行程・コース
天候
曇のち一時晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
日光白根山ロープウェイ利用。往復2000円。駐車場はロープウェイ駐車場。無料
この登山記録の行程
ロープウェイ山頂駅(08:30)・・・七色平分岐(09:00)・・・日光白根山(10:30)[休憩 45分]・・・五色沼避難小屋(12:15)・・・五色沼(12:15)[休憩 15分]・・・五色山分岐(12:40)・・・弥陀ヶ池(13:00)[休憩 10分]・・・鞍部(13:15)・・・座禅山分岐(13:45) ・・・遊歩道展望台(14:10)[休憩 10分]・・・ロープウェイ山頂駅(14:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
関東以北の最高峰、日光白根山。ロープウェイを利用すれば初心者でも簡単に楽しめる。久しぶりに山頂から五色沼に下り、弥陀ヶ池をめぐる周遊コースを歩いた。ダケカンバの林は早くも色づき、山は秋の気配。天気はもう一つだったが、遠く雲の上に富士山が顔を出していた。
二荒山神社で安全祈願をし、シカよけの柵を通って登山道に入っていく。最初はロープウェイ利用者でも安心して歩ける白根山散策コースになっている。血の池地獄分岐(4番の表示あり)から登りが始まり、大日如来を過ぎると七色平分岐でここから本格的な登りとなる。
最初は単調な樹林帯であるが、「地獄なぎ」を過ぎると展望が開けてくる。武尊山や尾瀬の至仏山が望め、眼下に出発したロープワイの山頂駅が小さく見えてくる。森林限界をこえると一気に展望が開け、山頂とこれから登る登山道が見えてくる。ここから先は山頂まで崩れやすいガレ場が続くので、展望を楽しみながらゆっくり登りたい。
小さな岩場を過ぎると山頂の一角に着く。小さな祠があるピークから一度下り、岩場を登り返すと山頂である。山頂は狭く東側は切れ落ちているが、展望は申し分なし。東は中禅寺湖を従えた男体山が、北から西へは会津駒ケ岳、燧ケ岳、至仏山、武尊山へと続く。この日は雲がかかり、八ヶ岳や奥秩父の山々は見えなかったが、雲の上ににょっきりと富士山が顔を出してくれた。
下山は道標にしたがって五色沼方面に向かった。ガイドブックにはガレ場の急坂とあるが、道はしっかりしているので心配はない。やがて樹林帯に入り平たんな道になる前白根山への分岐がある五色沼避難小屋に着く。
天気や見る場所によって色が違って見えることから名前のついた五色沼は休憩に最適。広い湖畔から振り返ると、下ってきた山頂が見え、対岸には前白根山や五色山が湖面に映る。弥陀ヶ池も絶景スポット。どちらも紅葉シーズンには見事な景色が見られることだろう。
弥陀ヶ池から菅沼方面の道を分け、ロープウェイ方面への案内に沿って一登り。鞍部から右へ、座禅山コースをとった。座禅山の山頂を巻いて、途中座禅山火口を右に見ながら下っていく。道はしっかり整備されていて階段もつけられているので安心である。やがて座禅山分岐で遊歩道に合流する。シラビソの樹林帯の中の遊歩道にはいくつも分岐があるが、各所に案内板が備えられている。この日は山頂や尾瀬の燧ヶ岳がきれいに見える展望台を通る道をとって山頂駅へ戻った。遊歩道で山頂駅に向かうコースはいくつもあるが、どこを通っても時間的に大差はない。
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