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無雪期登山
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乗鞍岳 晩秋 (北アルプス・御嶽山)
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そらちゃん さん

この登山記録の行程

三本滝バス停(11:00)・・・三本滝(11:25)・・・分岐(11:45)・・・位ヶ原山荘(13:55)

【2日目】
位ヶ原山荘(07:00)・・・肩ノ小屋(08:28)[休憩 5分]・・・乗鞍岳(09:13)[休憩 15分]・・・肩ノ小屋(10:00)・・・富士見岳分岐(10:24)・・・富士見岳(10:36)・・・県境ゲートバス停(10:48)・・・畳平(10:52)


総距離 約10.9km 累積標高差 上り:約1,491m
下り:約595m
2019年10月14日。午後11時に自宅を出発し、いつものように相模原ICから圏央道に入ろうとするも電光標示に(八王子〜大月間 災害通行止め)とあったが、なぜか頭が働かず、そのまま圏央道に入ってしまった。
体育の日は休日なので道路は空いていた。しばらく走ると再び通行止めの標示が目に入り今更のように焦る。八王子の手前の高尾ICで降りて国道20号で行くしかないと考えていると、なんと高尾ICが災害で閉鎖中だ。仕方なく八王子西ICで降り南下する。
昭和天皇武蔵野陵の横を通り高尾駅前から20号に入るも、なんと大垂水峠も災害通行止めの標示が。やれやれだ。
更に南下し、国道413号に出る。結局、相模原IC近くに戻ってしまった。
津久井湖を過ぎ、国道が412号になり相模湖へ。
そして、相模湖駅前から再び20号に入る。相模湖ICから先の甲州街道を走るのは実に久しぶりだ。30年以上前にバイクツーリングで上高地まで行った時に走ったことがある。
前後を走行する車がずっと同じで、何台もの大型車輌と対向した。
ようやく大月ICに到着。再び中央高速へ入る。午前1時を過ぎているので、先を急ぐ。
そして、双葉SAに到着。車中泊だ。あまり混雑してなくて良かった。

さて、今回は乗鞍岳を狙う。約1年前、三本滝から登り、帰りはバスで下山する計画だったが、登山道が工事中で閉鎖中で、なおかつ乗鞍エコーラインが路面凍結でバスが運休。断念し、上高地散策に切り替えたのだ。

10月15日。朝8時前に起床。前回の不眠の経験があったので心配だったが、まずまず眠れたようだ。
くるみパンと野菜ジュースで朝食を済ませ出発。途中、諏訪湖SAで休憩し松本ICで降り国道158号を行き、コンビニで食料を調達。乗鞍エコーラインに入り、10時半頃に三本滝の駐車場に到着。
準備を済ませ三本滝に向け出発だ。観光地なのでそれなりに人出がある。外国人も多い。
20分ほどで三本滝に到着。
三本滝は、それぞれが趣きの異なる滝が合する名勝地だ。中々に素晴らしい滝だ。
ここからは急登になり本格的な登山の始まりだ。
樹林帯を進むが、何度もエコーラインを渡る。休業中と思しき冷泉小屋を過ぎ、午後1時半頃に位ヶ原山荘に到着。本日の宿だ。
この山小屋はエコーライン沿いに有り、チャリンコライダーの休憩所としても重宝されているようだ。
手続きをすると本日は宿泊者は自分1人だけのようだ。素泊まりなので、ご主人も気が楽だろう。素泊まり4500円とリーズナブルである。
オフシーズンの山小屋は久しぶりなので、実にのんびりできる。貸し切り状態は何回目だろうか。外はかなり冷え込んできたがコタツとストーブでぬくぬくだ。
夕食は持込み食料と缶ビールで簡単に済ませ、コタツに脚を突っ込み、「岳人」のバックナンバーを読み、静けさを楽しむ。
星空が気になり外に出てみたが、月明かりが有りすぎて予想外だった。それでも外界で見るより素晴らしい。

明日の好天を祈りながら床に就いた。


2019年10月16日。午前5時起床。余りにも静かだったので、いつもよりよく眠れたようだ。外はほんのり明るい。風が強い。夜明けはまだ先なので小用を済ませ再び床に潜り込む。
5時40分に床を出る。ご来光を拝むために、フリースとウィンドブレーカーを着込み小屋の外に出る。
やはり風が強い。多少雲が出ているがまずまずの天候だ。小屋の壁板に掛かっている寒暖計を見ると―4度を指している。しかし、そんなに寒く感じないので、実際は0度前後だろう。
東の空が朝焼けを始めるが、ちょうど陽が昇るあたりに横長の雲が居座っている。
乗鞍岳からガスが流れてくる。ピーカンでは無さそうだ。
日の出の時刻を過ぎたが雲が動かず満足のいくご来光は望めなかった。

さて、準備を整え出発だ。少しエコーラインを歩き、登山道に入る。まずまずの急登なのでバテないように登る。
またエコーラインを渡ると沢沿いを歩くようになる。森林限界を越えたので、開けた場所では風当りが強くなる。そうなると体感温度がぐっと下がる。
1時間ほどで肩の小屋口という分岐点に到着した。エコーライン沿いに有り素晴らしく綺麗な避難小屋があったので中で小休止した。
ここから先はいわゆる大雪渓で、地図には(7月下旬まで夏スキー可能)とあるが、近年の猛暑ではどうなのだろう。今は斜面中腹にバスケットコートほどの残雪(推測)が見える。
吹きっ晒しの場所もあり身体に応えるが、快適な登りだ。

そして、肩の小屋に到着。小屋は今シーズンの営業を終了しており閑散としていた。
夏用のグローブだったので、手が悴んできた。風を避けるため公衆トイレに駆け込みザックからオーバーグローブを出し、手にはめた。
さて、ここからは歩きにくいザレた斜面だ。ほとんど人がいない。ちょうど始発バスが畳平に到着した頃だろう。
朝日岳(2975m)直下を通り、蚕玉岳(こだまだけ2979m)を越え、頂上小屋の横を通り抜け、最後の急登を終えると乗鞍本宮奥宮の前に出る。
ついに乗鞍岳剣ヶ峰に登頂だ。3026mは標高第19位である。そして、19番目の3000m峰だ。
しかし、ガスっていて何も見えない。強風で寒い。奥宮の宮司さんだろうか。ほぼ同時に登ってきて、神社のシャッターを開けようとしているが中々開かず辟易していた。

雲が天空をすべて覆っているわけではないので、ガスが晴れるまでしばらく待つことにした。
そして、30分ほどでガスが切れ始めた。山頂からの眺めは最高だ。奥穂高岳、前穂高岳、西穂高岳が岳沢越しに真正面から見える。焼岳が近くにある。
真下には権現池が見える。
乗鞍岳はいくつものピークを有する独立峰で、山域面積はおよそ250平方kmにも及ぶ巨大な独立山塊である。
ガスが切れているうちに、剣ヶ峰の全体像が見たいので、急ぎ富士見岳へ向かう。
始発バスで来た多くの登山者とすれ違い、肩の小屋まで戻った。
この先は未舗装の車道を歩き、富士見岳入口からザレた道を登り切ると富士見岳(2827m)の頂上だ。抜群のロケーションだ。剣ヶ峰全体が一望だ。しかし、風は強い。下に見えるのは不消ヶ池(きえずがいけ)というらしい。
充分に景色を堪能し、名残惜しいなか下山だ。岳沢越しの穂高連峰を正面に見ながら下り、30分ほどで畳平バスターミナルにたどり着く。
バスが1台待機しているので時刻表を見ると、10分後に出る。急いでチケット売場でチケットを買い、バスに乗り込み空いているシートに腰を落ち着けた。席は7割ほど埋まっている。
さて、バスは畳平を出発し乗鞍エコーラインを下り始めた。途中、何ヶ所かのバス停で乗車があったので車内はほぼ満席だ。
そして、三本滝の駐車場に帰り着いた。荷物を整理し、車を出した。
3000m峰を1つ達成できたので、満足のいく山旅だったと思いながら、長い帰路に就いた。



※追記
帰りの中央高速もまだ大月〜八王子間が通行止めなので、大月ICで降り国道20号に入ったが、夕方になっていたので上下線とも大渋滞で、大月から横浜まで3時間半掛かった。
やれやれだ。

登山中の画像
登山画像
畳平(富士見岳より)
登山画像
剣ヶ峰全容(富士見岳より)
登山画像
穂高連峰。奥穂には雲が掛かっている(富士見岳よ…
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乗鞍岳山頂・剣ヶ峰に鎮座する乗鞍本宮奥宮
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山頂でブロッケン現象
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大雪渓を行く
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位ヶ原山荘
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山荘から望む朝焼け
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コルリかな
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三本滝(右端と中央)
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三本滝(中央)
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三本滝手前の大滝
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、健康保険証、ファーストエイド・医療品、非常食、行動食
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