頂に到着。十三州大見晴台とあります。因みに、駿河、甲斐、信濃、越後、上野、下野、常陸、上總、下總、安房、相模、伊豆、武蔵で十三州だそうです。
高尾山山頂標。人が少ないのには驚きました。
山頂の自販機飲料のお値段は、、、。
今日は、富士山が見えない事も想定内です。
人気者♪
←ここから奥高尾へ。陣馬山徒歩五時間、とあります。
小仏城山迄は、木道で整備された路が続きます。
花の知識が有れば、低山歩きの楽しみも倍増することでしょう。
何となくシンメトリー。
一丁平の展望台。丹沢山系がうっすらと。
如何にも奥高尾らしい~。
この付近は、山桜も有名ですね。
小仏城山に到着しました。
なめこ汁(300円)を頂いて小休止。
最近話題の、城山茶屋のメガ盛かき氷!シロップ掛け放題らしいです。
小仏城山から先は、一転して湿った泥の道となります。滑らないよう慎重に、、、
小仏峠に下る手前で、相模湖を見下ろす事が出来ます。
小仏峠の守屋さんと暫し歓談。最新版の登山詳細図「丹沢西端・西道志編」を購入。
午後になると売切れ御免のバンダナを買うのも、今回の宿題の一つでした。
夏と秋がバトンタッチ。
景信山に到着。
景信茶屋のワンコ。3匹いました。
こちらは景信小屋。
昭和10年頃の山頂の写真が残っています。一面が丸裸で、今では想像できません。
山菜の天ぷらも有名です。シュウカイドウの葉が食べられるとは知りませんでした!
何箇所か巻き道が有りますが、今日は初心に戻って、律義に尾根道を歩きます。
堂所山への直登の見た目は中々のものです。
主脈から少し外れた堂所山に寄り道。展望はありません。
明王峠の手前に、展望の開ける伐採地が有ります。
今年ももうススキの季節となりました~。
夏の終わり?秋の始まり?
底沢峠を通過。
明王峠で小休止。
奈良子峠。陣馬高原下バス停に続く道は破線ルートです。
約半年ぶりの陣馬山。富士山はお預けです。
バスの時間が迫っていますので、そのまま信玄茶屋へ向います。
お目当てはやまなみ温泉の割引券。信玄茶屋で貰う事が出来ます。
バスの発車時間まで僅か40分。一ノ尾根を天狗走りに駆け下ります!
和田バス停への二つ目の分岐点。「和田1.2km」とあるので、何とか間に合いそうです。
急いでいても見逃しません!茸の大群に立ち止まってパチリ。
広葉樹の自然林に囲まれた、歩き易そうな路でした。
茶畑のある和田集落に出ました。
車道を少し下って和田バス停に到着。山頂から約30分で駆け下りて、14:32のバスに間に合いました!
バスは14:46に藤野駅に到着。14:56の奥牧野行きバスに乗り継いで、やまなみ温泉へ!
やまなみ温泉に立ち寄るのも宿題でした。施設は古めですが、良い温泉でした♪
湯上りセット。豆腐が旨し!
藤野名産は柚ですね。最後に柚ワインを頂いて、101回目の安・近・短の日帰り山行も無事締まりました~。
小仏峠で買った高尾山バンダナです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 行動食 |
テーピングテープ |
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