行程・コース
天候
☀ 8℃ 稜線2℃~5°
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
温泉公園市営駐車場前泊
温泉北口バス停から中房温泉登山口へ 積み残しは臨時便で対応してくれる。
この登山記録の行程
【1日目】
中房・燕岳登山口(07:50)・・・第2ベンチ(08:56)[休憩 10分]・・・合戦小屋(10:28)[休憩 10分]・・・燕山荘(11:50)[休憩 59分]・・・燕岳(13:20)[休憩 10分]・・・燕山荘(14:08)
【2日目】
燕山荘(05:40)・・・大下りの頭(06:45)[休憩 5分]・・・切通岩(08:01)[休憩 5分]・・・大天荘(08:50)[休憩 5分]・・・大天井岳(09:14)[休憩 10分]・・・大天荘(09:30)・・・東天井岳分岐(10:30)[休憩 10分]・・・横通岳南肩(11:30)[休憩 5分]・・・常念小屋(12:20)[休憩 59分]・・・常念岳(14:36)[休憩 15分]・・・常念小屋(15:40)
【3日目】
常念小屋(05:55)・・・王滝(大滝)ベンチ(08:22)[休憩 20分]・・・一ノ沢登山口(09:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
温泉北口バス停から中房温泉へ向け路線バスで入山、有明山神社を経由し50分程のバス旅。
バスは有明荘で2人下ろして中房温泉登山口へ着いた。用を済ませていよいよ登山開始。
合戦尾根はいきなり急登だ。つづらを返しながら登ると、突然1ベンチだ。
ほぼ30分毎に第二、第三、富士見ベンチと続き、稜線へ出た。合戦小屋は9時半到着、たくさん登山者が休まれている。我々もベンチを借りて大休止です。
尾根を辿ると、左の稜線上に槍の穂先が覗いている。振り返ると遠くに富士の山影だ。
合戦小屋から30分、三角点(3等三角点「濁沢」2488.2m)がある休憩地点(合戦沢の頭)へ到着だ。
前方に山小屋が見えてきた(^O^)/あと少し、そして11時47分主稜線へ出た、一気に前方が広がり北アルプスの山々が並んでいた。槍ヶ岳・笠ヶ岳・双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳が目前に広がる。そして燕岳がすぐそこに聳え、右奥には鹿島槍ヶ岳、五竜岳も見えている。遠くに妙高・火打ち・焼山・雨飾山・・・\(^o^)/素晴らしい
小屋で身軽になって燕岳へ向かう。稜線の道は花崗岩が風化した砂の道。大きな岩の間をお散歩気分でずんずん進み、名物のイルカ岩、そして山頂下の眼鏡岩へと登る。
13:20分、最初の目的地燕岳登頂です。360遮るものの無い山頂眺望です。先ほどまで見えなかった、立山・剱岳も見え、振り返ってきた道をたどれば、明日歩く大天井・常念岳の表銀座ルートが見える\(◎o◎)/!
充分に眺望を楽しみ、山荘へ引き返す。6人定員の蚕棚は、我々夫婦の貸切だった。窓の外に里の夜景を見ながら眠りについた。
2日目
5:20分安曇野の町はまだ夜景です。小屋の周りは日の出を待つ登山者で一っぱいです。
5:37分浅間山から光の帯が伸び、富士のシルエットが浮かぶ。日の出は5:50分浅間山の横に丸い太陽が昇った。反対側の槍ヶ岳は朝日が当たり、赤く焼けた槍穂が天を突いている。
笠ヶ岳から野口五郎だけに伸びる稜線にも朝日が当たり始めた。すがすがしい朝の空気を呼吸しながら、縦走路を朝の山歩だ。振り返るとお世話になった燕山荘から燕岳が見送ってくれている。
左側に八ヶ岳・富士・南アルプスを見、右に穂高から続く裏銀座の山並みを眺めながら進む至福の時が流れます。8時半大天井岳の登りに掛かる。途中に大天井ヒュッテ・喜作新道から東鎌尾根への分岐がある。我々は大天井岳への道を登り大天荘を目指す。30分ほど頑張って常念山脈最高峰、大天井岳の肩に着いた。大天荘のベンチで一休み。
荷物をデポして山頂ピストンします。15分ほどで山頂だ。大天荘へ帰り、再び南へ稜線を歩きます。次の目的地は2㎞先の東天井岳2,814mだ。
気持ち良い朝の山歩はまだまだ続きました。東天井岳は山頂下をトラバースして進みます。2,767mの尾根筋を越え山腹をトラバースしながら2,727mの標高点の鞍部へ下って行きます。ここはハイマツの大斜面を下ります。本日1番の雄大な縦走路です。先を行く登山者が蟻のように小さく見える。
そして11:50分常念乗越へ下る横道岳南の肩へ出た。丁度昼前、目の下に常念山荘のマッチ箱のような赤い屋根が見えている。目標は見えているがなかなか着けない、200mの下りだ。12:20分やっと常念乗越に立つ常念小屋へ到着した。
受付を済ませ、明日の天気を聞く。昼前から雨・蝶ヶ岳ヒュッテで足止めの可能性があるとの返事だった。夕方まで様子見だ。そこで、明日超える予定だった常念岳へ今日の内に登っておくことにした・・・( `―´)ノ頑張ろ~
昼食を戴き、13:20から常念岳へ往復2時間のアタックだ。体一つで登るので、どんどん登れる。下から見ると山頂と思えたピークは偽ピーク。胸突き8丁の常念の肩だ。更に150m登りやっと常念岳へ登頂した。
2,857mの常念山頂は岩ゴロゴロで狭い。山頂眺望はぐるりと見渡せる。圧巻は眼前に迫る槍ヶ岳だ。眺望を堪能し下りに向う。
15:30分再び小屋へ帰って休憩タイム(#^^#)・・・ 今夜の宿は6人部屋に2夫婦だ。
我々は自炊を済ませ、皆さんお食事中に早々と寝床に入った。明日は天気が崩れそう、下山することにしてゆっくり休みます。
3日目
今日は下山日、5時起きの6時出発だ。気温は5℃暖かい朝です。雲が広がり、天気は下り坂。常念乗越から一ノ沢をスタスタ下る。出発前に登山口へタクシーを10時に予約する。新しい階段やベンチが整備され、紅葉も楽しみながらどんどん下り、沢へ40分ほどで下った。ここは登って来ると最終水場。2,250m表示がある。
ほぼ1時間ごとに休憩場所があり、笠原沢・大滝・山の神と休憩しながら下ること3時間、
出発して3:20分で一ノ沢登山口へ無事下山した。
常念山脈縦走は、蝶ヶ岳を残しましたが、燕岳・大天井岳・常念岳と晴天の中歩けてとても満足な山行になりました。
詳しい山行記録はブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2019/10/23.html
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