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湯ノ丸山・烏帽子岳~まるでプチアルプスを凝縮した登山が体験できる縦走コース!

湯の丸山・烏帽子岳( 上信越)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ~曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 7:20地蔵峠着(車は疎ら)
とてもきれいなトイレあり

この登山記録の行程

地蔵峠(07:40)・・・湯ノ丸山南峰(09:04)[休憩 26分]・・・湯ノ丸山北峰(09:40)[休憩 10分]・・・湯ノ丸山南峰(10:00)[休憩 3分]・・・鞍部(10:30)[休憩 20分]・・・烏帽子岳(11:43)[休憩 45分]・・・鞍部(13:15)[休憩 12分]・・・地蔵峠(14:20)

コース

総距離
約9.1km
累積標高差
上り約751m
下り約751m
コースタイム
標準3時間40
自己4時間44
倍率1.29

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

湯ノ丸山と烏帽子岳の2座縦走、とにかく景色が素晴らしい。湯ノ丸山というとやはり「ツツジ」。ですが、高度感あり、ちょっとした岩場あり、頂上部での稜線歩き、2座の間に谷がありそれぞれ独立しているため、いったん下って登り返す、そして周りの景色は百名山に囲まれている。ここまで書くとまるでアルプスを凝縮したような登山道と景色の連続。「プチアルプス」です。
湯ノ丸山はまるでお椀を伏せたようなまわるい山。なんかひょいっと登れてしまいそう・・・。それに対して烏帽子岳は岳とついてるだけ格好は「烏帽子」のようにとんがっていて、急騰を登るようなイメージ。この2座実際に行ってみると、まるで逆です。
湯ノ丸山は登山口のあるスキー場から登ると、いきなりの急騰⁈スキーのコースですから夏はかなり斜度があるので急騰です。歩くのに馬の糞に注意です(笑)。牧柵ゲートまでくるとここが交差点になり湯ノ丸山へ進みます。しばらくは両側にお花畑のある(こなあたりがツツジ平)登山道を歩きます。途中休めるベンチや写真ポイントがあります。観光地ですね。そして鐘分岐の交差点からいよいよ湯の丸山への登山ですが、徐々に斜度が増し、岩も増えます。かなり急騰で登り甲斐があります。そして、振り返ると篭ノ登山やその奥には浅間山の火口丘も見え始め、景色は高度感が増していきます。180度のパノラマです。山の形からは想像できない(笑)急騰に苦笑いでした。湯の丸山は実は双耳峰なんです。頂上の南峰はまるで蓼科山の頂上をプチにした感じです。そこから北へ稜線を歩きます。10分ほどで北峰につきますが、ここは金峰山の頂上をプチにした感じ(笑)岩の重なり具合が金峰山です。左に烏帽子岳、右に浅間山、そしてなんと正面には四阿山と根子岳。短いですがボリュームあるプチ縦走です。
そして烏帽子岳。湯ノ丸山の西側から下るのですが、烏帽子岳を見てその間の谷に吸い込まれていくように下ります。この雰囲気は蝶ヶ岳から常念岳の稜線を歩き蝶槍からいったん樹林帯に吸い込まれていく感じによく似ています。アルプスの稜線を歩くとアップダウン激しいからな・・っとまさにそれですね。ほどなく鞍部。ここで休憩して、いざ烏帽子岳!と思いますよね。登山道はとても歩きやすい。また烏帽子岳に直登せずトラバースしているので、楽に高度を上げている。気づいたら稜線にでました。目指す登山道には岩場が・・。これもプチ岩場。鎖場とかじゃなく楽しんでのぼれるような岩の斜面。この斜面頂上に上る斜面ではなく、そのひとつ前の頂に上る斜面なんです。登りきると本当の烏帽子岳が烏帽子のようにつんとつきあがって構えてます。「えっまだ頂上じゃないの・・?」と叫ぶ人が多いときくのはこういうことなんですね。事前にガイドブックで調べると「偽烏帽子岳」とよく書いてあります。実際の頂上には「小烏帽子岳」です。これも面白いです。で、本当の岩場をさらに登る。烏帽子岳頂上に登頂!楽しい稜線歩きでした。
アルプス登山をプチにしたようなこの湯ノ丸山と烏帽子岳の縦走。今度はぜひ青空のもと素晴らしい景色にご対面したいなと、何度も訪れたい山のひとつになりました。もちろんこの見た景色が素晴らしいから欲が出ます。

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フォトギャラリー:62枚

登山口。スキー場から。

スキーのコースを登り振り返る。

スキーのコースだけに結構急騰!振り返ると富士山のような山。西篭ノ登山。

登りきると交差点。ここから湯の丸山へ。

湯の丸山が見えた!
左右はお花畑。あの有名なツツジも。

ハクサンフウロ。

途中、湯ノ丸高原の写真スポット。

湯の丸山全貌。実は南峰と北峰からなる双耳峰。お椀をひっくり返したような感じの山。簡単そうにみえるが・・実は・・・

鐘分岐。ここから本格的に登山開始。

まずは緩やかな笹原。

徐々に斜度を増し、大きな岩も目立つようになる。

振り返ると西篭ノ登山と三方ヶ峰が目線に。

西篭ノ登山の左には、棧敷山と子棧敷山。その奥には日光白根山がどっしり構える。

かなりの急騰と岩の道になる。ハイキング気分で行くと結構手ごわい。

眼下には今まで歩いてきた登山道がよく見える。登ってきた!

リンドウが珍しく咲いている

マツムシソウ。

急斜面もあと少し。

登りきると頂上へのアプローチ。気持ちのいい尾根道が広がる。

湯の丸山2101m(南峰)
蓼科山の頂上のように石畳でただただ広い頂上。登った正面にとんがり頭の烏帽子岳。次に向かう山だ!

湯の丸山頂上の景色①
北峰と角間山
奥に四阿山と根子岳

湯の丸山頂上の景色②
角間山と鍋蓋山
奥に志賀高原の山々

湯の丸山頂上の景色③
村上山と棧敷山・子棧敷山。さらに西篭ノ登山。

湯の丸山頂上の景色④
西篭ノ登山、三方ヶ峰。
浅間山

浅間山を望遠で撮影
西篭ノ登山と篭ノ登山
黒斑山のある第一外輪山
前掛山
浅間山火口丘

湯の丸山頂上の景色⑤
三方ヶ峰の右には、富士山!

湯の丸山頂上の景色⑥
八ヶ岳と蓼科山

湯の丸山頂上の景色⑦
烏帽子岳

北峰へ向かう。その奥に四阿山が見える。

尾根を進み振り返ると湯の丸山の頂上。

北峰の頂上へ。いくつもの岩が折り重なる。金峰山のような感じ。

北峰頂上の景色①
烏帽子岳

北峰頂上の景色②
四阿山と根子岳

北峰頂上の景色③
西篭ノ登山と浅間山

北峰頂上の景色④
湯の丸山南峰

湯の丸山の頂上に戻る
頂上標は烏帽子岳にも浅間山にもその文字が見えるようになっている。

烏帽子岳に向け、湯の丸山を下る。
いったん谷底まで急坂を下る。

岩の登山道を下る

鞍部に到着。

さあ、烏帽子岳へ。

急斜面をのぼるかと思ったら、トラバース道、登りやすい登山道。

稜線にでた!気持ちのいい風が吹く。景色が360度に広がる。

烏帽子岳へ向け稜線をゆく

急こう配になり行く手には岩場も見えてきた。ここはさけるものもないため風が強い。

岩場の急斜面。楽しく登れます。

登りきるとそこは頂上ではなく「小烏帽子岳」頂上はあの先。騙されます(笑)

右手には先ほどまでいた湯の丸山。

正面には四阿山と根子岳。凛々しい!

目指す烏帽子岳!

最後の岩場の斜面。

烏帽子岳の山頂2065m

烏帽子岳頂上の景色①
小烏帽子岳
八ヶ岳

烏帽子岳頂上の景色②
上田市街

烏帽子岳頂上の景色③
妙高山方面

烏帽子岳頂上の景色④
四阿山と根子岳

烏帽子岳頂上の景色⑤
湯の丸山と浅間山・篭ノ登山

鞍部に戻って来た

鞍部から湯ノ丸山のトラバース道で登山口へ戻る

樹林帯に入る。しばらくこんな登山道を進む

キャンプ場へ降りてくる

キャンプ場の登山口へ戻る

(帰りのご褒美)
チーズ入り焼きカレー

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール

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登った山

湯ノ丸山

湯ノ丸山

2,101m

烏帽子岳

烏帽子岳

2,066m

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