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東京裏町アルプス拾遺04(成増から赤羽へ。板橋区と北区の追加分)

梶山、熊ノ山、との山、愛宕山、天王山、赤塚山、沖山、辻山、徳丸高山、天祖神社の浅間塚と御岳塚とおしわぶきさま、松山、正福寺山、日暮台、富士大山道道標、カニ山、殿山、赤羽山、稲付西山、稲付城跡、ちんちん山( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:学芸大学→東急東横線東京メトロ副都心線直通→地下鉄赤塚

復路:赤羽→京浜東北線→東十条→十条富士→ちんちん山→名主の滝公園→飛鳥山温泉→飛鳥山→王子→京浜東北線→品川→山手線→五反田

この登山記録の行程

地下鉄赤塚駅5:57→梶山(梶山公園)6:00→熊ノ山(下赤塚公園)6:23→成増駅6:33→成増との山(成増坂上バス停)6:39→愛宕山(愛宕塚、東武東上線陸橋)6:43→天王山(成増菅原神社)6:50→白子川7:04→上赤塚富士(赤塚氷川神社)7:21→赤塚山(赤塚城跡、赤塚公園)7:27→沖山(赤塚公園)7:47→辻山(貝塚、赤塚公園)8:01→徳丸ヶ丘公園8:07→徳丸北野神社8:09→徳丸高山(徳丸高山公園)8:12→おう坂(+徳丸一丁目公園)8:25~35→天祖神社(浅間塚、御嶽塚、おしわぶきさま)8:55→西台公園9:14→松山(サンシティ)9:28→正福寺山(中台さとやま公園)9:41→にりんそう公園9:51→どんぐり山(どんぐり山公園)10:00→中台二丁目公園10:06→中台南坂緑地10:12→日暮台公園10:18→富士大山道道標10:43→小豆沢公園10:51→カニ山(小豆沢公園)11:04→袋町公園11:15→袋町殿山(殿山の坂上)11:22→諏訪神社11:27→赤羽山(赤羽八幡神社)11:46→赤羽自然観察公園12:07→稲付西山(稲付西山公園)12:22→稲付公園(講談社野間清治邸跡)12:34→香取神社12:47→稲付城跡(静勝寺)13:05→赤羽駅13:12

合計7時間15分

コース

総距離
約28.2km
累積標高差
上り約434m
下り約461m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

10月22日(土)は、板橋区と北区に登り残しの山が大量にあったので、それをまとめて縦走してきました!

この辺りは前も書いたんですが、台地が荒川に向かって一気に高度を下げる場所なので、急峻な尾根と深い谷が交互に続き、超低山とはいえ縦走するとなると結構疲れます。でもその代償として眺めは非常に良く、至るところに絶景ポイントがあります。

まずはこの前行かなかった成増周辺の山から。成増駅の隣の下赤塚駅(地下鉄だと地下鉄赤塚駅。徒歩1分なのに駅名変える必要があるのか?)で降りて、駅のすぐ横の線路沿いに「梶山公園」をチェックしに行きます。やっぱり単なる児童公園で山じゃなかった…。

続いて「熊ノ山」へ向かいます。下赤塚公園周辺らしいのですが、若干の起伏はあるものの、山というにはあまりに…。

一応成増駅に寄って、次は成増の「との山」に向かいます。との山は成増駅北口西側の高台のことで、ちょうどいい案配に「成増坂上」というバス停があったので住宅街の中より眺めも良いのでその辺りにしておきましょう。

との山から坂を下って、登り返した辺りが「愛宕山」です。ここは線路沿いが一番高いんですが、少し住宅街に入ったところに「愛宕塚」という古墳があったらしいです。

愛宕山の次はようやく成増の真打ちの「天王山」に向かいます。山頂にある「菅原神社」周辺を昔はこう呼んでいたらしく、行ってみると白子川の谷を見下ろす非常に見晴らしの良い場所にあり、まさにこの辺りの王者の風格でした。

菅原神社から一応白子川まで降りてみます。すると白子川の橋の名前で「西山橋」というのを見つけました。東京側か埼玉側かわからないんですが、白子川の崖の緑地を昔は「西山」と呼んでいたのかも知れません。

白子川から再び登り、この前行った氷川神社の「上赤塚富士」と「赤塚城跡」に向かいます。赤塚城跡は広大な「赤塚公園」の一部で、この前は「赤塚山」としてここと東京大仏だけピンポイントで行ったのですが、赤塚公園を高速道路沿いに縦走すると、他に「沖山」「辻山」という山があるようなので、今回はそれも登ってみます。

まずは前回同様、赤塚城跡へ。そこから前と反対の北側に下ると池があって、池から新大宮バイパスを大きな歩道橋で渡ると、赤塚公園の高速道路沿いのエリアに入ります。高速の上から高島平方面が見渡せるんじゃないかと思ってたんですが、高速の壁の方が高くてそれは無理でした。

高速沿いに進み、高嶋大門の信号を渡ると、「沖山」のエリアに入ります。登ってみると、山頂は広場になっていました。

さらに進み、次は赤塚公園の信号を渡ると「辻山」のエリアに入ります。ここには昔、貝塚があったらしいです。

辻山から南に進む方角を変え、次は「徳丸高山」を目指します。近所にこの前行った北野神社の「徳丸富士」とちょっと山っぽい名前の「徳丸ヶ丘公園」もあるのでついでに寄って行きます。「徳丸高山」は南側が崖の「徳丸高山公園」になっていて、非常に見晴らしの良い場所でした。

徳丸高山の次は板橋でスリバチマニアの人に人気の「おう坂」に向かいます。ここは狭くて曲がりくねったこの坂を登るとスリバチ状の谷のどん詰まりにある「徳丸一丁目公園」に降りられるというちょっと神秘的で面白い場所です。

でもこの先が大変でした。まあ本日のハイライトと言ってもいいんですが、谷底から急坂か階段で尾根まで登り、また急坂か階段で谷まで下り、また登るという「ウソだろ~」と言いたくなる道が続きます。

そしてたどり着くのが、本日の板橋エリアの最重要ポイントである「天祖神社」です。ここは何が凄いかというと「富士塚」と「御嶽塚」が両方あります。さらに「おしわぶきさま」という山梨か秩父の奥地に行かないと拝めない「男根石」があります。さすが板橋!ありがたやありがたや。

天祖神社の次は「西台公園」「若木三丁目貝塚公園」を経由して、「サンシティ」に向かいます。サンシティは中台の急峻な地形を生かして作られた巨大な集合住宅で、この一帯はその昔、松の木が多く「松山」と呼ばれていたそうです。そんなわけで期待して行ったら、建物が団地然としていて残念な出来でした。やっぱこういうのは多少は高級感出さなくては!でも中台でそれやっても売れないのかな?

サンシティの次は日大豊山女子高の横にある「正福寺山(中台さとやま公園)」に登り、「にりんそう公園」に向かいます。二輪草は板橋区の区の花だそうです。

にりんそう公園の次はこの前行った「どんぐり山公園」と「中台二丁目公園」を経由して「中台南坂緑地」と「日暮台公園」に向かいます。西台から中台にかけては谷が深く急で崖にが多いので、眺めの良い公園がたくさんあります。

そして「富士大山道道標」を経由して、志村坂上駅まで行くと、ようやく板橋のマジなアップダウンは終わり、赤羽の多少はマシなエリアに入ります。地形図を見るとわかるのですが、ここから先しばらくは一直線の崖が続き、アップダウンも少くなります。

赤羽エリアで最初に向かうのは「小豆沢公園」です。野球場と弓道場のある広い公園で、木の葉が落ちれば景色がよいのでしょうが、今はまだ無理。

この小豆沢の東側の道を1本隔てた場所が「カニ山」です。山頂には「小豆沢神社」があります。

カニ山の次は「袋の殿山」です。袋というのは古い町名で少し手前の「袋町公園」にその名前が残されています。殿山は「殿山の坂」を登ったあたりの団地が山頂で北側の眺めが非常に良いです。

袋の殿山の次は「赤羽山」です。山頂は「赤羽八幡神社」で、赤羽駅を見下ろす、高速道路のトンネルが下を通っている高台にあり、ここも展望はすこぶる良いです。

赤羽山から赤羽駅はすぐそばなんですが、そちらへは行かずに暗渠になった緑道を通り、「赤羽自然観察公園」経由で「稲付西山」を目指します。赤羽自然観察公園は谷の上流が自然を残した形で広い公園になっているもので池や田んぼや古民家があります。稲付西山は城跡で「稲付西山公園」になっています。


稲付西山公園の次は「稲付公園」に向かいます。ここは講談社の野間清治邸の跡地で、前の坂道が「野間坂」と名付けられています。

稲付公園の次は「香取神社」に行きます。ここも高台にある神社で眺めがすこぶる良いです。ちなみに隣の寺が「稲付山」の表札を掲げていますが、一般的にここは稲付山とは言いません。

それでは稲付山はどこかというと、それは次に向かう今日最後の山である「静勝寺」のある場所です。ここは徳川家康以前の江戸を支配した「太田道灌」の「稲付城」があった場所で、お寺の他に太田道灌の像を祀るお堂もあります。赤羽は今は辺境の地ですが、昔は東京の中心だったんですよ-。

静勝寺から赤羽駅はすぐなので、あとはダラダラ歩いて、朝6時ちょっと前に出て13時17時、7時間15分かかって赤羽駅につきました。今日はアップダウンが多かったのでいつもより時間がかかりました。

赤羽で昼飯を食べようと思ったものの、ちょうど昼飯時で混んでいたので、昔から気に入っていた赤羽駅南口駅ナカの「ナポリの旋風」で大盛ミートソーススパゲティを食べてから、これも下町アルプスの時から気になっていた王子の「飛鳥山温泉」に向かいます。

でも14時30分からなので、東十条駅から寄り道をしながら向かうことにします。東十条なら歩いて行けばいいじゃんと思う方もいるでしょうが、スパゲティ食べに駅に入ってしまったので、電車に乗るしかあります。

東十条で降りたらまず懐かしの「十条富士」に向かいます。続いて山じゃないからどうでもいいと思っていた「ちんちん山」に向かいます。これは鉄道を越えるための車の陸橋の下にあって、名前の由来はちんちん電車です。変質者ではありません。

ちんちん山から近いのでこの前行った「名主の滝」にも寄って行きます。

そして王子に着き、ネットの地図通りに飛鳥山温泉に向かいます。そしたらこれが意外と遠く、14:30ピッタリに着く予定が着いたのが14時40分頃になってしまいました。

飛鳥山温泉は温泉と書いてあるものの温泉ではありません。井戸水の普通の銭湯です。ただ人工のラドン温泉や露天風呂は在ります。

飛鳥山温泉で汗を流した後、すぐなので「飛鳥山」を散歩しながら王子駅に向かいました。

ナポリの旋風|ジェイアール東日本フードビジネス
https://www.jefb.co.jp/brand/naporinokaze

飛鳥山温泉
http://asuka1010.main.jp/

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