行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
武蔵五日市発7時10分数馬行きバス利用。バスの本数が少ないので帰りのバス時刻も調べておく必要がある。1時間以上待ってしまった。
この登山記録の行程
仲ノ平バス停(08:20) ・・・大平分岐(09:00)・・・槇寄山(09:40)[休憩 15分] ・・・田和峠(10:10)・・・数馬峠(10:25)・・・笛吹峠(10:40) [休憩 20分]・・・丸山(11:20)・・・小棡峠(11:35)・・土俵岳(12:05)[休憩 10分]・・・日原峠(12:25)・・・浅間峠(13:00)[休憩 10分]・・・上川乗(13:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
檜原村と上野原を結んだ古の峠道をいくつも越えていく笹尾根を、数馬の仲ノ平から上川乗へと辿った。この日東京は30度越えの真夏日であった。にもかかわらず尾根道には涼しい風がいていたが、木々の葉まだ緑。やはりこのコースは紅葉、そして木々の葉が落ちた晩秋から初冬がベストシーズンだろう。
仲ノ平バス停から左に下り秋川の橋を越え、集落内の舗装道路を登っていく。小さなお堂の先、集落最上部の民家の前を通って登山道に入っていく。単調な樹林帯の登りが続き、大平方面への分岐を過ぎると左側に大岳山や御前山が見えてくる。さらに樹林帯を進むと西原峠、槇寄山はすぐである。
槇寄山はこのコースの最高点、南側の展望が開け、絶好の展望台である。正面に富士の雄姿が大きくそびえ、右手には三つ峠の電波塔も望むことができた。
西原峠に戻り道標にしたがって笹尾根縦走路を進む。ます田和峠。ここも富士が美しい。地理院地図には仲ノ平からの登山道から直接登る道が出ているが、現地の道標にこの道はない。廃道になっているようである。次は数馬峠。ここには仲ノ平からの道が登ってきている。続いては笛吹峠。笛吹と甲州側の藤尾とを結ぶ峠で、小さな石塔が立っていた。
笹原の中を一登り、縦走路から右に折れると丸山である。広い山頂であるが展望はもう一つ。木々の間に富士がわずかに顔を出しているだけである。
入沢山は道標もなく知らない間に過ぎてしまう。そして小棡峠。上野原側に棡原(ユズリハラ)というところがあるので、コユズリトウゲと読むのだろうか。
土俵岳も林の中だが北側が開け、大岳山と御前山が大きく見える。そして日原峠。小さな石仏が鎮座している。このコース最後の登りを過ぎると東屋のある浅間峠である。縦走路はさらに東へ、三国峠から生藤山、さらには陣馬山へと続いているが、ここから先は関東ふれあいの道となっている。
浅間峠からはいっきの下りであるがよく整備されていて歩きやすい。小さなお堂を過ぎ、杉木立の中を下り小さな沢を渡ると舗装道路に飛び出す。上川乗のバス停までは10分ほどである。
この日たくさんのトレイルランの登山者と行き会った。このコースは奥多摩の山々70キロをめぐる日本山岳耐久レースの一部となっている。今年は10月13日から14日だそうである。上川乗のバス停にポスターが貼ってあった。
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