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嵐の後の浅間尾根、お馴染みさん達の安全点呼

払沢の滝、浅間尾根( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)ホリデー快速あきかわ1号で武蔵五日市、8:10発都民の森行き急行バスにて本宿役場前下車
復)数馬温泉センター前14:53発バスにて、武蔵五日市

この登山記録の行程

本宿役場前(8:30出発)-(春日神社参拝)-払沢の滝バス停(8:41)-(払沢の滝歩道)-時坂峠登山口(8:55)-時坂峠(9:25)-峠の茶屋(9:43)-浅間嶺展望台(10:47/10:55)-浅間神社(11:05)-人里峠(11:21)-浅間石宮(11:40)-一本松ピーク(11:50)-サル石(12:06)-浅間尾根登山口バス停分岐(12:15)-白岩沢林道交差(12:27)-数馬峠(12:32)-浅間尾根登山口バス停(12:55)-(竜神の滝)-数馬温泉センター(13:10)

コース

総距離
約12.9km
累積標高差
上り約1,228m
下り約844m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

台風の被害状況が気になる檜原村の浅間尾根を歩いて来ました。途中何ヶ所か足場の不安定な場所がありましたが、尾根上の通行は全く支障ありません。払沢の滝への遊歩道は通行止めとなっていました。

≫台風19号から1週間、通い慣れた山間の道路網が寸断された状況が続いていますが、数馬行きのバス路線が何とか復旧したとのニュースに居ても立ってもいられず武蔵五日市駅に降り立ちました。

前日に運行再開したばかりの都民の森行きの急行バスは、平常であれば臨時バスが出る人気路線ですが、今日は1台だけでの出発です。本宿村役場前で下車して春日神社に入山の挨拶を済ませてから払沢の滝に向かいましたが、案の定、谷沿いの遊歩道は通行止めとなっていました。

浅間尾根の玄関口にあたる時坂峠までは林道と山道を交互に歩きます。峠の手前に歩幅一歩分ほど道が崩れた箇所があり、慎重に跨いで通過します。

峠の茶屋(休業中)の先の沢筋にある「そば処みちこ」は昨年末、惜しまれつつも閉店した筈ですが、お店の前でご婦人(多分、みちこさん)が石を運んで道の修復作業をされているのでお訊ねしたところ、この春、そばがきのお店「瀬戸沢」として季節限定で再オープンされたとのこと。台風後初めての開店を前に荒れた道の応急処置をされていたところで、その他にも沢から引いている水の事など、心配事は尽きないご様子でした。

みちこさん(?)に見送られて沢筋の道に踏み入ります。 一部水に流されたような場所もありましたが、古道に相応しく、道に敷かれたゴロ石がしっかり道形を残しています。途中、斜面が崩落した箇所がありましたが、通過に危険を感じる程ではありません。 尾根筋の道はいつも通りで、台風の影響は全く無かったので一安心です。

この浅間尾根、登山道としてはやや単調ではありますが、古来往還の面影に惹かれて度々歩いていますので、道筋の道祖神などは既に顔馴染みといった感じがします。 台風で流されてしまった谷沿いのバス道のことを考えれば、尾根道が如何に安全で確実な往還道であったかが伺えるというものです。

道祖神の安全点呼を終えて尾根を駆け下り、過去一番の水量の龍神の滝を見学すると、こちらも被害が無かった数馬温泉センターで汗を流して、無事帰路につきました。

台風被害に遭われた地域の皆様のご健勝と、1日も早い復興を祈念いたします。
本日の総歩数24,239歩、歩行距離16.3km、消費カロリー1,042kcal、脂肪燃焼量74g也。

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フォトギャラリー:80枚

前日の土曜日から運転を再開した都民の森行き急行バス。乗客も少なく、1台で出発です。

本宿役場前で下車。

橘橋から見下ろす秋川の流れが、尋常ではありません。

何はともあれ、春日神社に入山のご挨拶。

北秋川街道を進んで、豆腐のちとせ屋の角から払沢の滝に向かおうとしましたが、、、

「土砂崩れ等により、払沢の滝までは行けません。」の看板、やっぱりか、、、。

それでも、行けるところまで様子を見に行ってみました。

郵便局記念館の前で行き止まりです。

林道に戻って、時坂峠コースに入ります。

ヒキガエル1号、ピクリともしません。

天気は何とか持ちそうです。

登山客用の観光トイレがあります。

時坂峠の手前の斜面に水流で流れ落ちた箇所がありました。慎重に跨いで通過します。

時坂峠に到着。

安全点呼1、

林道を進みます。

都心のビルが見えますね。

峠の茶屋(休業中)。

茶屋の前の展望台から、ガスに隠れた大岳山。

こちらは、御前山湯久保尾根の前衛峰。

山の神神社にもご挨拶。

?去年閉店した筈のそば処みちこの看板の横に、「営業しております。瀬戸沢」の看板が!?

広葉樹が色付き始めたようです。

林道を離れ、一旦、沢筋に下ります。

沢も今までにない水量です。

そば処みちこ、そばがきのお店として再開されているそうです。

みちこさん(?)に見送られ、沢筋を進みます。

ゲージツ!?

ヒキガエル2号、こちらも微動だにしません。

沢筋で道が荒れたところもありますが、通行に支障はありませんでした。

こちらは斜面が崩れた箇所(5,6mです)、慎重に通過します。

崩落上部の様子。今後も注意が必要でしょう。

道が流されているようにも見えますが、敷石がしっかりしていて、通行に困りません。

流石、甲州古道と言われることはありますね。

峠の先に空が見えるとホッとします。

生憎、ガスが湧いてきてしまいました。

途中、山腹の巻道と尾根道に分かれます。

今回は、尾根道を歩いてみました。

浅間嶺に到着。誰もいません。

お気に入りの御前山の姿はお預けです。

山頂下の休憩所では、地元の方が台風後の整備に出ておられました。

休憩所やトイレの点検掃除、有難いことです。

安全点呼2、浅間神社の「コノハナサクヤヒメ」

小岩浅間の尾根ルートを歩きます。

10円玉でお参り。

イヌシデの巨樹

晴れていれば展望のよい場所なのですが、、、

相変わらずのガスです。

人里(へんぼり)峠。

安全点呼3、人里峠の道祖神

台風前からの通行注意地点です。

浅間石宮にお参り。

安全点呼4、一本松ピーク下のすまし顔の道祖神。いつの間にか北向きになっていました。

元はこちら側にありました。そういえば少し傾いていましたっけ。

一本松ピーク。

9月に歩いた笹尾根の丸山の伐採地帯ですね。

猿の手形を探すのは諦めています。

少しだけガスが上がりましたが、御前山の姿は見られませんでした。

笹尾根側は雲が上がって来ました。日原峠と土俵岳。

安全点呼5、尾根腹南面の馬頭観音。

安全点呼6、浅間尾根登山道バス停分岐の道祖神。

ここからバス停には下りずに、風張峠方面に向かいます。

白岩沢林道を横切って、

もう少しだけ先に進みます。

最後の登り。

そして最後の点呼は、数馬峠の、一輪の百合を持った享保年間の道祖神です。

余り歩かれていない峠道を下ります。

倒木もありましたが、跨いで通れます。

左側に一軒の廃屋があります。

廃屋の正面を通って藪っぽい道を進みます。

下の集落に出てきました。

車道の傾斜がスゴイ!

秋川を渡れば、浅間尾根登山口バス停です。

龍神の滝に渡る木橋は無傷でした。

過去最高の水量です。

数馬温泉センターも無傷です。村の若衆が寄り合いをしていました。

訊けば、台風の反省会と、11月の人里のもみじ祭りの打ち合わせとのことでした。頑張ってください!!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ 修理用具
健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 行動食 テーピングテープ

みんなのコメント

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  • ガバオさん、こんばんは!

     浅間尾根の安全点検&点呼、お疲れ様でした。
     檜原村も台風被害が気になっていたところですが、師匠の点検&点呼のおかげで、登山道や道祖神に加え数馬の湯まで、無事が確認できホッとしているところです。払沢の滝へのルートはしばらくかかりそうですね。それと「そば処みちこ」の情報ありがとうございます。閉店したことも知らなかったのですが、そばがきのお店として再オープンしていたとはビックリ!無事に再開にできるといいですね。

     またまたの台風21号の接近。進路予想では関東からそれるようですが、これ以上の被害がないことを祈っています。

         ぼっけもん拝

  • ぼっけもんさん、こんばんは。

    ハイ、檜原村は吉祥滝の近くで檜原街道が一時閉鎖となりましたが、数馬の辺りは大きな被害は無かったそうで一安心です。

    それにしましても、台風19号の前後で安近短の山々の様子が一変してしまいました、、、。
    富士山が初冠雪したら行こうと思っていた上日川峠をはじめ、ポケットに入れてあった秋の山行プランの殆どが、アプローチルートの断絶やルートの安否確認が出来ない状況で、白紙に戻ってしまいました・・・。(涙)

    この週末も、馴染みの山の安否確認に行こうとも思いますが、さて何処から歩けば良いものやら、、、途方に暮れています。

  • ガバオ さん、おはようございます!

    おかげさまで、歩いて帰ってくることがでくる立花山には、本当に重宝しています。もう少し近ければ、出勤前に一登りしているかもしれません(笑)。
    さて、フリーザーバックコジーは、山小屋縦走で荷物を減らしたいといいものがないかなと探しているときに、↓で紹介されていたものを家にあった材料で作って見ました。袋ラーメンを使えるのて、お財布に優しく、ゴミもあまり出ずと、なかなかの優れものです。もし、機会があればお試しを。
    https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2113

    昨日もかなりの雨が降ったようですね。これ以上、被害が広がらなければよいのですが。師匠の安全点検結果の続報を心待ちにしています。どうぞご安全に。
    ぼっけもん拝

登った山

浅間嶺

浅間嶺

903m

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