行程・コース
天候
初日:快晴、夕方雲海、2日目:快晴、3日目:晴れ時々曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:05:20上高地着(さわやか信州号)
復路:09:30上高地発(アルピコ交通路線バス)
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(05:32)・・・河童橋(05:35)[休憩 5分]・・・岳沢小屋(07:36)[休憩 10分]・・・岳沢パノラマ(09:14)[休憩 8分]・・・紀美子平(10:19)[休憩 3分]・・・最低コル(10:41)[休憩 15分]・・・奥穂高岳(12:11)[休憩 30分]・・・穂高岳山荘(13:18)
【2日目】
穂高岳山荘(04:42)・・・涸沢岳(05:02)・・・涸沢のコル(05:47)・・・北穂高岳(06:59)[休憩 25分]・・・A沢のコル(08:35)[休憩 20分]・・・南岳小屋(10:55)[休憩 15分]・・・天狗原稜線分岐・・・中岳(12:41)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘(14:01)[休憩 50分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(15:11)・・・グリーンバンド・・・天狗原分岐(16:06)・・・水俣乗越分岐(16:37)・・・ババ平(16:54)[休憩 6分]・・・槍沢ロッヂ(17:19)・・・一ノ俣(17:47)・・・横尾(18:27)
【3日目】
横尾(04:32)・・・徳沢(05:19)・・・明神(06:03)[休憩 17分]・・・河童橋(06:59)・・・上高地バスターミナル(07:02)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
そういえば今夏は穂高に行っていない、と思い立ち、大キレットを奥穂→槍へ縦走。槍は穂先への行列を見てパスしたが、快晴に恵まれ素晴らしい岩稜歩きとなった。
初日、上高地から岳沢、吊尾根経由で奥穂へ。重太郎新道は岩場の急登だが最短で主稜線に立てるので好きなルート。穂高岳山荘テント場の混雑が心配だったため前穂はパス。奥穂山頂からは槍も笠も常念も見事だけれど、ジャンダルムの要塞感に釘付け。山荘はテン場を含め超満員。夕方は雲が広がり、雲海と十六夜の月が幻想的。
2日目、日の出前に涸沢岳に登ると見事な朝焼け。早朝で体が目覚めきっていないうちに、いきなり岩場の急下降。昨年逆ルートで登った時に緊張した、鉄梯子前後のポイント、垂直の岩を穿たれた鉄杭を頼りに慎重に下る。北穂手前辺りから所々すれ違い渋滞。登り優先も、安全に待機できる方が待つ。北穂山頂は大キレットから槍への稜線が絶景。飛騨泣きは滑落・落石防止で神経を消耗。長谷川ピークからは岩の稜線を辿って南岳への登りに取り付くが、こちらは体力と筋力を消耗。登った先の獅子ヶ鼻は大キレットの展望台、歩いてきた道を眼下に充足と安堵。
南岳から槍の間は初めて歩く。3000m峰が連なる天空の縦走路で、意外とアップダウンがある。大喰岳から飛騨乗越まで気を揉むほど下り、槍の肩に登り返し。遠くから見えていたとおり、小屋から穂先まで人が連なっている。槍穂縦走で槍に登らないと締まらないかな、と思う反面、槍は登山を続けていればいつかまた来るだろうと、今回はパスして下山。槍沢はかなり水量が多く、一部で登山道に水が溢れる。明日は連休最終日なので早めに帰宅すべく、夕闇が迫る中を横尾まで降りてテント泊。ここはもう下界、充実の売店で炭酸を買って、水道でジャバジャバ手を洗う。
3日目、横尾から上高地の11kmの林道歩き。実はとても苦手で避けたいルートだが一択なのでやむ無し。上高地BTでバス整理券を入手してからアルペンホテルで入浴、0700ー1000に外来入浴の営業をしている下山者の強い味方。入浴後、梓川のほとりでテントを干しながらコーヒーを淹れてゆったり。見上げる吊尾根が次第に雲間に消えていった。
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