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超激急登の登山路「天狗原山と金山」まだ花は残っていた

天狗原山&金山( 上信越)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

くもり・小雨・晴れ・曇り・小雨・曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: (往路)
前橋より17号と18号で妙義ICへ
妙義ICから雨の中長野IC間は高速道利用
長野から白馬へ抜ける国道406号で白馬迄
白馬から国道148号で小谷温泉分岐交差点(トンネルを越してすぐ)へ
右折して小谷温泉へ(露天風呂は10時から)
小谷温泉先の雨飾荘下の丁字路を笹ヶ峰への林道に入り4㎞で登山口へ
(復路)
往路の逆道順で自宅へ

この登山記録の行程

【車移動】 
            自宅    2:00
  5:36   天狗原山登山口
【山歩き】 
         天狗原山登山口  6:00
  6:47     水場     6:58
  8:54    天狗原山山頂  9:12
  9:48    金山山頂   10:11
 10:38    天狗原山山頂 10:47
 12:04     水場    12:06
 12:30   天狗原山登山口
【車移動】
         天狗原山登山口 12:57
 13:05   雨飾荘露天風呂 14:05
    入浴料金   寸志
   登山口からの距離  4km
     〃   時間  8分
 14:17  「蛍」蕎麦屋   14:55
 18:25    自宅

コース

総距離
約10.4km
累積標高差
上り約1,310m
下り約1,310m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 今週の3連休は台風と秋雨前線によりほとんどの山が雨予報、その中でも雨マークの無い天狗原山&金山へ、林道が通行可の内に(ヤマヤマGPVは8時以降の天気が表示されない)白馬のセブンイレブンで確認しても更新無しどうなっているんだ。

【山歩き】
 駐車場は登山口より手前30Mくらいの所とその手前の方に計3カ所ほど駐車スペース有ました、

 支度をしてから登りだしますが、いきなりの急登で前傾姿勢全開です、何もとりえのない急登を辛抱して登ります、水場の広場に到着(この時の水はいっぱい出ていましたが休息後登っていくと動物のぬた場が水源となっていて飲まなくてよかった)、急登はさらに続きます、下山でこの急登のすごさを目の当たりにみました、ストックがなければかなり深刻な状態になりますよ、捕まる木はなく皆草花なので俺達にはストック無しでは歩けなかったかも、しかもアップダウンが続きますので下りも安心できませんね、
三悪登山路ですよ(急登、泥濘、沢溝歩き)、沢溝の登り、お助けロープなどをクリアして時たまお花畑に出くわせて、しかも森林限界に近づくと白馬三山が見えるではないですかラッキーな展望を見ました目の前の岩ピークが天狗原山山頂かと思いましたが脇を通りすぎても山頂はまだまだ、その後アップダウンが続いてやっと草原に出ます、ここからが良い所なんですよ、展望(焼山、火打山、妙高山、たぶん黒姫、高妻、戸隠)とまだ残っていた花を見ながら山頂に到着、

 天狗原山でしばらく急登の疲れを取るため休んで目の前になだらかに広がる金山へ、歩きだしたら一気に急下りが始まり(すっかり展望に騙されました)登り返しで沢道を登りお花畑に出ます、その後もアップダウンで草原を詰めていき金山山頂に到着、小雨が落ちてきたので笹陰に入ってランチ休憩。

 下山は、往路を戻りますが樹林帯に入ると驚きの急下降が連続しています、良くマ~こんなところを登ってきたものだと感心しました、後半になると結構大きな登り返しが待っています。ただ登山路の整備はできているのでヤブ漕ぎ無しで歩けますが(刈払いも大変だったでしょうね)激急登に始まって激急下りで終わりました、今日は人っ子一人で会いませんでした、駐車場には俺達の車が一台寂しく待っていました。

 帰りの露天風呂今回は最高に気持ちよかった、湯船に入り疲れが抜けて行くような開放感がじわじわと心の中より湧いてきました・・・今回は我が家で使用している桶を持参しました(正解でした利用者が多くて)
 この山域に来ると次の目的地は蕎麦屋の「蛍」です、古民家風の作りの中ランプの明かりでそばを食う、ここへ来るようになってからは毎回寄り道して美味しいそばと天婦羅を、メニューは迷う必要がないくらいそばは二種類、後は時期の野菜天婦羅とこんにゃくぐらいですからね、山は修行でしたが降りれば天国の小谷村です・・・林道情報は小谷村ホームページに載っています。

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フォトギャラリー:71枚

登山口駐車スペースには
ゲンノショウコが咲いていました
花は望めないと思っていたのでパチリ

駐車スペースより30M位の所です
白い箱はヘルメット保管箱です(焼山は火山です使用してくださいと置いてあります)

九十九折の急登に
先週覚えたばかりのジャコウソウがありました

湿地帯を迂回するところに
キツリフネが一株ありました

すぐに水場の広場に到着
冷たい水です(手を洗う)
後で知った事ですが水場の水源地と思われるところは動物のぬた場みたい、ミズバショウは食い荒らされ根っこが露出

倒木のトンネルもあります
俺はハイハイで通過

急登の登山路は見どころなく
それでもダイモンジソウがこの一画に咲いていました

沢溝の歩き滑りやすいですし
流木が一杯

アップダウンの繰り返しで湿地帯に何度かおります
水芭蕉の葉がビックです

花も終わっているので
実を写します
ツバメオモトのようです

これはササユキ
赤い実とゴールドっぽい実があったので

チョット斜度が緩んだところの湿地帯には
白いセンキュウが咲いていました

出来る限り近づいてパチリ

その脇には
トリカブトの紫花

一つだけの花
トリカブト・・・あとから群生している所もありました

なんだこの花は
ナデシコみたいです
家に帰ってから調べました
シナノナデシコ

綺麗な花です
まさか花があるなんて思っていなかったのでしばらく眺める

展望もありました
これもまさかの展望
白馬三山です

またもやシナノナデシコがありました

その先には
白いヤマホタルブクロ
ちょっと覗いて見ます

オヤマボクチかな
オニアザミかな
いっぱい咲いています

ほんの数分ですけども
展望のある登山路を歩きます
白馬三山

黒姫山と高妻山かな

ロープ場を超えて
目の前にでっかいピークが
これが天狗原山の山頂かと思いこんでしまいました

花の実シリーズは続きます
シロマメの木の実

ゴゼンタチバナの赤い実

岩峰の脇を通ってアップダウンを繰り返して草原に
目にした山は焼山
これがそうだったのですね

その隣に続くのは火打山
今日はマサカが多いい
良き展望です

まだ先はあります、
これからは展望を見ながら
チョット色づき始めた草原稜線を歩きます

草紅葉と火打山

草原登山路わきに可愛いく新しい石仏があります

リンドウが満開の草原より
白馬三山

リンドウだらけの登山路を登る

この山景色を見ながら
山上の楽園となった緩い斜面を歩きます

天狗原山山頂より紅葉越し金山にを見ます
この景色な騙されました・・・まさかの長い下りが待っているとは

天狗原山山頂より草原の金山と焼山

荒々しい火山焼山のアップ

火打山を飛んで右横尾根稜線の上に妙高山が見えます

なかなか最後の登りを越してこない妻を迎えに行きました(一人ボヤキをつぶやいています・・・もう歩けないとか)

天狗原山山頂で一服休憩です

景色を見て先へ行く気になったようです。
焼山は「雲隠れの術」の準備中

いったん奈落の底に降りると草原には
タテヤマリンドウの小さな花が咲いています

ガスに飲まれ出した金山
草紅葉進行中の草原

チングルマの穂もまだ残っています

アキノキリンソウとハクサンフウロの共演

ハクサンフウロは多めに咲き残っていました

もう一息で山頂だよ
頑張れカーちゃん

目を閉じて何を思う
山頂到着

周りはガスに包まれてしまいました、
そして、
水滴がポツポツと

水滴を避けるように雨飾山方面の登山路に入り
竹の下でランチ休憩

下山の工程が長いので下山開始
ガスが取れて焼山&火打山をバックに記念写真

俺も・・・・

焼山からのこちらへ向かう稜線登山路がきれいに見えていました

この景色に・・・バイバイ

草原のお花畑付近に来ると
アオノツガザクラがありました

登山路を外して池塘に近づこうとすると
アオノツガザクラが咲いていました

登りでは見つけられなかった池塘です

そしてこれがお花畑です
アザミとトラノオが一杯
そしてこれから登り返す天狗原山の登山路が見えます

花畑の一画に
チングルマの穂が一杯

ミヤマキンポウゲも数少ないけど咲いていました

ウメバチソウとリンドウだけはいっぱい咲いていました

登り返してついた天狗原山山頂
山頂柱からは低木が邪魔して見えませんが
角度の違うところからは展望在り

再び山頂に到着

これから下山する原っぱです
紅葉し始めですね

ロープ場に咲く
オヤマボクチの背後のいがぐり頭

ロープ場を降っています

秋色のカエデが一枚

割と早く水場に到着しました

無事に下山終了
安堵感がにじみ出ています

登山口から駐車そペースを見るとうちの車だけ
そりゃそうだ、誰とも会わなかったもの。
お疲れ様でした。

帰りに
お蕎麦屋さん「蛍」に寄りました
明かりはランプ、囲炉裏ありの古民家風の店内
写真撮影OKをもらい撮りましたが
スマホカメラ使い方が今一でボケています

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 虫除け
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール ライター

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登った山

金山

金山

2,245m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
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歩行時間
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難易度
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コース定数
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