行程・コース
天候
一日目快晴、二日目雨のち晴れ
登山口へのアクセス
その他: 徒歩
この登山記録の行程
【1日目】
天女山登山口(10:40)・・・天ノ河原・・・海抜1800mの石柱・・・前三ツ頭(13:06)・・・三ツ頭(13:55)・・・権現岳(14:45)
【2日目】
権現岳(08:00)・・・青年小屋(09:00)・・・編笠山(09:45)・・・押手川(11:25)・・・雲海・・・観音平(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
二十一度目
南八ヶ岳 権現岳を目指して。
念願の八ヶ岳、駅からのアプローチの良い権現岳を選び、甲斐大泉駅から天女山登山口を目指す。道中、山は雲の中で少々不安を抱きながら天気予報を信じ進む。八ヶ岳高原道路との交差点過ぎに登山口あり。天女山駐車場を過ぎ海抜1,800m石柱までは、なだらかな樹林帯進む。石柱を過ぎると徐々に勾配が厳しくなり、息が上がって心臓がバクバクして進めなくなる。日光の女峰山に上がった時と同じ症状になり、前三つ頭に着いた時は13時過ぎ、引き返そうか迷っていた。下山してこられた方に三つ頭までの道中をお聞きすると「小一時間で着きますよ」との事で、三つ頭まで頑張ってみようと腰を上げる。少し休憩した為か症状は少し良くなり歩みを進めるが、急登に差し掛かると また進めなくなる。三つ頭で引き返すつもりで少しずつ進み、教えて頂いた通り小一時間で到着。ここで出会った方が「泊まる用意があるのなら、頂上は雲の上で絶景がみられます、もったいないから、がんばって登って下さい。」との事。ついでに山小屋の電話番号も教えて頂いた。着替えは持ち合わせていたので、権現小屋に予約を入れ、雲海が見たくて、もう一度奮起する。一旦下って登り返す頃、今までがウソの様に晴れ渡り、頂上が見えた。頂上では雲海が広がり富士山まで見渡せた。この頃には心臓がバクバクする症状も治まっていた。権現小屋に着き、表のベンチから雲で見え隠れする南アルプスを眺め、小屋の裏側からは夕日に染まる赤岳が見られ、次は何が見せてもらえるのか期待しながら、夕食までの長い間、表のベンチで過ごした。この時出会ったesprit様に 360度見える山々の名を教えて頂き、更に翌日のお別れするまで、ヘッドランプも持たず山小屋泊する様なド素人相手に終始、山の事を教えて頂きました。他の宿泊者の方々は、いろいろな写真を撮っておられ、星空撮影の際には、星の事を教えて頂き、人工衛星まで見る事が出来ました。若い小屋番さんは、夕食のご飯の量をひとりひとりに確認する、きめ細やかな配慮が有り、夕食のカレーライスとカボチャのスープは、とても美味しくて感動モノで、最高の山小屋泊になり、翌日はesprit様と赤岳を目指すことを決めた。しかし、翌日は濃霧に加え雨、赤岳直下の岩場は危険との事で、esprit様と一緒に下山開始。赤ちょうちんの付いた青年小屋を過ぎ、丸っこく大きな岩の集合地で岩から岩へ跳び進み、編笠山へ。編笠山では、雨も止み諏訪湖方面が良く見えた。下山中のesprit様との会話は終始、楽しく勉強にもなり、駐車場まで続き、最後には小淵沢駅まで送って頂き、本当にお世話になりました。いつか、一緒に赤岳を目指しましょう。
今回の山登りでは、前三つ頭で出会った方、三つ頭で山頂を目指す事を薦めて頂いた方、星の事を教えて頂き、更にはヘッドランプを貸して頂いた方々、若い小屋番さん、そしてesprit様に出会えて、最高の山小屋泊と山登りでした。皆様、ありがとうございました。
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