行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
鴨沢(08:33)・・・小袖乗越(09:03)・・・堂所(10:44)[休憩 12分]・・・ブナ坂(12:31)[休憩 20分]・・・雲取奥多摩小屋(13:27)[休憩 6分]・・・小雲取山(14:16)・・・雲取山(14:39)[休憩 7分]・・・雲取山荘(15:13)
【2日目】
雲取山荘(07:32)・・・雲取山(08:06)[休憩 33分]・・・小雲取山(08:53)・・・雲取奥多摩小屋(09:21)[休憩 3分]・・・ブナ坂(09:55)[休憩 5分]・・・七ツ石山(10:17)[休憩 3分]・・・七ツ石小屋(10:44)[休憩 21分]・・・堂所(11:40)[休憩 11分]・・・小袖乗越(13:04)[休憩 2分]・・・鴨沢(13:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨、猛暑、秋雨によるシーズンオフ(笑)が終わり、登山シーズン開幕!昨年猛暑日に甲斐駒ヶ岳に登り熱中症気味になったので、猛暑の期間は高い山でもなる可能性が高いと判断し、シーズンオフと考えることにした。
山歩きは2ヶ月ぶりにもかかわらず、開幕そうそう、雲取山にテント泊で14、15日に登った。日帰りなら下山している時間まで、登り続けるのは初めてであり、しかも荷物は22kg!これまでトレーニングで17~18kgの荷物&ストックなしで登ってきたが、ストックを使ってもこの差は大きく、しんどかった。ジムで脚のトレーニングを続けていたので、なんとか完歩できたというところだろう。9月6~8日で常念岳・蝶ヶ岳にテント2泊で登る予定をしていたのだが、天気が悪そうなのでキャンセルしたのは、今思えば良かったのかもしれない。
初日の登りは、かなり疲れていたので、当初七ツ石小屋、七ツ石山のコースを予定していたが、一番楽な「下段のまき道」に変更した。これにより、体力と時間がかなり節約できた。荷物が重い場合、登りではこのまき道を選んだ方が良いだろう。ここで疲れると後がたいへん。
上記行程を見ると、堂所~ブナ坂、奥多摩小屋~小雲取山で標準タイムをかなり超過している。奥多摩小屋からヨモギの頭(1813m)までの坂がとても辛く、10歩歩いては止まるという感じだった。ここが一番しんどかった。
上に行くにつれてどんどん霧が濃くなった。雲取山山頂で無線で遊ぶ予定をしていたが、時間もかなり遅く天気も悪かったので、中止にして雲取山荘に向かった。この間の道は岩が濡れていたのでとても滑りやすかった。慎重にゆっくり下ったので、ここも標準タイムよりかなり時間がかかっている。
テント場につくと、既に良い場所はほぼ埋まっていた。奥多摩小屋が閉鎖された影響が出ているのだろうか。平らそうな場所を探し、お隣さんに「ちょっと近いですが、いいですか?」と声をかけると、「こちらの方がいいんじゃない?」とすぐ横を指示された。通路が狭くなるから遠慮していたが、確かにこちらの方が平らで広い。聞けば、混むときは通路がなくなるらしい。テントの設営が終わり、もう一人のお隣さんを見ると、見覚えがある。大きなザックを背負って颯爽と追い抜いていった人だ。尋ねるとやはりそうだった。その若者は僕より約1時間遅く鴨沢バス停を出発し、30分ほど早くテント場に到着したらしい。もっと早く着いていたのではないかな。僕より2時間ほど短いというところか。速っ!
最初のお隣さんの荷物は15kgだとのこと。登山5年目で僕より少し年下。現在の僕の荷物状態を経由して、軽量化を試行錯誤されてきたとのこと。いろいろ教えてもらい、とても有意義で楽しかった。
夜はずっと雲の中で、山荘の方は木がなくて霧状態だったが、テント場は木の葉から水滴が落ち、小雨のように一晩中降った。テントはびしょ濡れ。これだけは残念だった。
山荘のトイレは「山の勾配を利用した特殊な汚水処理」をしているとのことで、トイレットペーパーが流せる。どんな処理なのか、興味津々。
2日目は朝から快晴!早めに朝食にしたつもりだったが、予定より30分ほど遅い出発となった。雲取山山頂までの道は乾いていたが、結構急でしんどい。でも山頂の展望は最高だった。
ヨモギの頭の手前で例の若者にまたまた颯爽と追い抜かれた。荷物を背負っていないかのようなスピードでどんどん登っていく。走れるんやないか?20kgのザック背負ってトレランできるで。
下りでは七ツ石山のコースを取った。しかしこの登りは急で大変だ。山頂に着いてしばらくするとガスが下から上がってきた。山頂からの下りも急坂。往路で登っていたらどうなったことか。
七ツ石小屋では管理人さんと話をした。前日ヘリポートでテントを張った人がいたらしい。夕方に小屋の方が見かけたらしく、バテて動けなくなっていたようだ。「ビバーク、ですね」とのこと。鴨沢からのコースは初心者向けのコースとなっているが、傾斜が緩やかなだけで、雲取山山頂までの標高差は1500mもあり、テント泊を初めてやる人が重いザックを背負って登るのはかなりきついコースなのだそうだ。そのような人のために七ツ石小屋があり、身軽な状態で雲取山まで往復するのがいいそうだ。奥多摩小屋が閉鎖されたためテント場も予約制になり利用しずらくなってはいるが、確かにその通りだと思った。
15kgまで軽量化しないと。ちょっと重すぎる。
<温度>
・テント内
19:08 18℃
21:15 15℃
02:34 15℃
04:12 15℃
・テント外
05:30 11℃
<就寝時>
・服装
上:L1(ドライレイヤ半袖) + L2(長袖) + L3(ドラウトセンサー) + L4(フロウラップ)
下:TNFドライショート + TNFアルパインライトパンツ
足先:L1(ドライレイヤ)
・シュラフ(モンベル バロウバッグ#5)
・エスケープヴィヴィ(SOL)
<ザック重量>
出発時:ザック 21.0kg、サコッシュ 1.1kg (合計 22.1kg)
フォトギャラリー:48枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
【その他】 無線機 |
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