行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
菅平牧場登山口(09:15)・・・根子岳(10:50)[休憩 20分]・・・分岐・・・四阿山(12:50)[休憩 20分]・・・分岐[休憩 20分]・・・中四阿・・・菅平牧場登山口(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
約1月半ぶりの山行。早朝に自宅を出発したこともあり、足は重かった。
加えて、上田市街から菅平牧場に行く途中で雨が降りだしたこともその要因の一つだろうか。
菅平牧場から根子岳に向けて歩き始めると、すぐに風が雲を押しのけて澄んだ10月の青空が顔を出した。少し黄色くなり始めたダケカンバの葉の美しさを青空が演出しているようだった。
根子岳までは歩きやすい道が続き、ダケカンバの林の中を進むと次第に視界が開けてくる。眼下には雲がうごめいていたが、その上には北アルプスの峰々が顔を出していた。うごめく雲がもう少し下がってくれればその雄姿がもっと大きく見れそうだと思ったが、無駄だった。
根子岳の山頂は開けていて心地よかった。少し休憩をとり後ろ髪を引かれつつ四阿山へ向かう。急な岩場を降ると四阿山との鞍部。そこから四阿山を望むと「はぁ~、あと300mか~」という気持ちになる。その気持ちを押しやり、登り始めると笹に覆われて足元が見にくい登山道が続く。次第に傾斜も急になり、足元もぬかるんでいた。少し歩くと「はぁ~、あと200mか~」という気持ちになる。我慢して歩き続けると広々とした分岐に到着。山頂まであと15分と気持ちがはやるが、山頂直下の階段と最後の急登が見えると少しトーンも下がる。
しかしである。人の多い山頂に到着すると浅間山の姿が目に入る。つやのある色だ、雄大だ、美しいフォルムだ。これをみたら今日の天気のように心も晴れた。
人の多い山頂を避けて広い分岐まで戻り昼食をとり下山。途中、荒々しい根子岳を右側に見続けた。楽しい山行だった。
下山後、上田城を見学。歴史は好きだ。お城も好きだ。10数年ぶりに上田城にいったが、真田家の家紋である六文銭がこれでもかとアピールをしてくる。でも全く悪い気分ではない。小さな真田氏が歴史の舞台で大きく躍動した。そこに惹かれるのだろう。そして、そんな兵(つわもの)どもの姿を根子岳、四阿山をはじめとした上信越の山々は見続けてきたのだ。