行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
その他
その他:
自宅(23区内)から自転車で自走、途中にデポ、そして徒歩。
この登山記録の行程
甲州道中 - 高尾山口駅 - 清滝 - 1号路 - 薬王院 - 高尾山山頂
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ハイカーとサイクリストの中間かのような存在に、古道のパスハンターという山行のスタイルが。
そもそも歴史散歩のサイクリング版で、道の歴史を詰めると山に入らざるを得ない。
近世の古道に例えても、山に埋もれ消滅しつつあるケースがほとんど、その探求は自ずと低山バリに。
その古道の峠道の多くは山城と相対で... 古城派に近いと言えば近いか?
(1000m以下が主なフィールド。それは都内西部の山城の分布に起因。たとえば2000m超の山城ルートは稀。)
まどろこしい説明ですが、山の史跡探訪が目的な、山の歴史派。スポーツ走行派ではない、山道走行が目的ではない。
低山バリに例えても、バリならなんでもではない。史実を基に失われつつある道を詰める、闇雲に踏み荒らすわけではない。
で登山系SNSを参考にすることも常々、そこでパスハンターとして有用な情報が提供できればなぁと思うのですが...
却って荒れることもあり得るんで、あえて曖昧なルート紹介に。それでまあ、たまにはこんな話も参考になれば、ちょっと公開してみます。
都内古道派パスハンターは冬季メインのカルチャー。この時期、夏季は休業。でも体力温存にサイクリングは持続。
8月に例えると、森林地帯との往復でおよそ2000km走行。エクササイズ+森林浴のようなもの?
(平たく言うと、早朝、23区内から山の麓までサイクリング、そこでお茶して帰ってくるというような。)
ちなみに自転車で月2000km走行は、たとえばロードレーサーでは平均的な値でしょうか。走り込む方は月3000kmは走るそうです。
では月に2000km乗ると、それが登山にどんな影響を及ぼす? その一例、以下、画像で説明。
(わりとシニア層向けの情報? 私がすでにシニアとか言われちゃうんで...。)
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参考。この時、ザックは約6kg、自転車工具込み。ストックは1本、一本杖は日本古来の伝統的な山旅スタイル。
出発前に約1500カロリー摂取、高尾山口駅で約380カロリー摂取、山頂で約530カロリー摂取、下山後の麓で約180カロリー摂取、1日トータルでは約4000カロリー摂取。
この自転車そのものは、画像でも説明したように、ただの古くて重い実用車でタイヤサイズは650A。23区内-高尾駅区間も、ギヤ比2.23のみ使用なシングルスピード走行。
(このタイヤサイズとギヤ比は、一般的なママさん自転車と同等。これで23区内-高尾駅区間を100回以上往復してます。)
もちろん適正なセットが出ているのが必須条件。でないと身体を壊す可能性が。それにはある程度の専門的な知識が必要に。
でも機械いじりが好きな方には、そんな難しい話ではないはず。お手持ちの自転車を活用で、セッティングさえ出せれば、体調管理と登山のためにも有用かと。
(セットが出ない場合、そもそもフレームサイズが身体に合ってない可能性が。)
重い車体で月2000km+登山も可能なのは、セットが出ている故に無理がないからです。
登山のトレーニングに自転車が有効であることの参考になれば幸いです。
フォトギャラリー:10枚
実用車とされる種類の自転車。この状態で約24kgな鉄の塊。オフシーズンは、たいていはこれで走ってます。ほぼシングルスピードで使用。そのギヤ比は、いわゆるママさん自転車と同等のスペック。すっ飛ばしたりしないんで、高速用ギヤは不要。
たとえば8月末日、自然の中での静観が目的な山までサイクリング。釜に飛び込み、滝に打たれるママ瞑想。修行ではない、あくまでもレクリエーション。
今週末、まずは高尾山口駅までサイクリング。画像は早朝の坊ヶ谷戸。自転車はデポ。ここまでおよそ42km。
徒歩で1号路。飯縄大権現社まで詰める、階段を一気に駆け上がる。飯縄大権現は戦神、勝負事にも御利益があるかも?
飯縄大権現社から一度下り(一町目の丁石付近まで戻り)、富士道で山頂を目指す。この飯縄大権現に登拝、富士道から縦走路に入るのが富士講ルートでも。
夏は麦わら帽子派。そのシルエットよりも石垣に注目、黒ボク石。黒ボクは富士信仰のメタファー、富士道の証。
高尾山山頂より富士を望む。ここまで、高尾山口駅-1号路-飯縄大権現社-高尾山山頂、ほぼノンストップなあっけないもの。歩幅と呼吸ともに安定、集中力が途切れることもなく、スタスタと。月2000km走行の効果だと思います。
ママのペースで下山。30度の炎天下、また42km漕いで帰宅。画像は、高尾駅は萬盛堂に寄り道。このようにルートから外れて、気軽に寄り道できるのが自転車のメリットでも。
翌日、早朝の森林地帯までサイクリング。森の中でお茶して帰還。走行距離60km。前日84km走行+高尾山と、7月末からインターバルなしです。このように連日走れるのは、やはりセットが出ている故。
おまけ。萬盛堂夏季の名物の一つ、酒マン! 萬盛堂の和菓子は保存料・防腐剤不使用な昔ママの製法。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | ライター | |||
【その他】 自転車 |
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