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霧ヶ峰を周遊~車山肩から車山山頂・南の耳・北の耳・男女倉山・八島湿原を経て車山肩へ~

車山・男女倉山( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇後時々小雨、午後は晴。やや強い風。車山肩の気温7:50 16℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道諏訪ICを出て、霧ヶ峰スキー場を経て、車山肩駐車場へ向かう。

この登山記録の行程

自宅5:00⇒7:10諏訪IC⇒7:40霧ヶ峰スキー場前公衆トイレ7:45⇒7:50車山肩8:10・・・9:00車山頂9:10・・・9:30車山乗越9:40・・・10:22南の耳10:24・・・10:44北の耳10:46・・・11:15男女倉山(ゼブラ山)11:18・・・11:45公衆トイレ11:52・・・11:55奥霧小屋跡12:30・・・沢渡・・・13:45車山肩13:57⇒14:07八島湿原14:25⇒霧ヶ峰スキー場前公衆トイレ⇒諏訪IC⇒17:15自宅。

コース

総距離
約9.6km
累積標高差
上り約381m
下り約379m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 夏の花と秋の花の両方を楽しむことができました。種類も本数も多くて、うれしかったです。雲が次々とわき上がり押し寄せて来て、眺望は良くなかったのですが、高原の涼しい風にあたることができ、気持ちが良かったです。
 車山肩を8時10分に出発すると、花々が次々と現れ、カメラを向けました。ハナイカリ・ヤマハハコ・アキノキリンソウ・ウメバチソウ・ツリガネニンジン・ウスユキソウ等々。強風のため、花が大きく揺れて、うまく撮れませんでした。
 車山頂には9時到着。強風にあおられ、体がふらつきました。眺望が良くないので、早々と登山道を下り、車山乗越へ向かいました。ツクバトリカブトを2本見つけました。青紫色がとってもきれいです。ハクサンフウロがきれいでした。
 突然オートバイがふかすような音が近くから聞こえて来ました。(えっ、オートバイが登山道に入り込んで来たのかな。いったいどこにいるのだろう)と思いました。物凄い爆音が響いています。すると同行者が「ドローンが私達の頭上を飛んでいる」と言いました。その正体は、ドローンの凄まじいエンジン音でした。私たちの頭上を越えて、山頂周辺を飛び回っていました。強風のため、吹き飛ばされないように、出力を高めて飛行しているようでした。ドローンを飛ばすには許可がいると聞きましたが、登山者や観光客が多いので、許可はしないはずです。強風のため、バランスを崩して墜落する可能性があります。5分間程でしたが、静寂さを破られ、危険な思いをしたので、憤慨して来ました。
 一般的なコースは、蝶々深山・物見岩から八島湿原へ向かいます。私たちは、やや遠回りですが、南の耳・北の耳・男女倉山を経て、八島湿原へ行きました。標識や踏み跡がしっかりしていて、迷う心配はないです。トモエシオガマ・ヤマラッキョウ・ナギナタコウジュ等々が咲いていました。車山乗越にあった説明板には、男女倉山(ゼブラ山)まで120分とありました。休憩は南の耳と北の耳。各2~3分の立ち休みにしました。その結果、1時間35分で到着することができました。
 男女倉山頂から約100m進むと、急降下します。左手には、ススキ野の中にツクバトリカブトが群生していました。現在咲いているのは5本でしたが、他は蕾をたくさん付けていました。全部咲いたら、見事だろうなと思いました。
 登山道が平坦になって来ると、両脇の笹の葉が登山道を隠してしまいます。ストックで足元を確認しながら歩きました。石や根、ぬかるみが所々ありました。
 11時45分公衆トイレに着き、シカ進入防止柵を過ぎると、アサマフウロが群生していました。とっても鮮やかな花です。奥霧小屋跡の前の広場で昼食を摂りました。雲行きが怪しくなり、風が大変強くなりました。すると大粒の雨が降り出しました。あわてて雨具を着こむと、今度は雨がやみ、強い陽射しが照り付けました。
 同行者は、八島湿原を散策することになり、私は車を回収するために、ここから車山肩へ向かいました(12時30分発)。登山道脇には、キンミズヒキ・ワレモコウ・クサフジ等が群生していました。ギボウシも咲いていました。
 トレーニングする良い機会だと思い、やや早歩きを心掛けました。沢渡からの急登はすごく辛かったです。コースタイム奥霧小屋跡→車山肩1時間25分(昭文社地図)のところを1時間15分と10分間縮めました。13時45分車山肩に到着。八島湿原へ同行者を迎えに行き、家路に着きました。

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フォトギャラリー:74枚

霧ヶ峰車山肩駐車場(無料、ニッコウキスゲ開花時は有料)。レストラン・自販機有。奥にバイオトイレ有(協力金)。

ここのニッコウキスゲは素晴らしい(開花時期は7月)。、

車山のシンボルと車山。

ハナイカリ。

ヤマハハコ。

ここはニツコウキスゲの群生地(7月)。電気柵に近寄らないようにの注意書き。

ウメバチソウが大変多い。

アキノキリンソウも大変多い。

もう一枚。

ツリガネニンジン(薄紫色)。

シナノオトギリ。

ヤマラッキョウ。

ウスユキソウ。

ハクサンフウロも多い。

富士山がうっすらとであるが見えてうれしい。

ウメバチソウ

コウリンカ。

トリオ。

ツー・ショット。

ツリガネニンジンも多い。

車山山頂に到着。気象レーダーがある。遠景は雲の中。

灰色の厚い雲が空を覆っている。

これから向かう南ノ耳・北ノ耳・男女倉山方面。

車山頂から車山乗越へは階段を下る。白樺湖が見える。

キンミズヒキ。

ここにも帰化植物が侵入。ヒメジオン。

シナノオトギリ。

つくばトリカブトが咲き始めた。これから向かう男女倉山に群生地有。

ここにも。

カワラナデシコ。実物は赤紫色。

花数の大きい株だ。

ハクサンフウロが多い。

ここにも電気柵。

ススキがゆれている。ここはすっかりと秋模様だ。

車山乗越に到着。

南の耳へ向かう。

男女倉山(ゼブラ山)までは約120分。

トモエシオガマ。

ここもウメバチソウが多い。

ヤマラッキョウ。

コゴメグサ。

ここの登山道は「中央分水嶺トレイル」だ。

振り返って車山を眺める。

山彦谷南の耳へ到着。下りが滑りやすい。

直立姿勢が美しい。

山彦谷北の耳に到着。

左は八島湿原。右は鷲ヶ峰。トリカブトの群生地が数か所ある。

ナギナタコウジュ(薙刀香薷)。花が片側だけに付いている。

やっと男女倉山(ゼブラ山)に到着。車山乗越から1時間35分。頑張りました。

左は八島湿原右は鷲ヶ峰。

男女倉山から約100m下ると左側にツクバトリカブトを発見。

咲き出したばかり。群生地があるが今はまだ蕾。

笹をかき分けて進む。ストックで葉を避けて登山道を確認。木の根や泥濘があった。

トイレで用をたし、奥霧小屋跡方面へ進むと、鮮やかな花を発見。

アサマフウロが群生。

奥霧小屋跡の向の広場で昼食。私は車山肩へ向かう。同行者は八島湿原を散策。キンミズヒキがきれいだ。

沢渡へ向かう道にはクサフジが多い。

ツリガネニンジンも多い。

ズーム。

ズーム。

キンミズヒキが群生している。

ワレモコウも群生。

キンミズヒキとワレモコウがコラボ。

オオバギボウシ。

車山肩はもうすぐだ。バイオトイレ有。車で八島湿原へ向かい同行者と合流し帰宅する。

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装備・携行品

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登った山

霧ヶ峰

霧ヶ峰

1,925m

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