行程・コース
天候
初日:朝まで雨だったが次第に晴れ、2日目:晴から薄曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央高速の諏訪南ICより美濃戸口まで、ほぼ舗装路下道。八ヶ岳山荘で駐車料2日分を支払い駐車。当日は6時着で、2/3位の埋まり具合でした。
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸口(06:30)・・・美濃戸(07:20)[休憩 20分]・・・行者小屋(10:30)[休憩 30分]・・・赤岳(13:40)[休憩 20分]・・・赤岳天望荘(14:40)
【2日目】
赤岳天望荘(07:00)・・・三叉峰(08:06)・・・横岳(08:20)[休憩 7分]・・・大ダルミ(09:05)[休憩 8分]・・・硫黄岳(09:38)[休憩 8分]・・・赤岩ノ頭(10:05)・・・赤岳鉱泉(11:20)[休憩 40分]・・・堰堤広場(13:05)[休憩 5分]・・・美濃戸(13:50)・・・美濃戸口(14:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
塩尻を5時出発、諏訪南ICを降り、美濃戸口に6時過ぎに到着。まず八ヶ岳山荘に寄り2日分の駐車料金1000円を支払う。駐車場は半分以上が埋まっていた。八ヶ岳山荘脇には登山ポストがあり、書いてきた登山届を提出した。
美濃戸口より登山道に入る。最初の橋が台風19号で流失しており車は通行止めで登山者だけ渡れる仮設橋になっていた。やまのこ村・赤岳山荘・美濃戸山荘までの道は大雨の後で車道としてはかなり悪路になっていた。
美濃戸山荘前より北沢ルートと南沢ルートに分かれる。南沢ルートは荒れているとの情報があったが、標準時間が短かったので南沢を選択、何度か渡渉しながら進むが、途中の仮設橋で滑り川に転げ落ちてしまった。穏やかな傾斜の歩きやすい樹林帯を沢沿いで進み、苔むした自然を満喫。でも途中ミスコースもあり美濃戸口から3時間半以上かかってしまった。
沢沿いのひらけた場所に出ると今日の目的地の赤岳や天望荘が目の前にそびえ立って見える。
ここから少しで、行者小屋に到着。横岳の眺望も素晴らしく、トイレも綺麗で素敵な山小屋で、ここで遅めの朝食とする。
行者小屋から赤岳までは地蔵尾根ルートと文三郎尾根ルートに分かれるが、文三郎尾根ルートを選択梯子連続でなく階段連続との記述あったので、文三郎尾根を目指す。急登の坂と象印の階段が続く。階段は見事に整備されていた。階段をやっとのことで登り切った分岐からは、今度は鎖場が連続しており、ひたすら3点支持で鎖場を上る。最後のハシゴを登れば赤岳頂上が目の前に出現。
赤岳頂上2899mでは、富士山・北アルプス・中央アルプス・南アルプスまで全てを見渡せる眺望が素晴らしい。上空は曇り、下界は雲海なるも遠く富士山が綺麗に見えた。今回は南八ヶ岳縦走予定なので、この日の宿の赤岳天望荘を目指す。
赤岳天望荘にチェックイン、この日は奮発し個室をお願いする。夕食はビュッフェスタイル、ちょうど夕焼けと重なり素晴らしい絶景の中での夕食となった。ドリップのコーヒーもいただき、満足の夕食だった。夕食後はちょうどワールドカップラグビーを談話室テレビで観戦。ここは携帯もばっちり受信できこの山行をSNSにアップできた。夜半はもう寒く、ダウンを着て床にはいる。
翌日、5時半起床、今回の目的の一つ、赤岳からのご来光を見に外に出る。遠く雲海の先に山のシルエットの合間に金色の太陽が昇る!視線を移すと朝日を浴びる赤岳、最高!さあ、朝食をいただき出発準備をしよう。頼んでおいたお弁当は、いなりずし弁当だった。
この日は横岳を経由して硫黄岳を目指す。横岳までは鎖場やハシゴがあり、足場の悪いルートで慎重に足場を確保して進んだ。八ヶ岳の稜線歩きは高度感もあり、ずっとの間、眺望も良いので雰囲気は最高。
横岳(2829m)に到着。 劣らずぐるりっと眺望が最高、相変わらず雲海の上の稜線歩き。快晴ではないが、日陰なくすぐ汗が出る。横岳を過ぎても鎖場が続き、注意して登り下る。大ダルミの硫黄岳山荘でトイレ休憩とする。こぎれいな山荘で、ぜひ今度泊まってみたい。このさき硫黄岳が綺麗に見える。
硫黄岳は頂上が広いく、硫黄岳から見る南八ヶ岳の山並みが綺麗。赤岳を登頂した達成感を改めて味わう。
硫黄岳より赤岩の頭へ下り、赤岳鉱泉を目指す。赤岳鉱泉で昼食弁当とした。でも弁当頼まずにここで暖かいラーメンでもよかったかな。
赤岳鉱泉から北沢コースで下る。堰堤広場からは車も通れるほどの広さの林道が続くが、台風のせいと思われる倒木が多数。倒木処理はさぞ大変だったろう。美濃戸山荘を通過し、美濃戸口に着く頃にはかなり曇天となっていた。14時半過ぎに八ヶ岳山荘に帰着、車で帰途に就く。
10月の終盤で混雑もなく、全行程、台風後の好天に恵まれた。
南八ヶ岳縦走は、達成感と山行の感動を味わえ、ああ、山に来てよかったと思える、素晴らしいコースだと思う。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター |
カップ | カトラリー |